今話の名セリフ:「始まったのなら、貫くのみです!」(優木せつ菜)
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第12話「花ひらく想い」の感想です。
~ オープニング前 ~
「私、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい・・・。だから、私だけの侑ちゃんでいて・・・。」
「私、帰るね・・・。」
「あ、侑ちゃん! おはよう!」
「あ、おはよう・・・。」
「ねえ、昨日の事なんだけど・・・。」
「ごめんね。変な事言って・・・。」
「行こう!」
「今日は一緒に部室行けるの?」
「あ、うん。午後から東雲と藤黄と打ち合わせがあるけど・・・。」
「そっか・・・。どんどん形になってきてるね・・・。」
「フェスティバル、頑張ろうね! 侑ちゃん!」
「うん・・・。」
「離れたくなんて、ない・・・。」
~ Aパート ~
その後、侑はせつ菜と一緒に、東雲学院、藤黄学園のスクールアイドル部員と打ち合わせ。両校とも参加を表明しました。
そして、スクールアイドルフェスティバル会場について話し合いが行われ、楽しく進んでいきます。しかし、侑は、昨夜の事があり、心ここにあらずといった感じです。
その頃、他のメンバーは、フェスに向けて練習を頑張ろうと、気合を入れました。ですが、歩夢も侑と同じく、昨夜の事で頭がいっぱいになっています。
その直後、璃奈はクラスメイトに呼ばれました。出し物を考えてきたようで、璃奈はそちらの話し合いに。
果林、エマ、しずく、愛、彼方も、他の部からお呼びがかかりました。
「はあ!?」
『行ってきまーす!』
「特訓しましょう、歩夢先輩・・・。当日のパフォーマンスで、みんなのファンを取っちゃうくらいの意気込みで!」
「か、かすみちゃん・・・。」
「仲間だけどライバル! 仲間だけどライバルですよ!」
「歩夢ちゃん!」
「ごめんね・・・。」
「えーん! かすみんのファンはいないんですか! かすみんは、ここにいますよ!」
泣くなよ、かすみん。ファンなら一杯いるじゃないか! シングル総選挙でキミを選んでくれたラブライバーがさ!
キミが歌った「無敵級*ビリーバー」がなけりゃ、このアニメを見てくれる人がかなり減ってたかもしれないんだよ! だから、堂々と胸を張ろうぜ! まあ、エママと比べたら、コールド負けな胸囲だけどさ。(お前、真面目に励ます気あるのか(笑))
「かすみん・・・。」
やれやれ。落ち込んだり、エンエン泣き出したと思いきや、すぐに笑顔満開とか、感情表現に忙しいやっちゃ(笑)。そんなかすみんが大好きです。
歩夢はファンとステージについて話し合い。
ファンはいくつかアイディアがあり、歩夢も素敵だと評しますが、ファンは、まだまだだと熱論。歩夢の良さを他のスクールアイドルのファンにも伝えていきたいと意気込んでいます。
それから少しして・・・、
「自分では良いところなんて分からないけど、今日子ちゃん達がああ言ってくれるのは嬉しい・・・。」
「同好会に入って数か月。スクールアイドルとファンが一緒になって、どんどん世界が広がってる・・・。侑ちゃんも、すごく張り切ってて楽しそうで良かったなって・・・。」
「そう思ってるのに・・・。」
「恥ずかしい・・・。」
「練習、戻らなきゃ・・・。」
同じ頃、侑とせつ菜は、学校に向かっていました。
せつ菜は侑に、何があったのか聞きました。前に2人っきりだった時に様子がおかしかった事も指摘されますが、侑は、せつ菜には関係のない事だと返します。
その直後、歩夢の姿を目にしました。侑は、すぐに歩夢の元に。
「待って! 歩夢!」
「昨日の事、ちゃんと話そう!」
「だから、いいよ。それは・・・。」
「良くないよ!」
「こんなモヤモヤした感じ、絶対良くないって・・・。私、昨日、歩夢に伝えたい事あったんだよ・・・。」
「私ね、やりたい事が、夢ができたんだ!」
「せつ菜ちゃんが知ったのは偶然で、歩夢には最初に言うつもりだったんだ・・・。内緒にしてたのは悪かったけど、ちゃんと考えて決めたから・・・。」
「だから、歩夢には聞いてもらいたいんだ・・・。いいかな?」
