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アイドルタイムプリパラ 第41話感想

2018年01月19日 | アイドルタイムプリパラ
 「アイドルタイムプリパラ」第41話「しゅうかとガァララ」の感想です。


~ オープニング前 ~

 今日も、しゅうかはステージに立って、観客達を魅了していました。
 曲は「Miss.プリオネア」。
    
    
    
    
 メイキングドラマは「一億カラットのめざめ かがやくスパンコールヴィーナス」。
    
    
    
    
   
   

 しかし、ライブが終わると、前々話と同じく、黒いマイクの力により、何人かの観客達の夢が奪われ、ガァララの時計塔に移りました。


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 ある日、みちるは、古代メガネ探しに勤しんでいました。それを見ていたゆい、らぁら、にのも、ファララとガァララのために早く古代メガネを探そうと意気込みます。
 そんな中、ハッピを着た何人かの女の子達を見ました。
   
 にのによると、この子達は、しゅうかの親衛隊。しゅうかの店では、親衛隊のユニフォームとしてハッピを売り出しているそうです。

 そのしゅうかの店では、相変わらずの人気。好調の売上に喜ぶしゅうかの傍では、ガァララが、パックが夢を沢山食べてきた事を褒めていました。
「パックに食べられちゃうなんて、軟弱な夢、・・・って事だがね。」
   

 ハッピを売り出すアイディアは、ガァララのお手柄だそうです。
「しゅうかのライブだもん! もっともーっとガァラ盛り上げたいの!」
   

 その直後、みあがやって来ました。みあは、しゅうかとガァララが仲が良いのを見て・・・、
「友情一番! 友達一番!」
   
「お姉様! ガァララは、私のビジネスパートナーですわ! 私は、孤高の天才! 友達なんて、時間のムダですわ!」
    
   

「えー! 1人ぼっちで閉じこもって誰にもハートを開かないなんて、つまんないよ! 友達って大事!」
   
「友達や友情にすがるのは、心が弱い人だけですわ!」
「分かんないけど、ガァララ、しゅうか好き!」
   
「しゅうかのライブも好き! だから、傍にいるの!」
   
「だって! 良かったね!」
「そ・・・、そう言ってもらえるのは・・・、でら・・・、光栄・・・だみゃ・・・。」
   
 その後、みあは、めが姉ぇからバイトをサボるなと言われ、連れ出されます。

 直後、しゅうかのファンが、ハッピにサインを書いてほしいと、しゅうかにお願いしました。しゅうかは、喜んで願いを叶えます。
   

 それから少しして、しゅうかはライブをしました。
    
   
「ライブ、楽しい!」
   
「ガァララが見守っていてくれると、ホッとする! ライブする私の心の支え!」
    


   

 ですが、やはり、ライブが終わると、何人かの観客が夢がなくなっていきました。
 そして、先程、ハッピにサインを書いてもらった子達は、ハッピを捨てて、プリパラを去りました。
   
 ポワンは、捨てられたハッピを手に、しゅうかを探しますが、控室にはいませんでした。

 しゅうかは、ガァララと一緒にカフェにいました。
「あのね・・・、ガァララに言っておきたい事があって・・・。」
   
「何?」
「わ、私、次女なのに長女っぽい性格に育ってしまって・・・、人に頼る事なく、ずっと1人で生きてきたから、こんな事言うの初めてで・・・。その・・・。」
「うんうん、何?」
   
「私・・・、最近、ライブが楽しくてしかたないんだみゃあ!」
    
「ガァララのおかげだがね!」

「え?」
「私・・・、ライブって、勝って1番になるためのものだと思ってましたの・・・。だから、グランプリの優勝を逃してしまった時、強がってたけど、本当は少し自信喪失してましたの・・・。」
    
    
「でも、ガァララはどんな時でも、私のライブを褒めてくれましたわ・・・。ありがとね、ガァララ!」
   
   

