今話の名セリフ:「始まったのなら貫くのみ! でしょ?」
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期第6話「“大好き”の選択を」の感想です。
~ オープニング前 ~
「ためらわないで真っ直ぐに!」
「大好きを、届けに行こう!」
ある日、映像研究部員は、スクールアイドル同好会の部室を訪れ、スクールアイドルフェスティバルと文化祭の合同開催のメイキング映像の依頼に来ました。特に、神出鬼没のスクールアイドルであるせつ菜の迫りたいとも思っていますが、せつ菜は強く拒否します。
~ Aパート ~
後日、撮影が始まりましたが、せつ菜は、自分の正体が生徒会長だと知られるのを恐れてか、表情が固くなっています。
「ファンの子達が、せつ菜ちゃんの正体の話題で盛り上がってたよ!」
「愛さんも聞いた事ある! 実は有名な女優さんだとか!」
「あるいは、宇宙人だとか!」
「せつ菜ちゃん、宇宙人だったの?」
「実はスパイだったりして?」
女優に宇宙人にスパイか。まあ、宇宙人とかアンドロイドとか人魚とかでもプリキュアになれるのですから、その流れで人間じゃないのがスクールアイドルというのもアリかもしれませんね。(笑)
なんなら、男の娘でもいいんじゃないのでしょうか。まあ、モノホンの男だとバレたら、「『ラブライブ!』シリーズに野郎の顔は絶対映さねぇ!」という鉄の掟で二度と出番はなくなるでしょうけどね。(笑)
そういう噂が流れているのは知っていますが、今更夢を壊すようなマネはしたくないと、せつ菜は思っているようです。
「それに・・・、生徒会長とスクールアイドルって全然違うものですから。どちらも大好きでやりたい私としては、このままの方が良いと思うんです!」
「そっか! 合同文化祭は、もう目の前! 悔いなくやれる事をやっておこうよ!」
ある日、栞子の姉・薫子が教育実習生として、音楽科の生徒達に勉強を教える事になりました。
しばらくして、ミアは、はんぺんと遊びに来ました。そこには、愛と璃奈が。
「ここ、なでると喜ぶよ。」
「ミアち、可愛い!」
「やめろって!」
その頃、生徒会の議題が終わり、菜々は、所用があると言って一足先に生徒会室を出ようとしました。栞子は手伝おうかと言いましたが、スクールアイドルの事なので、手伝える訳がありません。
その直後、部活の申請書類に記入漏れが見つかり、栞子が菜々の所に行って話す事になりました。それから少しして・・・、
「なるほど。生徒会長は、優木せつ菜さんだったんですね。」
「な・・・、な、な、何の事でしょう? 私は、えーと・・・、菜々です! 中川菜々!」
「そ、そうだよ! 眼鏡してるし、どこから見ても菜々さんだって!」
「せつ菜なら、ここにいますよ! せつ菜☆スカーレットストーム! ふぅ・・・、今日もまた世界を救ってしまいました!」
しず子さん、ちょっと演技が雑じゃないかい? 菜々とせつ菜が同一人物である事を隠す気ないだろ。せっつーは、しず子にキレていいと思います。(笑)
「悪気はなかったんです! ですから、どうかこの事は内密に!」
「私達からもお願いします!」
「安心して下さい。誰にも言うつもりはないですよ。」
「私は、会長が学園のために沢山貢献されてきた事も、せつ菜さんがスクールアイドルとして人気を獲得している事も知っています。」
「どちらにも適性があって、皆さんを幸せにできている。その邪魔をする理由など、ありません。」
「ありがとうございます! 私、頑張ってやり切りますから!」
~ Bパート ~
その後、スクールアイドルフェスティバルの参加募集締め切りの直前に、参加応募が殺到した事により、すべての参加者のライブが不可能な事が明かされました。
参加者を抽選で選び直す方法もありますが、誰かがステージに立てないのは変わりません。校外のステージを借りようにも、急だったため、できませんでした。
文化祭とスクールアイドルフェスティバル、どちらを優先すべきか? 少し考えた末、菜々は、スクールアイドルフェスティバルは後日行う事にし、文化祭を予定通りに行う事を決めました。