「やだ・・・。」
「え・・・。」
「それって、私と一緒じゃなくなるって事でしょ! 分かるよ! だって、侑ちゃんがこんな事言うの初めてだもん!」
「やだよ、そんなの! 私のスクールアイドルの夢は、まだこれからなのに!」
「侑ちゃんが一緒じゃなきゃ・・・、私は一歩も前に進めないよ・・・。」
「そんな事・・・。」
「あるよ!」
「あるんだよ・・・。」
「でも!」
「また、今度にするね・・・。行こっか・・・。」
そんな中、フェスの準備は順調に進んでいました。
フェスまであと1週間となりました。ステージの準備や練習は順調のようです。歩夢を除いては。
同じ頃、今日子は、侑を呼び出しました。相談したい事があるとか。
それから後日・・・、
「はあ・・・。どうしたらいいのか分からないよ・・・。」
~ Bパート ~
フェスまであと2日となりました。今日の活動は終わり、メンバーは自分のステージを見に行く事になりました。
その直後、せつ菜が歩夢に、途中まで一緒に行かないかと声をかけました。
「本当に色々変わりましたね・・・。」
「すごいですよ・・・。同好会が復活して間もないのに・・・。」
「これも、ファンのみんなのおかげです!」
「うん・・・。そうだね・・・。」
「その気持ちに応えるためにも、私達はどんどん進んでいかなくてはいけませんね!」
「でも、私・・・、私、もう動けないよ・・・。」
「歩夢さん・・・。」
「私がスクールアイドルを始めたのは、みんなのためじゃないんだ・・・。見てほしかったのは、たった1人だけだったの・・・。」
「侑さんですね・・・。」
「だけど、今は変わってきてて、こんな私を良いって、応援してくれる人が沢山いて・・・。その気持ちが嬉しくて・・・。大切で・・・。」
「今は私の大好きな相手が、侑ちゃんだけじゃなくなってきて・・・。本当は私も離れていってる気がするの・・・。でも・・・。」
「私も我慢しようとしていました。」
「え?」
「大好きな気持ち。でも、結局やめられないんですよね。」
「始まったのなら、貫くのみです!」
「止めちゃいけない・・・。我慢しちゃいけない・・・。」
「そうだね!」
「ありがとう!」
「ふー・・・。何とか間に合ったね・・・。」
「侑先輩が手伝ってくれたおかげです!」
「あとは・・・。」
「歩夢・・・。」
「侑ちゃん・・・。」
「あのね、私・・・。」
「できたよ! 歩夢のステージ! ほら!」
「みんなで作ったフラワーロード・・・。私は相談されただけなんけどね・・・。」
「歩夢ちゃん、元気ないみたいだったから、みんなで1つ1つ気持ちを込めて作りました!」
「歩夢のイメージにもピッタリだしね。花言葉もあるんだよ。」
「黄色いガーベラの花言葉は『愛』。私達の気持ちです・・・。」
「こんな、私のために・・・。」
「こんなじゃないよ。」
「可愛くて、純粋で!」
「いつも頑張っていて!」
「私達は、そんな歩夢ちゃんが大好きなんです!」
「侑先輩が作った花もあるんですよ!」
「え?」
「綺麗・・・。花言葉は・・・。」
「変わらぬ想い。」
「それだけは変わらないって事。」
「歩夢・・・。」
『あー! ずるーい!』
「みんな・・・、大好き!」
「久しぶりだね。一緒に帰るの。」
「うん。ごめんね、ワガママ言って・・・。」
「ワガママ言ってる歩夢も可愛いよ。」
「もう!」
「あれ、乗ってかないの?」
「今日は歩いて帰ろう。」
「分かった!」
「ねえ。」
「うん?」
「前に進むって、大切なものが増えていくって事なのかな?」
「そうかもね。」
「でもさ、歩夢を最初から可愛いと思ってたのは私なんだからね!」
「ありがとう!」
「フェスティバルの当日は、やる事いっぱいだから、歩夢のステージはあまり見られないと思う。」
「私達は、みんな、それぞれの場所で、それぞれのステージ・・・。」
「バラバラだけど、思いは1つ・・・。」
「私ね、音楽やってみたいんだ。」
「2学期になったら、音楽科への転科試験を受けようと思ってる。」
「そうなんだ・・・。」
「私は、みんなのために歌うよ・・・。」
「私が夢を見つけられたのは、歩夢のおかげだよ!」
「私も侑ちゃんがいたから、スクールアイドルを始める事ができたんだよ・・・。」