 その直後、ガァララのアイドルタイムが最大まで溜まりました。ガァララは、アイドルタイムが溜まったのはこれが初めてのようで、どうしたらいいか分からず、慌てます。
   
 それならライブデビューしようと、しゅうかは言います。そして、しゅうかは、ガァララをある場所に連れて行きます。

 その頃、ゆい達は、古代メガネを探しますが、なかなか見つかりません。見つけたのは、四つ葉のクローバーや、アイスの当たり棒。
    

 しゅうかがガァララに見せたのは、ガァララのライブ用のコーデ「ロイヤルファーサルビアコーデ」。
   
「あとは、これを・・・、縫い付けてっと・・・。」
    

「ガァラ気に入った!」
   
 もちろん、お代はタダ。前に、ドングリで作ったニセのコインをもらった事から、お代を取る気にはなりません。
「このドレスは、私からのプレゼントですわ!」
   
「友達のデビューは、お祝いしなくてはなりませんもの・・・。」

   
「ありがとう! しゅうか! しゅうか友達! しゅうか大好き!」
    
   


 ゆい達は、メガネ探しを中断して、ランチタイム。
    

 その頃、しゅうかは、ガァララをライブエントリーさせるために、受付へ向かいました。
 途中、ガァルルが、一緒に遊ぼうと、ガァララの元に。ガァララは、デビューライブをすると言うと、ガァルルは、楽しみだと言わんばかりに表情が緩みました。


~ Bパート ~
 タッキーはカップリラーメンにお湯を入れるものの、フタの上に乗せるものがありません。
「この石、どうっす?」
    

「却下! 土まみれではないか!」
   

 それ以前に、石が大きいんじゃないかと。っていうか、箸でラーメン食べるんだから、箸を重しにすればいいんじゃね? 変なところで、頭が働かないなあ。(笑)

「いけにえとして、フタになりたい子いる?」
   
 お前がなれや、タッキー! 炊飯器がしゃべったり、宙に浮いたりとか、メーカーに問い合わせるべき事案なのに、9か月以上も放置されてるんですから、多少ぞんざいに扱ってもバチは当たらないと思います。(笑)

「ああ、そうこうしてるうちに、お湯がどんどん冷めていく・・・。美味しさが刻一刻と失われていく悲劇! 何か、何かいい感じのものをプリーズぞよ!」
    
   
 だから、箸置けばいいじゃん。アイドルウオッチとか髪飾りなどでもいいだろ。ラーメンの美味しさは刻一刻と失われていっても、この子の残念さは刻一刻と増しており、ツッコミがいがあるなあ、と感じる今日この頃です。(笑)


 その後・・・、
「あ! これなんかどうかな?」
    

「この流線型を帯びた程良いカーブ! そして、湯気でふやけ切ったフタに乗せても、沈み過ぎもせず、かといって、浮く事もない、絶妙な重量! これはまさに、カップリラーメンのフタに乗るためにある物体じゃ!」
    

 やれやれ、ムダにしゃべりまくるな、この子は。プリパラチェンジ前の半日分はしゃべってそうで、プリパラを出たら疲れをドッと感じるんじゃないかと、心配になります。(笑)


 よく見ると、これは、古代メガネ。前々話で見つけたものの片割れでした。
   
 そして、ゆいはメガネをかけましたが、何も起こりません。見つけたものには、レンズが入っていないためです。
   
 すぐに、レンズを探しますが、そんな中、ガァララがデビューライブをするアナウンスが流れました。それを聞いたゆい達は、レンズ探しを中断して、ガァララのライブを見に向かいます。
 一方、ポワンは、しゅうかを見つけられず。アナウンスを聞いて、ライブ会場に。

 ガァララはコーデチェンジ。コーデは、しゅうかからプレゼントされた「ロイヤルファーサルビアコーデ」。
   
「だーれ? ファララって? そんな子、しーらない!」
   
「あたし、ガァララ・ス・リープ! 時の運命から飛び出したフリーダムガール! さあ、覚悟はいい? あなたの夢をガァラパックン!」
    

 曲は「すた~らいとカーニバル☆」。
    
    
    
    
    
    
    
 ここから、メイキングドラマ。
    
    
「キラキラ光る! 花咲くファンタスティックナイト!」
    

    
   
    
    
    

 ガァララのライブは大絶賛。ガァララも楽しかったと感じていました。
 しかし、黒いマイクの力により、何人かの観客は夢を奪われ・・・。
「さすがガァララ! 夢を取るのも最強パク!」
「どういう意味ですの?」
   