スクールアイドルフェスティバルが延期になった事に責任を感じるせつ菜。ですが、他のメンバーは、まだ決まった訳ではないと、合同開催を諦めていません。
「まったく、どうして、そう何でも抱え込もうとするんですかね?」
「それは・・・。今回は仕方ないじゃないですか! 私は生徒会長なんですよ?」
「生徒会は、会長しかいないのかな?」
「あなたの事だもの。役員の子達にも、ろくに相談してないんでしょ?」
「もっと頼っちゃいなよ、せっつー!」
「私達にもね!」
「1人じゃない。」
「生徒会にも同好会にも、こんなに仲間がいるなんて、先輩は幸せ者ですね!」
「やり切りたいんだよね?」
「始まったのなら貫くのみ! でしょ?」
「まだ方法はあるのでしょうか?」
「もう一度考えよう! みんなで!」
「はい!」
その後、生徒会、スクールアイドルフェスティバルに参加する他校のスクールアイドルが集合。どうやって合同開催にするか話し合いました。
しかし、良い案が出ないまま、時間だけが過ぎていきました。ですが、他の高校は、虹ヶ咲学園と日にちは異なるものの、同じ週に学園祭があるようです。
そこで、せつ菜が思い付いたのは、虹ヶ咲学園だけでなく、他校でもスクールアイドルフェスティバルと学園祭を合同開催にしようというもの。最初は、驚きの声がありましたが、皆、この案を受け入れました。
という事で、スクールアイドルフェスティバル参加校は、合同開催に向けて動き出しました。
すべての参加校が正式に合同開催決定となりましたが、すべてのライブをやり切るのは、まだ不十分な模様。
そんな中・・・、
「紫苑女学院の黒羽咲夜と、」
「黒羽咲良です。」
左が黒羽咲良。右が黒羽咲夜。
「そう! ランジュから話は聞いた! 内なる声に従い、今からフェスティバルに参加を希望するわ!」
「内なる声?」
「気にしないで。いつもの事だから。紫苑の文化祭でも、ライブできるって事だから。」
「ぜひ、お願いします!」
「ランジュさんにも感謝ですね。」
その夜・・・、
「あ、菜々。文化祭、明日からだっけ?」
「明日は前夜祭だよ。」
「お母さん。」
「ん? どうしたの? 菜々?」
「大事な話があるんだけど・・・。」
その翌日・・・、
「撮ってもらった映像、バッチリだったよ!」
「始めよう!」
「オッケー! スタート!」
「今年の文化祭は、スクールアイドルフェスティバルとの合同。そして、さらに、5つの学校による連続開催という、これまでにない形で行われる事となりました。」
「虹ヶ咲学園生徒会長、中川菜々です。私自身も、今回の出来事から、自分を支えてくれる人達との繋がりを、再認識する事ができました。」
「皆さんの大好きな気持ち。その全部が私を助けてくれて、それを感じて、感謝するたびに、もう今の私は、大好きを隠す必要はないんだって、気付く事ができました。」
「だから、今ここで皆さんに、生徒会長の私と一緒に、スクールアイドルの私も紹介しようと思います!」
「スクールアイドル同好会の優木せつ菜です!」
「みんなー! お祭りが始まるよ!」
「まずは私達3人が、皆さんを夢のようなステージにご招待します!」
「沢山の大好きが集まった、私達の夢の場所、楽しまないと損をしちゃいますよ!」
『私達、A・ZU・NAです!』
「世界中に降り注ぐ、」
「色んな色の星のかけら!」
「その瞬きが、空を照らしていく!」
『全部、ぜーんぶ、拾い集めよう!』
「空を見上げてみて!」
「チョイスも未来も無限に広がっています!」
「全部抱きしめちゃいましょう!」
『そう! どこまでも行こう!』
~ エンディング後 ~
「すごいですね・・・。自分のやりたい事をすべて叶えるなんて・・・。」
「栞子はやらないの? やりたいって言ったじゃない、スクールアイドル! このお祭りに協力してるって事は、そういう事でしょ?」
今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