「侑ちゃん。今までありがとう!」
「歩夢。今までありがとう!」
「これからも、」
「よろしくね!」
「何気なく過ごしていた頃からは想像もつかないほど、めまぐるしくて、でも、楽しい日々・・・。」
「私達の答えは、まだ分からないけど、でも一緒に歩いて行こう・・・。これからも、ずっと!」
~ エンディング後 ~
「曲作りにチャレンジしてみたんだけど、今の私にはここまでが精一杯。」
「そんな事ないよ、侑ちゃん!」
「そう?」
「うん! とっても素敵だと思うよ!」
今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
スクールアイドルフェスティバルに向けての準備が順調に進む中、歩夢は、自分のステージをどんなものにするか決まらずにいましたが、大好きな気持ちは貫こうというせつ菜の言葉と、侑達が自分のステージを作ったりなどしたおかげで、歩夢と侑は仲の良い幼なじみに戻り、これからも一緒に歩もうと決めました。
侑と歩夢は、とっとと結婚しろ。招待状なら、あの歩夢のステージで直接受け取るよ?
職場からあそこまで徒歩10分程度なんで、仕事帰りか昼休み中にササっと行くから!
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね(笑)。相変わらず、妄想が気持ち悪いって? 気にしたら負けです。(笑)
とにかく、歩夢が笑顔になって終わってくれたのが本当に良かったですね。2話連続で暗い表情が多かったのは、見ていてハラハラしましたし。
やはり、可愛い子には笑顔でいてほしいですよね。それも、推しキャラなら尚更です。(だったら、これを主感想にしろよ(笑))
あと、侑と歩夢が自宅まで、バスを使わずに一緒に歩いて帰っていたのも、良かったところですね。
あのバス乗り場から自宅までは、だいたい2駅分の距離があり、歩けば45分程度かかるでしょう。だけど、交通機関を使わずに帰ろうとしたのは、久しぶりに一緒に帰るのだから長く一緒にいたい気持ちが強かったのと、何事もコツコツ一歩ずつ頑張る歩夢の魅力を踏まえての事なのかな、と思いました。
今話を見終えて、私も近いうちに、2人が歩いた道を歩いてみたい気持ちになってきました。「ゆうぽむ尊い!」と心の中でつぶやきながら。(笑)
ついでに、侑と歩夢がいちゃついていたテレポートブリッジも、「ゆうぽむブリッジ」の方が適切だな、と思えてきました。(笑)
また、今回は、初回との照らし合わせが目立っていたと感じています。
まずは、「大好き」な気持ちは止めちゃいけない。我慢しちゃいけない。歩夢が侑と向き合うきっかけとなり、初回ではスクールアイドルをやってみたいと打ち明けるにまで至りました。
場合によっては、ケンカや口論になる事もありますが、それを恐れて我慢してしまえば、自分を押し殺してしまい、素直になれない自分を苦しめるだけ。だから、「大好き」な気持ちは我慢せず貫く事が大切なように思いますね。
それも、せつ菜がアドバイスしていたのが良かったところ。ニジガクメンバーで一番「大好き」に熱いですし。自分の「大好き」が他人を傷付けて、一時スクールアイドルを諦めていた事を思うと、せつ菜も変わったな、と思いますね。
侑と歩夢がマンションの入り口で自分達の気持ちを打ち明けるシーンも、初回を連想させるところでしょう。
初回では、学校帰りの夜に、歩夢はスクールアイドルを始める事を打ち明け、侑は歩夢の隣にいると言いました。互いにとっての大事な事を、学校帰りの夜に、マンション入り口で打ち明けるというのは、初回と今回で共通しており、良い演出だなと感じました。
いくら同じ環境で育ったからといって、思っている事や感じている事は、まったく同じではありません。そして、時が経てば経つほど、そのかけ離れは大きくなっていき、長い間一緒にいたとしても、互いに離れ離れになっていく寂しさが募っていくものだと思います。
だから、自分と相手が思っている事は同じだろうと考えるのではなく、時には、自分達の思ってる事とかを打ち明ける事も大切なのかな、と思いますね。そうする事で、相手がどう思ってくれているのか、自分は何をすればいいのかが明確になり、自分の立ち位置を把握できるもの。相手が応援してくれれば、より前に進みやすくなるでしょう。