「知らなかったパク? あの闇マイクで歌うと、夢が奪えるパク! さすがガァララパク!」
「え・・・。」
    

 ちょうどその時、ポワンが、ハッピが捨てられていた事をしゅうかに告げに来ました。さらに、無気力で会場を出る親衛隊も目にします。
「私、何でここにいるんだっけ・・・。」
「分からない・・・。帰ろ帰ろ・・・。」
   
    
「夢を取るって・・・、こういう事でしたの・・・?」
   


 その直後・・・、
「しゅうか!」
   
「ねえ、ガァララのライブ、どうだった? ガァラすごかった?」
    
   
「しゅうか・・・。」
「ガァララのくれたマイク! これで、夢を奪ってましたのね・・・。」
    
   
「うん! だって、ほら! しゅうかのライブって、ガァラすごいから、夢いーっぱい集まるんだもん!」
   
「私を利用したのね!」
「違うよ!あのね・・・。」
「酷いみゃあ!」
    

「何で怒るの? しゅうか、言ってたじゃない? パックに食べられちゃう夢なんて軟弱だって!」
   
「言ったけど、でも・・・、こんなのって・・・。私を騙すなんて・・・!」
   
「騙してないよ! だって普通にライブすると、ファララがどんどん目覚めてっちゃうんだよ? でも、このマイクなら、集めた夢の力で、ガァララはずーっと起きていられる! しゅうかとも、ずーっと一緒にいられる!」
   
「こんなマイク・・・。」
    

「ガァララ、デビュー頑張った! なのに、何でガァラプンプンなの? 酷いのは、しゅうかだよ・・・。」
   
「友達だと・・・、思ってたのに・・・。」
    

「トモ・・・、ダチ・・・。」
   


 今回は、これで終了です。


次回:「ディア・マイ・トモダチ!
 ゆい達は、すれ違ってしまったしゅうかとガァララを心配し、何とか仲直りしてほしいと説得します。
 しかし、どれも、しゅうかには響かない様子。ガァララも、現実を受け入れようとする一方で、寂しさもあり、自分の気持ちが分からず戸惑います。
 2人とも不器用ゆえ、お互い、なかなか歩み寄れません。そこに、思いもよらぬ救世主が現れ・・・。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 しゅうかとガァララは友達となり、ガァララはライブデビューしたものの、黒いマイクの真相を知ったしゅうかは、ガァララを突き放しました。

 感じた事の起伏が激しい回でした。
 Aパートを見終えた時と、Bパートを見終えた時とでは、感じた事が180度近く違っており、すごく見応えのある話だと感じました。

 Aパートは、見終えて楽しい気分になっていました。
 しゅうかとガァララのやりとりには、頬が緩みまくってましたね。「パパラ宿のプリパラに、また新たな塔が出現しそうだな。『キマシタワー』という名の」とまで思ってました。(笑)
 特に、しゅうかについては、これまでのプライドの高さとはうって変わって、第4回アイドルタイムグランプリで敗れた弱音を吐いたり、ガァララのおかげでライブが楽しいなど、素直さを見せ、それがかなり良かったと感じています。「しゅうかのデレっぷりが、どえりゃあ可愛くて、ニヤニヤが止まんねー! マジヤッベー!」って感じでしたね。(アサヒか、お前は(笑))
 「弱音は厳禁」。これは、しゅうかのライブ曲「Miss.プリオネア」の歌詞の一部ではありますが、しゅうかだって、年頃の女の子。弱音や悔しさを溜め込んでいては、やってられないでしょう。
 だから、ああやって、自分の心情を素直にさらけ出せたのは良かったと思いますね。落ち着かない様子でストローをいじっていたところも、年頃の女の子感を上手く演出していたと思います。

 一方、Bパートは、見終えて切ない気分になっていました。ラストでしゅうかとガァララの仲に亀裂が入った事にはもちろん、ガァララのライブを見終えた時にも、そう感じていました。
 と言っても、ガァララのライブ曲「すた~らいとカーニバル☆」については、良い曲だと思いました。
 終始、無邪気で明るく、という印象が強く、精神的に幼いガァララっぽさが表現されていたと思いますね。「1人ぼっち」「真っ暗」「ねえ、見つけて」と言った歌詞も、ガァララの思いがストレートに出ていたと感じ、私的には、ファララのライブよりも見応えがあったと感じています。