今回は、前話お預けとなった歩夢、しずく、せつ菜のユニット「A・ZU・NA」(アズナ)の挿入歌が披露。また、第2回スクールアイドルフェスティバル延期の危機を他校のスクールアイドルが集まって乗り超えたり、せつ菜が生徒会長である事を明かしたりなど、結構インパクトのある回だったと思います。
特に、フェスの延期に責任を感じていたせつ菜を、他メンバーや他校のスクールアイドルがフォローをする展開は、絆の素晴らしさを改めて感じさせてくれましたし、そこから、せつ菜が正体を明かすまでの流れも結構熱いな、と思いました。
ただ、この熱い流れに今回の挿入歌が合っていたかと思うと、疑問なところ。
せつ菜にとっての重大イベントを見た後ですと、歩夢としずくはオマケのような感が否めず、ライブシーンを入れるなら、せつ菜単独曲の方が適していたかも。ユニット曲は、前話の結成の流れで出した方が良かったでしょうね。
どうしてもユニット曲を入れるのなら、せつ菜単独の既存曲(「CHASE!」や「DIVE!」)を先に持ってきて、その後に歌わせるのが良いのかな、と思いました。
まあ、そうは言っても、ユニット曲「Infinity! Our wings!!」は、結構良かったと思っています。
ステージ衣装は、かなりの可愛さが感じられ、王道アイドルユニットの雰囲気が出てたと思いますね。アームカバーや頭に着けているものは「わくわくアニマル」を連想させ、メリーゴーランドが盛り込まれているのも、遊園地がキーワードであるA・ZU・NAにふさわしいと思いました。
もちろん、ダンスシーン以外の映像も見応えありました。中でも、歩夢の「運命の人」は眼福でしたね。スタッフ様、ありがとうございます!
これですね。
せつ菜が正体を明かすまでの流れは、1期を見ているとより楽しめたと思う箇所が2つありました。
1つ目は、歩夢が拳を突き出しながら言っていた「始まったのなら貫くのみ」。あれは、1期終盤でせつ菜が歩夢に対して言っていた言葉ですね。あの言葉のおかげで、歩夢は前に進む事ができて、侑と向き合う事ができました。
そんな大事な言葉を、言われた側が言った側に返すというのは、やっぱり感動しますよね。感想記事最初に挙げている今話の名セリフは、これ一択でした。
2つ目は、副生徒会長が、せつ菜が生徒会長だと知って、かなり驚いていた事。
初見では「悲鳴がデカ過ぎてワロタ」なんて思ってましたが(笑)、推しのスクールアイドルが実は生徒会で一緒に働いていたなんて知ったら、そりゃ興奮しますよね。
これは、今後の生徒会の仕事にも熱が入るでしょう。ついでに、この日の夜は、ナニかが熱くなって、アレが捗ったと信じています。(良い感想を自ら台無しにすんな(笑))
また、Aパートでは、せつ菜が生徒会長だと栞子に知られましたが、その時の栞子の態度は良かったですね。生徒会長、スクールアイドル、どちらにも「適性」があって、皆を「幸せ」にできていると言っていたあたり、なんともこの子っぽいな、と思いました。
さらに、次の生徒会長就任の伏線にもなったでしょうか。本編を見た感じでは、せつ菜は任期満了で生徒会長を退任し、栞子を次期生徒会長に推薦しそうな気がしますね。「スクスタ」と違って平和的に生徒会長になりそうで、今後が楽しみです。
あと、せつ菜が母親に、自分がスクールアイドルである事を明かしたのも良かったと思います。1期でせつ菜が同好会に戻った時は、今後親からスクールアイドルをやめるよう言われるんじゃないかと思っていたのが、そんな話は全然ないまま1期を終え、拍子抜けに感じていましたしね。
欲を言えば、母親との会話は、大事な話があるの一言で終わらせず、もっと深く描いてほしかったところ。そうすれば、今話の感動度がより増したんじゃないかと思いますが、それでも、母親がスクールアイドルのせつ菜を快く受け入れていたのは間違いないでしょうね。