初回との照らし合わせといえば、歩夢のライブ曲「Awakening Promise」も、ステージの場所、背景が初回と同じでした。やっぱり、とにかく可愛いの一言に尽きますね。
「スクスタ」で見られる様々な衣装があったのも、初回と同じでしたが、今回は「熱烈歓迎☆チャイナメイド」「わくわくアニマル」「Present For You♡」と、割と攻めた衣装が来て、ドキドキしました。気分が晴れやかになった分、少し大胆に攻めてきたんでしょうか。これで、「運命の人」まで来てたらヤバかったですね。(笑)
普段おとなしい子が、たまに大胆なところを見せてくれるのは大好物です。本当に、ごちそうさまでした。(笑)
歩夢は侑だけのためのスクールアイドルでいたかったのが、みんなのためのスクールアイドルになる事を決意し、侑は、音楽をやってみたいと、音楽科への転科試験を受ける事を決めました。「スクスタ」の「あなた」は元々音楽科であり、学科でも「スクスタ」じみてきましたね。
でも、「スクスタ」の音楽科といえば、少しの間、外国留学する事になり、ニジガクメンバーと離れ離れとなりますが、このアニメ版でもそうなるのかも? あるとすれば2期? 気になりますね。
まあ、2期があるのかどうかはまだ分からないし、2期があったとしても、侑が留学する展開はないかもしれないでしょう。先の事を気にするよりは、次回に集中ですね。
その次回は、タイトルを見た感じでは最終回でしょうか。1年くらい前はニジガクのアニメ化決定に喜んでいたのが、もう最終回とか、時が経つのは早いものです。
次回はどんな形でストーリーを終えるのか? 9人全員のステージを披露して終了か? それとも、スクールアイドルフェスティバルのステージに向かうところで物語が終わるのか?
どんなラストになるのか予想がつきませんが、画像キャプチャー数がすごく多くなる事を覚悟して、万感の思いで次回の感想を書きたいと思います!
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第12話「花ひらく想い」の感想です。
~ オープニング前 ~
「私、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい・・・。だから、私だけの侑ちゃんでいて・・・。」
「私、帰るね・・・。」
「あ、侑ちゃん! おはよう!」
「あ、おはよう・・・。」
「ねえ、昨日の事なんだけど・・・。」
「ごめんね。変な事言って・・・。」
「行こう!」
「今日は一緒に部室行けるの?」
「あ、うん。午後から東雲と藤黄と打ち合わせがあるけど・・・。」
「そっか・・・。どんどん形になってきてるね・・・。」
「フェスティバル、頑張ろうね! 侑ちゃん!」
「うん・・・。」
「離れたくなんて、ない・・・。」
~ Aパート ~
その後、侑はせつ菜と一緒に、東雲学院、藤黄学園のスクールアイドル部員と打ち合わせ。両校とも参加を表明しました。
そして、スクールアイドルフェスティバル会場について話し合いが行われ、楽しく進んでいきます。しかし、侑は、昨夜の事があり、心ここにあらずといった感じです。
その頃、他のメンバーは、フェスに向けて練習を頑張ろうと、気合を入れました。ですが、歩夢も侑と同じく、昨夜の事で頭がいっぱいになっています。
その直後、璃奈はクラスメイトに呼ばれました。出し物を考えてきたようで、璃奈はそちらの話し合いに。
果林、エマ、しずく、愛、彼方も、他の部からお呼びがかかりました。
「はあ!?」
『行ってきまーす!』
「特訓しましょう、歩夢先輩・・・。当日のパフォーマンスで、みんなのファンを取っちゃうくらいの意気込みで!」
「か、かすみちゃん・・・。」
「仲間だけどライバル! 仲間だけどライバルですよ!」
「歩夢ちゃん!」
「ごめんね・・・。」
「えーん! かすみんのファンはいないんですか! かすみんは、ここにいますよ!」
泣くなよ、かすみん。ファンなら一杯いるじゃないか! シングル総選挙でキミを選んでくれたラブライバーがさ!