 しかし、それゆえに、やるせない気分にもなるんですよね。「この子はどれだけの時間、こういうライブをやりたいと願い続けてたんだろう・・・」と。
 私達人間の寿命の何倍もの時間、こういう明るく楽しいライブをやりたくともやれなかった辛さを味わっていたと思うと、無性に切なさを感じますね。
 それに、こんな楽しいライブを演じながらも、ファララへの憎しみでいっぱいだというのも、考えたくない話です。
 あの黒いマイクを使えば、より効率的に多くの女の子から夢を奪え、ファララを眠らせる時間と、自分が起きていられる時間が長くなりますが、プリパラに来る女の子が減ってしまいます。ああいう子供受けしやすいライブをしながら、結果として、友達を減らすだなんて、もったいない話ですよね。
 誰かを憎んだって、虚しいだけ。多くの子達と親しくなって、認められた方が幸せだと思うんですよね。だからこそ、ファララとガァララが一緒に起きていられる事のない悲惨さが一刻も解消されてほしいと切に願うばかりです。

 ラストの、しゅうかとガァララの仲に亀裂が入った件については、ガァララは、黒いマイクの効力を知っていながら、しゅうかにそのマイクでライブをさせ、夢を奪わせていたのですから、客観的に見れば、しゅうかを騙して、利用していたと言えるでしょう。
 しかし、ガァララは、精神的には幼児に近いゆえ、客観的な善悪基準は持っていないのでしょう。自分にとっての都合の良し悪しが、ガァララにとっての善悪基準なのだと思いますね。
 夢を奪えば自分が起きていられる時間が長くなり、都合が良い事から、夢を奪う事は「良い事」と捉えているでしょうし、それについてとやかく言わないしゅうかは「良い子」なのでしょう。かたや、夢がなくなってくれないどころか、夢を奪うのはダメだと言い続けるゆい達は「悪い子」と位置付けているのでしょうね。
 だから、しゅうかに黒いマイクで夢を奪わせていたのは、騙したとか、利用したとは思っておらず、「仕事を手伝ってくれた」的な感覚なのだと思いますね。

 それに、しゅうかとガァララでは、夢を快く思わない点は共通していても、他者への見方は決定的に違っているでしょう。
 しゅうかは、プライドが高くても、自分を慕ってくれる子達へのおもてなしは人一倍な子。パパラ宿のプリパラに店をオープンした時は、それが顕著でしたし、今回にしても、ハッピへのサインに「しゅうかから」名前を聞いていたのが印象に残りました。こういうのって、たいてい、サインをもらう側が名前を言うものですからね。
 一方、ガァララは、他者をぞんざいに見ているでしょう。プリパラに来る子達を、自分が長く起きていられるための恰好の「エサ」と思ってるでしょうね。
 さらに、精神的に幼いゆえ、自分本位になりやすく、他者視点には立てないでしょう。夢を奪われた子達の事はまったく考えていないでしょうね。

 自分1人だけでただ楽しく過ごしたいというのであれば、それでいいのかもしれません。
 だけど、しゅうかと友達としてずっとい続けたいのであれば、そういう訳にはいかないでしょう。他者への思いやりが必要になります。
 暗い1人ぼっちの時を何千年も過ごしてきたと思うと、他者視点に立つのは難しい事だと思いますが、しかし、そうしなければ、また寂しい思いをしてしまうでしょう。しゅうかを裏切ってしまったという事実を認め、何をすべきか見出してほしいと思いますね。

 一方のしゅうかも、ガァララが反省してきたら、それを認めてあげてほしいものですね。
 ガァララがしゅうかのライブをすごいと認めているのは、ウソではなく、本当の事でしょう。しゅうかには、犯罪まがいの事をさせてしまったが、ガァララにはガァララの事情がある。
 ガァララのやってる事は正当化できないけど、ガァララが長年感じてきた寂しさを理解して、寄り添ってほしいと思いますね。

 次回、しゅうかとガァララは、どうやって仲直りするのか? 2人の仲直りのために、周りはどう動くのか? しっかり注目したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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