スクールアイドルの自分は認めてくれないだろうと思っていたのは、ただの思い込みであり、スクールアイドルとして活動している時も周りに元気や勇気を与えているのだから、それを止める権利はないと思って、娘のスクールアイドル活動も応援する事にしたのでしょう。理解の良い親で幸せですね。
他にも、紫苑女学院の黒羽姉妹も、印象に残りました。内なる声がどうたらこうたら言っていたのは、「サンシャイン」の善子っぽいな、と思いましたね。
あの2人は「スクフェス」に登場するキャラです。内なる声がどうのこうの言っていた背丈の小さい方が姉の咲夜で高3、妹の咲良は高1です。
プロフィールを確認したところ、咲良は意外と大きい事に驚きました。「ラブライブ!」の花陽や「サンシャイン」の花丸よりも大きいとは・・・。胸威(きょうい)の・・・、おっと、間違えた、驚異(きょうい)の1年生ってやつですね。(笑)
さて、次回は、栞子が同好会に入部する話でしょうか。どんな流れでスクールアイドルをやる事を決めるのか、どんな挿入歌が披露されるのか、楽しみです。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期第6話「“大好き”の選択を」の感想です。
~ オープニング前 ~
「ためらわないで真っ直ぐに!」
「大好きを、届けに行こう!」
ある日、映像研究部員は、スクールアイドル同好会の部室を訪れ、スクールアイドルフェスティバルと文化祭の合同開催のメイキング映像の依頼に来ました。特に、神出鬼没のスクールアイドルであるせつ菜の迫りたいとも思っていますが、せつ菜は強く拒否します。
~ Aパート ~
後日、撮影が始まりましたが、せつ菜は、自分の正体が生徒会長だと知られるのを恐れてか、表情が固くなっています。
「ファンの子達が、せつ菜ちゃんの正体の話題で盛り上がってたよ!」
「愛さんも聞いた事ある! 実は有名な女優さんだとか!」
「あるいは、宇宙人だとか!」
「せつ菜ちゃん、宇宙人だったの?」
「実はスパイだったりして?」
女優に宇宙人にスパイか。まあ、宇宙人とかアンドロイドとか人魚とかでもプリキュアになれるのですから、その流れで人間じゃないのがスクールアイドルというのもアリかもしれませんね。(笑)
なんなら、男の娘でもいいんじゃないのでしょうか。まあ、モノホンの男だとバレたら、「『ラブライブ!』シリーズに野郎の顔は絶対映さねぇ!」という鉄の掟で二度と出番はなくなるでしょうけどね。(笑)
そういう噂が流れているのは知っていますが、今更夢を壊すようなマネはしたくないと、せつ菜は思っているようです。
「それに・・・、生徒会長とスクールアイドルって全然違うものですから。どちらも大好きでやりたい私としては、このままの方が良いと思うんです!」
「そっか! 合同文化祭は、もう目の前! 悔いなくやれる事をやっておこうよ!」
ある日、栞子の姉・薫子が教育実習生として、音楽科の生徒達に勉強を教える事になりました。
しばらくして、ミアは、はんぺんと遊びに来ました。そこには、愛と璃奈が。
「ここ、なでると喜ぶよ。」
「ミアち、可愛い!」
「やめろって!」
その頃、生徒会の議題が終わり、菜々は、所用があると言って一足先に生徒会室を出ようとしました。栞子は手伝おうかと言いましたが、スクールアイドルの事なので、手伝える訳がありません。
その直後、部活の申請書類に記入漏れが見つかり、栞子が菜々の所に行って話す事になりました。それから少しして・・・、
「なるほど。生徒会長は、優木せつ菜さんだったんですね。」
「な・・・、な、な、何の事でしょう? 私は、えーと・・・、菜々です! 中川菜々!」
「そ、そうだよ! 眼鏡してるし、どこから見ても菜々さんだって!」
「せつ菜なら、ここにいますよ! せつ菜☆スカーレットストーム! ふぅ・・・、今日もまた世界を救ってしまいました!」
しず子さん、ちょっと演技が雑じゃないかい? 菜々とせつ菜が同一人物である事を隠す気ないだろ。せっつーは、しず子にキレていいと思います。(笑)
「悪気はなかったんです! ですから、どうかこの事は内密に!」