キミが歌った「無敵級*ビリーバー」がなけりゃ、このアニメを見てくれる人がかなり減ってたかもしれないんだよ! だから、堂々と胸を張ろうぜ! まあ、エママと比べたら、コールド負けな胸囲だけどさ。(お前、真面目に励ます気あるのか(笑))
「かすみん・・・。」
やれやれ。落ち込んだり、エンエン泣き出したと思いきや、すぐに笑顔満開とか、感情表現に忙しいやっちゃ(笑)。そんなかすみんが大好きです。
歩夢はファンとステージについて話し合い。
ファンはいくつかアイディアがあり、歩夢も素敵だと評しますが、ファンは、まだまだだと熱論。歩夢の良さを他のスクールアイドルのファンにも伝えていきたいと意気込んでいます。
それから少しして・・・、
「自分では良いところなんて分からないけど、今日子ちゃん達がああ言ってくれるのは嬉しい・・・。」
「同好会に入って数か月。スクールアイドルとファンが一緒になって、どんどん世界が広がってる・・・。侑ちゃんも、すごく張り切ってて楽しそうで良かったなって・・・。」
「そう思ってるのに・・・。」
「恥ずかしい・・・。」
「練習、戻らなきゃ・・・。」
同じ頃、侑とせつ菜は、学校に向かっていました。
せつ菜は侑に、何があったのか聞きました。前に2人っきりだった時に様子がおかしかった事も指摘されますが、侑は、せつ菜には関係のない事だと返します。
その直後、歩夢の姿を目にしました。侑は、すぐに歩夢の元に。
「待って! 歩夢!」
「昨日の事、ちゃんと話そう!」
「だから、いいよ。それは・・・。」
「良くないよ!」
「こんなモヤモヤした感じ、絶対良くないって・・・。私、昨日、歩夢に伝えたい事あったんだよ・・・。」
「私ね、やりたい事が、夢ができたんだ!」
「せつ菜ちゃんが知ったのは偶然で、歩夢には最初に言うつもりだったんだ・・・。内緒にしてたのは悪かったけど、ちゃんと考えて決めたから・・・。」
「だから、歩夢には聞いてもらいたいんだ・・・。いいかな?」
「やだ・・・。」
「え・・・。」
「それって、私と一緒じゃなくなるって事でしょ! 分かるよ! だって、侑ちゃんがこんな事言うの初めてだもん!」
「やだよ、そんなの! 私のスクールアイドルの夢は、まだこれからなのに!」
「侑ちゃんが一緒じゃなきゃ・・・、私は一歩も前に進めないよ・・・。」
「そんな事・・・。」
「あるよ!」
「あるんだよ・・・。」
「でも!」
「また、今度にするね・・・。行こっか・・・。」
そんな中、フェスの準備は順調に進んでいました。
フェスまであと1週間となりました。ステージの準備や練習は順調のようです。歩夢を除いては。
同じ頃、今日子は、侑を呼び出しました。相談したい事があるとか。
それから後日・・・、
「はあ・・・。どうしたらいいのか分からないよ・・・。」
~ Bパート ~
フェスまであと2日となりました。今日の活動は終わり、メンバーは自分のステージを見に行く事になりました。
その直後、せつ菜が歩夢に、途中まで一緒に行かないかと声をかけました。
「本当に色々変わりましたね・・・。」
「すごいですよ・・・。同好会が復活して間もないのに・・・。」
「これも、ファンのみんなのおかげです!」
「うん・・・。そうだね・・・。」
「その気持ちに応えるためにも、私達はどんどん進んでいかなくてはいけませんね!」
「でも、私・・・、私、もう動けないよ・・・。」
「歩夢さん・・・。」
「私がスクールアイドルを始めたのは、みんなのためじゃないんだ・・・。見てほしかったのは、たった1人だけだったの・・・。」
「侑さんですね・・・。」
「だけど、今は変わってきてて、こんな私を良いって、応援してくれる人が沢山いて・・・。その気持ちが嬉しくて・・・。大切で・・・。」
