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アイカツプラネット! 第5話感想

2021年02月11日 | アイカツプラネット!
 今話の名セリフ:「想像力を働かせて、身体を動かして、自分の中から、物語が生まれてくる感じ! いつもの道が、なんだか違って見えます!」(音羽舞桜)

 「アイカツプラネット!」第5話「シンデレラガール」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、事務所に、映画「シンデレラ」の主役のオーディションの話が来ました。
 ちなみに、監督の「片桐 ナタリー」は、ハリウッド映画も撮っているほどの有名監督。ここで主役に抜擢されれば、かなり人気になる事は間違いなし。
 ですが、舞桜は、演技の経験はない事から、エントリーされていませんでした。

 それでも、舞桜は、オーディションにエントリーしたいと思っています。
 となれば、特訓。栞、るり、響子も付き合う事になりました。


~ Aパート ~
 翌朝、特訓が始まりました。早速、舞踏会で王子様とダンスをしているシンデレラが、時計が夜の12時近くになり、王子様と別れなければいけないシチュエーションで演技をやってみました。
 しかし、身体が全然動いていないと指摘されます。口先だけでは演技にはなりません。

 という事で、もう1回やってみますが・・・、
「何やってんの?」
   
   
「映画のオー・・・、」
「あー!」
「映画のオー?」
    
   
「ここで問題! 舞桜の血液型はA型? O型?」
「は? 何で今?」
    
「今度生徒会のイベントに、シンデレラをやるかもしれなくて。」
「梅小路先輩!」
『おはようございます!』
    
「ちょうどいいじゃん! 男子に相手役やってもらおう!」
「そうね! じゃあ、私がシンデレラをやるので、王子様役をお願いできますか?」
    
「はい! 俺がやりたい! 俺、王子様やります!」
「俺も!」
「私もやりたい!」
    
 よし。だったら、女子生徒にお願いしよう。ぜひ、私に「キマシタワー」と叫ばせてほしい。
 え? るりは、男子に相手役をやってもらおうと言ってたのに、女子が王子様役をやるのは変? 聞かなかった事にしておきます。(笑)

「もうこんな時間! いけない・・・。急いで戻らなきゃ・・・。」
「さすが!」
「舞桜のシンデレラと違う!」

「当然!」
    
   
「って、感心してる場合じゃありません!」
「ヤバ!」
「遅刻しちゃう!」
「制服に着替えなきゃ!」
    
    
   
 いやいや。なんかツッコんでくれよ。「何だったんだ?」でもいいからさ。ツッコミ不在だと苦労します。(笑)

 しばらくして、響子の秘密の部屋で、舞桜達は昼食。この時にも、演技の練習をやります。
 本当は美味しくないのに、美味しいフリをしているとシチュエーションで演技をしてみましたが、舞桜はまだ、声の調子や言い方を変えているだけで、演技になっていません。そこで、るりが手本を見せました。
    
    
「美味しい・・・。」
   
   
「どう?」
「すごい! 演技って感じ!」
「うん! 口では美味しいって言ってるけど、表情や仕草で、本当は美味しくないっていうのが伝わってくる!」
    
「そう! 目線や息遣い、首の角度、身体の動き、全部がセリフになるんです!」
   
「身体の動き全部がセリフ・・・。」
「舞桜、大丈夫? できそう?」
   
「演技ってバレエに似てる! 分かってきた! よし!」
   

 そして、放課後、再び演技の特訓に入りました。
 まずは、何事もなく外を歩いている中、雨が降ってきたというシチュエーションで演技してみる事に。
「雨? 雨・・・。わー!」
    
   
    
「響子先輩の雨は、小雨みたい・・・。」
    
「あれ? 傘ない!」
「るりちゃんは、もう少し強い雨みたい!」
   
 その次は、アメはアメでも、飴が降ってきたというシチュエーション。
「キャンディ・・・。キャンディ・・・。」
   
   
「キャンディ!」
   
「いたた・・・。」
   
    
「るりちゃん、すごい必死!」
   
「響子先輩は?」
   
   
「響子先輩、拾ったキャンディを配ってるみたい!」
   
「オッケー!」
「どうでしたか?」
「演技って連想ゲームみたいですね!」
    
「そう! どんな風に感じて、どんなふうに動くか。大事なのは、想像力と表現力です!」
「想像力と表現力・・・。」
    

 それから少しして、舞桜は、1人で演技の練習をしていました。
「あ! 雨が降ってきた!」
   
   
「想像力と表現力・・・。」
   
「あの葉っぱを傘にしよう!」
   
    
    