「私達からもお願いします!」
「安心して下さい。誰にも言うつもりはないですよ。」
「私は、会長が学園のために沢山貢献されてきた事も、せつ菜さんがスクールアイドルとして人気を獲得している事も知っています。」
「どちらにも適性があって、皆さんを幸せにできている。その邪魔をする理由など、ありません。」
「ありがとうございます! 私、頑張ってやり切りますから!」
~ Bパート ~
その後、スクールアイドルフェスティバルの参加募集締め切りの直前に、参加応募が殺到した事により、すべての参加者のライブが不可能な事が明かされました。
参加者を抽選で選び直す方法もありますが、誰かがステージに立てないのは変わりません。校外のステージを借りようにも、急だったため、できませんでした。
文化祭とスクールアイドルフェスティバル、どちらを優先すべきか? 少し考えた末、菜々は、スクールアイドルフェスティバルは後日行う事にし、文化祭を予定通りに行う事を決めました。
スクールアイドルフェスティバルが延期になった事に責任を感じるせつ菜。ですが、他のメンバーは、まだ決まった訳ではないと、合同開催を諦めていません。
「まったく、どうして、そう何でも抱え込もうとするんですかね?」
「それは・・・。今回は仕方ないじゃないですか! 私は生徒会長なんですよ?」
「生徒会は、会長しかいないのかな?」
「あなたの事だもの。役員の子達にも、ろくに相談してないんでしょ?」
「もっと頼っちゃいなよ、せっつー!」
「私達にもね!」
「1人じゃない。」
「生徒会にも同好会にも、こんなに仲間がいるなんて、先輩は幸せ者ですね!」
「やり切りたいんだよね?」
「始まったのなら貫くのみ! でしょ?」
「まだ方法はあるのでしょうか?」
「もう一度考えよう! みんなで!」
「はい!」
その後、生徒会、スクールアイドルフェスティバルに参加する他校のスクールアイドルが集合。どうやって合同開催にするか話し合いました。
しかし、良い案が出ないまま、時間だけが過ぎていきました。ですが、他の高校は、虹ヶ咲学園と日にちは異なるものの、同じ週に学園祭があるようです。
そこで、せつ菜が思い付いたのは、虹ヶ咲学園だけでなく、他校でもスクールアイドルフェスティバルと学園祭を合同開催にしようというもの。最初は、驚きの声がありましたが、皆、この案を受け入れました。
という事で、スクールアイドルフェスティバル参加校は、合同開催に向けて動き出しました。
すべての参加校が正式に合同開催決定となりましたが、すべてのライブをやり切るのは、まだ不十分な模様。
そんな中・・・、
「紫苑女学院の黒羽咲夜と、」
「黒羽咲良です。」
左が黒羽咲良。右が黒羽咲夜。
「そう! ランジュから話は聞いた! 内なる声に従い、今からフェスティバルに参加を希望するわ!」
「内なる声?」
「気にしないで。いつもの事だから。紫苑の文化祭でも、ライブできるって事だから。」
「ぜひ、お願いします!」
「ランジュさんにも感謝ですね。」
その夜・・・、
「あ、菜々。文化祭、明日からだっけ?」
「明日は前夜祭だよ。」
「お母さん。」
「ん? どうしたの? 菜々?」
「大事な話があるんだけど・・・。」
その翌日・・・、
「撮ってもらった映像、バッチリだったよ!」
「始めよう!」
「オッケー! スタート!」
「今年の文化祭は、スクールアイドルフェスティバルとの合同。そして、さらに、5つの学校による連続開催という、これまでにない形で行われる事となりました。」
「虹ヶ咲学園生徒会長、中川菜々です。私自身も、今回の出来事から、自分を支えてくれる人達との繋がりを、再認識する事ができました。」
「皆さんの大好きな気持ち。その全部が私を助けてくれて、それを感じて、感謝するたびに、もう今の私は、大好きを隠す必要はないんだって、気付く事ができました。」
「だから、今ここで皆さんに、生徒会長の私と一緒に、スクールアイドルの私も紹介しようと思います!」
「スクールアイドル同好会の優木せつ菜です!」