「今は私の大好きな相手が、侑ちゃんだけじゃなくなってきて・・・。本当は私も離れていってる気がするの・・・。でも・・・。」
「私も我慢しようとしていました。」
「え?」
「大好きな気持ち。でも、結局やめられないんですよね。」
「始まったのなら、貫くのみです!」
「止めちゃいけない・・・。我慢しちゃいけない・・・。」
「そうだね!」
「ありがとう!」
「ふー・・・。何とか間に合ったね・・・。」
「侑先輩が手伝ってくれたおかげです!」
「あとは・・・。」
「歩夢・・・。」
「侑ちゃん・・・。」
「あのね、私・・・。」
「できたよ! 歩夢のステージ! ほら!」
「みんなで作ったフラワーロード・・・。私は相談されただけなんけどね・・・。」
「歩夢ちゃん、元気ないみたいだったから、みんなで1つ1つ気持ちを込めて作りました!」
「歩夢のイメージにもピッタリだしね。花言葉もあるんだよ。」
「黄色いガーベラの花言葉は『愛』。私達の気持ちです・・・。」
「こんな、私のために・・・。」
「こんなじゃないよ。」
「可愛くて、純粋で!」
「いつも頑張っていて!」
「私達は、そんな歩夢ちゃんが大好きなんです!」
「侑先輩が作った花もあるんですよ!」
「え?」
「綺麗・・・。花言葉は・・・。」
「変わらぬ想い。」
「それだけは変わらないって事。」
「歩夢・・・。」
『あー! ずるーい!』
「みんな・・・、大好き!」
「久しぶりだね。一緒に帰るの。」
「うん。ごめんね、ワガママ言って・・・。」
「ワガママ言ってる歩夢も可愛いよ。」
「もう!」
「あれ、乗ってかないの?」
「今日は歩いて帰ろう。」
「分かった!」
「ねえ。」
「うん?」
「前に進むって、大切なものが増えていくって事なのかな?」
「そうかもね。」
「でもさ、歩夢を最初から可愛いと思ってたのは私なんだからね!」
「ありがとう!」
「フェスティバルの当日は、やる事いっぱいだから、歩夢のステージはあまり見られないと思う。」
「私達は、みんな、それぞれの場所で、それぞれのステージ・・・。」
「バラバラだけど、思いは1つ・・・。」
「私ね、音楽やってみたいんだ。」
「2学期になったら、音楽科への転科試験を受けようと思ってる。」
「そうなんだ・・・。」
「私は、みんなのために歌うよ・・・。」
「私が夢を見つけられたのは、歩夢のおかげだよ!」
「私も侑ちゃんがいたから、スクールアイドルを始める事ができたんだよ・・・。」
「侑ちゃん。今までありがとう!」
「歩夢。今までありがとう!」
「これからも、」
「よろしくね!」
「何気なく過ごしていた頃からは想像もつかないほど、めまぐるしくて、でも、楽しい日々・・・。」
「私達の答えは、まだ分からないけど、でも一緒に歩いて行こう・・・。これからも、ずっと!」
~ エンディング後 ~
「曲作りにチャレンジしてみたんだけど、今の私にはここまでが精一杯。」
「そんな事ないよ、侑ちゃん!」
「そう?」
「うん! とっても素敵だと思うよ!」
今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
スクールアイドルフェスティバルに向けての準備が順調に進む中、歩夢は、自分のステージをどんなものにするか決まらずにいましたが、大好きな気持ちは貫こうというせつ菜の言葉と、侑達が自分のステージを作ったりなどしたおかげで、歩夢と侑は仲の良い幼なじみに戻り、これからも一緒に歩もうと決めました。
侑と歩夢は、とっとと結婚しろ。招待状なら、あの歩夢のステージで直接受け取るよ?
職場からあそこまで徒歩10分程度なんで、仕事帰りか昼休み中にササっと行くから!