「響子先輩!」
「いずみさんに連絡しておきました。舞桜ちゃん、オーディション受けてもいいのではないかと。」
    
「それでわざわざ?」
「今、とても楽しそうに演技していましたね!」
「はい! 楽しいです!」
   
「想像力を働かせて、身体を動かして、自分の中から、物語が生まれてくる感じ! いつもの道が、なんだか違って見えます!」
    
「綺麗な青空・・・。」
「シンデレラだったら、どう言うでしょうね?」
   
「朝から働き通しで、ふと窓の外を見たら、青空が広がっていて・・・。」
    
「まあ・・・。綺麗な青空・・・。まるで、私へのご褒美みたい・・・。」
   
    
「あ・・・。つい、踊っちゃいました・・・。」
「それが、舞桜ちゃんの個性です!」
    
「個性?」
「舞桜ちゃんは、舞桜ちゃんにしかできないシンデレラを演じたらいいんです!」
    
「私にしかできないシンデレラ・・・。」
    
   
    

 そして、オーディションの日を迎えました。「アイカツプラネット!」の世界に向かいます。


    Aパート終了直後のアイキャッチ

    Bパート開始直前のアイキャッチ


~ Bパート ~
 オーディション会場に行ってみると・・・、
「キューピットさんに食べてもらいたくて、マカロン作ってきちゃいました!」
「ありがとう!」
   
「この前のマフィンも、とっても美味しかった!」
「やった! オーディションも頑張って下さい!」
   
    
「あなたも受けるんでしょ?」
「あ、そうでした!」
    
 キューピットと話している子は「アン」。キューピットの事務所の後輩です。
 その後、栞が応援に駆けつけ、監督の片桐ナタリーが現場に到着しました。
   

 という事で、オーディションスタート。まずは、ルリから。
   
    
「あ。いっけない! もうこんな時間! 急いで戻らなきゃ!」
    
「お会いできて夢のようでした! 今夜の事は一生忘れません! バイバイ!」
    

 次は、アン。
    
   
「あ・・・。いけない・・・。もうこんな時間・・・。急いで戻らなきゃ・・・。」
    
   
「あの・・・。お会いできて・・・、お会いできて、夢のようでした!」
    
「今夜の事は、一生忘れません!」
    

 続いて、ビート。
    
    
    
「あ・・・。もうこんな時間・・・。急いで戻らなきゃ・・・。」
    
   
「お会いできて夢のようでした・・・。今夜の事は一生忘れません!」
    
   

 いよいよ、ハナの出番が来ました。
    
   
    
    
    
「あ・・・。もうこんな時間!」
    
「いけない・・・。急いで戻らなくては・・・。」
   
「今夜の事は・・・。」
   
「やっぱり、もっと踊りたい!」
    
   
    
「あ・・・。踊ってたら、どんどん楽しくなっちゃって・・・。」
   
    
 本来の劇とは違っていたものの、好評だったようです。

 最後は、キューピット。
   
「あれ?」
「セリフがない・・・。」
   
    
「12時の、鐘が鳴った!」
    
「まだセリフを言わない・・・。」
「でも、目が言ってる。まだ帰りたくないって。」
    
   
「シンデレラが、見える!」
   
    
   
「これが、演技・・・。」
   
   

 全員の演技が終わりました。ナタリーに選ばれたのはキューピット。
「私、キューピットが、映画『シンデレラ』の主役を演じる事になりました。オーディションで沢山の候補の中から選んでもらえて幸せです。」
    
「王子様に選ばれたシンデレラも、こんな気持ちだったかもしれません。」
   
「感謝の気持ちを込めて、歌を届けます。」
   

   
    
    
    
    
    
    
    
    
   

 少しして、ハナは、ナタリーから声がかかりました。ハナが演じたシンデレラが一番ユニークだったようで、とっておきの役に選ばれました。

 その後日・・・、
    
 どうやら、ハナはネズミの役に選ばれたようです。主役ではないものの、近くの女の子から、可愛いと好評でした。
「演技って楽しいな! 新しい私に出会えて、新しいファンにも出会えて! 私、もっと色んな役をやってみたい!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「パーフェクトの神様
 映画のオーディションでトップアイドル・キューピットのすごさを目の当たりにした舞桜は、すっかり彼女のファンになりました。
 すべてが完璧なキューピットと自分では元からの才能が違うと、ひたすら感激しますが、いずみから、キューピットのとある秘密を教えられます。それは一体何なのか?


【まとめ】
 映画「シンデレラ」の主役のオーディションが行われ、舞桜は特訓の末、オーディションにエントリーする事ができ、主役はキューピットに選ばれましたが、ハナはネズミの役として映画に出られました。

 という事で、今回は、演技の話。
 見物人の前で芝居・曲芸・歌舞や、体操などの技を行って見せること。また、その技。辞書には、「演技」の意味が、そのように書かれています。

 とはいっても、演技は、こう書かれている以上に奥が深いもの。ただ単純に何も考えずに演技をするようでは、見ている人達には何も伝わりません。
 話し方だけではなく、表情や仕草、場合によっては身体を動かしたりする事が、演技の重要ポイントだったりします。

 こう書くと、演技は難しそうな感じがしますが、ただ、「想像力」というのも、演技における大切な事。
 誰かから、このように演じなさい、と要求される事はあるものの、自分だったらこう動く、と考える余地もあるでしょう。もちろん、その考える事は、人によって異なっており、同じものを題材とした演技でも、表現されるものは様々です。
 そこから、「個性」「自分らしさ」といったものが出てきて、演技を面白くしているように思いますね。

 そして、Bパートでは、5人のアイドルが、自分らしいシンデレラを演じました。
 今作が始まってまだ5話目という事を考えると、キャラの良い掘り下げになっていたように感じ、かなり面白かったと思います。

 まず、トップバッターのルリは、なんか軽いですね。別れの言葉で「バイバイ!」と言っていたあたり、「また明日も会おうね!」と言わんばかりに、また会うのを楽しみにしていたように感じました。今夜の事は一生忘れないとか言ってましたけど、1か月後には忘れてるだろうな、これ。(笑)
 本来のシンデレラだと、「もう会えないかもしれない・・・」という悲壮感が見えるものなんですが、それが感じられなかったのは、いつも気さくで明るいルリらしくて、これはこれで面白かったと思います。

 2番目のアンは、セリフは台本通りで、これといった工夫は感じられなかったものの、王子様と別れるところでは、手の位置や表情で、乙女感を演出していたと思います。「まだ一緒にいたいのに、帰らなきゃいけないのは残念だ・・・」という思いが感じられました。
 ダンスシーンやオーディション前のキューピットの会話でも、楽しそうな表情が見られ、現実世界も含めて感情表現豊かな子なのかな、と思いました。今後の登場も楽しみですね。

 3番目のビートは、どこか情熱的な感じで、「アイカツ!」の珠璃を思わせるところも。今夜の事は一生忘れないと言っていたところも、「今夜は私の事で一生忘れなくさせてあげる」と言っていたように思いますね。(笑)
 これが響子だったら、アンに近い演技をしていたと思うと、現実世界と「アイカツプラネット!」での性格の違いをすごく楽しんでいて、この子らしいな、と感じました。

 4番目のハナは、とにかくダンスするのが楽しそうでしたね。王子様との別れの時が近付いても、まだ踊りたいとダンスしてあたり、バレエが好きな舞桜らしいな、と思いました。
 別れるところが引き続きダンスと、台本とは違ってたものの、この意外性が良い方向に進み、主役ではなかったものの、映画に出演。頑張った甲斐はあったと思いますね。

 最後のキューピットは、これまでの4人と比べると、圧巻の演技でした。セリフがない代わりに、表情や動きで、「まだ一緒にいたいのに、もう別れなければいけないなんて・・・」「もう会えないかもしれない・・・」といった悲しさを演出していたと思います。
 また、「静」と「動」の使い分けが巧妙だと感じました。麗しい動きの中に、少しの静止時間を入れて、「次はどう動くんだ?」という期待感を持たせ、その後、また麗しい動きで、見ている人達を魅了させる。
 この連続で、一瞬たりともキューピットから目を離す事ができない、ハイレベルな演技に仕上がっていたように思います。主役に選ばれるのも納得ですね。

 さて、次回は、キューピットがメインの話。となれば、現実の姿も出てきますかね? 本編ではまだ現実姿の登場がないですので、楽しみにしたいですね。
 また、いずみが知っているキューピットの秘密も気になるところ。次回も楽しみです。



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