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね(笑)。相変わらず、妄想が気持ち悪いって? 気にしたら負けです。(笑)
とにかく、歩夢が笑顔になって終わってくれたのが本当に良かったですね。2話連続で暗い表情が多かったのは、見ていてハラハラしましたし。
やはり、可愛い子には笑顔でいてほしいですよね。それも、推しキャラなら尚更です。(だったら、これを主感想にしろよ(笑))
あと、侑と歩夢が自宅まで、バスを使わずに一緒に歩いて帰っていたのも、良かったところですね。
あのバス乗り場から自宅までは、だいたい2駅分の距離があり、歩けば45分程度かかるでしょう。だけど、交通機関を使わずに帰ろうとしたのは、久しぶりに一緒に帰るのだから長く一緒にいたい気持ちが強かったのと、何事もコツコツ一歩ずつ頑張る歩夢の魅力を踏まえての事なのかな、と思いました。
今話を見終えて、私も近いうちに、2人が歩いた道を歩いてみたい気持ちになってきました。「ゆうぽむ尊い!」と心の中でつぶやきながら。(笑)
ついでに、侑と歩夢がいちゃついていたテレポートブリッジも、「ゆうぽむブリッジ」の方が適切だな、と思えてきました。(笑)
また、今回は、初回との照らし合わせが目立っていたと感じています。
まずは、「大好き」な気持ちは止めちゃいけない。我慢しちゃいけない。歩夢が侑と向き合うきっかけとなり、初回ではスクールアイドルをやってみたいと打ち明けるにまで至りました。
場合によっては、ケンカや口論になる事もありますが、それを恐れて我慢してしまえば、自分を押し殺してしまい、素直になれない自分を苦しめるだけ。だから、「大好き」な気持ちは我慢せず貫く事が大切なように思いますね。
それも、せつ菜がアドバイスしていたのが良かったところ。ニジガクメンバーで一番「大好き」に熱いですし。自分の「大好き」が他人を傷付けて、一時スクールアイドルを諦めていた事を思うと、せつ菜も変わったな、と思いますね。
侑と歩夢がマンションの入り口で自分達の気持ちを打ち明けるシーンも、初回を連想させるところでしょう。
初回では、学校帰りの夜に、歩夢はスクールアイドルを始める事を打ち明け、侑は歩夢の隣にいると言いました。互いにとっての大事な事を、学校帰りの夜に、マンション入り口で打ち明けるというのは、初回と今回で共通しており、良い演出だなと感じました。
いくら同じ環境で育ったからといって、思っている事や感じている事は、まったく同じではありません。そして、時が経てば経つほど、そのかけ離れは大きくなっていき、長い間一緒にいたとしても、互いに離れ離れになっていく寂しさが募っていくものだと思います。
だから、自分と相手が思っている事は同じだろうと考えるのではなく、時には、自分達の思ってる事とかを打ち明ける事も大切なのかな、と思いますね。そうする事で、相手がどう思ってくれているのか、自分は何をすればいいのかが明確になり、自分の立ち位置を把握できるもの。相手が応援してくれれば、より前に進みやすくなるでしょう。
初回との照らし合わせといえば、歩夢のライブ曲「Awakening Promise」も、ステージの場所、背景が初回と同じでした。やっぱり、とにかく可愛いの一言に尽きますね。
「スクスタ」で見られる様々な衣装があったのも、初回と同じでしたが、今回は「熱烈歓迎☆チャイナメイド」「わくわくアニマル」「Present For You♡」と、割と攻めた衣装が来て、ドキドキしました。気分が晴れやかになった分、少し大胆に攻めてきたんでしょうか。これで、「運命の人」まで来てたらヤバかったですね。(笑)
普段おとなしい子が、たまに大胆なところを見せてくれるのは大好物です。本当に、ごちそうさまでした。(笑)
歩夢は侑だけのためのスクールアイドルでいたかったのが、みんなのためのスクールアイドルになる事を決意し、侑は、音楽をやってみたいと、音楽科への転科試験を受ける事を決めました。「スクスタ」の「あなた」は元々音楽科であり、学科でも「スクスタ」じみてきましたね。
でも、「スクスタ」の音楽科といえば、少しの間、外国留学する事になり、ニジガクメンバーと離れ離れとなりますが、このアニメ版でもそうなるのかも? あるとすれば2期? 気になりますね。
まあ、2期があるのかどうかはまだ分からないし、2期があったとしても、侑が留学する展開はないかもしれないでしょう。先の事を気にするよりは、次回に集中ですね。
その次回は、タイトルを見た感じでは最終回でしょうか。1年くらい前はニジガクのアニメ化決定に喜んでいたのが、もう最終回とか、時が経つのは早いものです。
次回はどんな形でストーリーを終えるのか? 9人全員のステージを披露して終了か? それとも、スクールアイドルフェスティバルのステージに向かうところで物語が終わるのか?
どんなラストになるのか予想がつきませんが、画像キャプチャー数がすごく多くなる事を覚悟して、万感の思いで次回の感想を書きたいと思います!
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。