「みんなー! お祭りが始まるよ!」
「まずは私達3人が、皆さんを夢のようなステージにご招待します!」
「沢山の大好きが集まった、私達の夢の場所、楽しまないと損をしちゃいますよ!」
『私達、A・ZU・NAです!』
「世界中に降り注ぐ、」
「色んな色の星のかけら!」
「その瞬きが、空を照らしていく!」
『全部、ぜーんぶ、拾い集めよう!』
「空を見上げてみて!」
「チョイスも未来も無限に広がっています!」
「全部抱きしめちゃいましょう!」
『そう! どこまでも行こう!』
~ エンディング後 ~
「すごいですね・・・。自分のやりたい事をすべて叶えるなんて・・・。」
「栞子はやらないの? やりたいって言ったじゃない、スクールアイドル! このお祭りに協力してるって事は、そういう事でしょ?」
今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
今回は、前話お預けとなった歩夢、しずく、せつ菜のユニット「A・ZU・NA」(アズナ)の挿入歌が披露。また、第2回スクールアイドルフェスティバル延期の危機を他校のスクールアイドルが集まって乗り超えたり、せつ菜が生徒会長である事を明かしたりなど、結構インパクトのある回だったと思います。
特に、フェスの延期に責任を感じていたせつ菜を、他メンバーや他校のスクールアイドルがフォローをする展開は、絆の素晴らしさを改めて感じさせてくれましたし、そこから、せつ菜が正体を明かすまでの流れも結構熱いな、と思いました。
ただ、この熱い流れに今回の挿入歌が合っていたかと思うと、疑問なところ。
せつ菜にとっての重大イベントを見た後ですと、歩夢としずくはオマケのような感が否めず、ライブシーンを入れるなら、せつ菜単独曲の方が適していたかも。ユニット曲は、前話の結成の流れで出した方が良かったでしょうね。
どうしてもユニット曲を入れるのなら、せつ菜単独の既存曲(「CHASE!」や「DIVE!」)を先に持ってきて、その後に歌わせるのが良いのかな、と思いました。
まあ、そうは言っても、ユニット曲「Infinity! Our wings!!」は、結構良かったと思っています。
ステージ衣装は、かなりの可愛さが感じられ、王道アイドルユニットの雰囲気が出てたと思いますね。アームカバーや頭に着けているものは「わくわくアニマル」を連想させ、メリーゴーランドが盛り込まれているのも、遊園地がキーワードであるA・ZU・NAにふさわしいと思いました。
もちろん、ダンスシーン以外の映像も見応えありました。中でも、歩夢の「運命の人」は眼福でしたね。スタッフ様、ありがとうございます!
これですね。
せつ菜が正体を明かすまでの流れは、1期を見ているとより楽しめたと思う箇所が2つありました。
1つ目は、歩夢が拳を突き出しながら言っていた「始まったのなら貫くのみ」。あれは、1期終盤でせつ菜が歩夢に対して言っていた言葉ですね。あの言葉のおかげで、歩夢は前に進む事ができて、侑と向き合う事ができました。
そんな大事な言葉を、言われた側が言った側に返すというのは、やっぱり感動しますよね。感想記事最初に挙げている今話の名セリフは、これ一択でした。
2つ目は、副生徒会長が、せつ菜が生徒会長だと知って、かなり驚いていた事。
初見では「悲鳴がデカ過ぎてワロタ」なんて思ってましたが(笑)、推しのスクールアイドルが実は生徒会で一緒に働いていたなんて知ったら、そりゃ興奮しますよね。
これは、今後の生徒会の仕事にも熱が入るでしょう。ついでに、この日の夜は、ナニかが熱くなって、アレが捗ったと信じています。(良い感想を自ら台無しにすんな(笑))
また、Aパートでは、せつ菜が生徒会長だと栞子に知られましたが、その時の栞子の態度は良かったですね。生徒会長、スクールアイドル、どちらにも「適性」があって、皆を「幸せ」にできていると言っていたあたり、なんともこの子っぽいな、と思いました。
さらに、次の生徒会長就任の伏線にもなったでしょうか。本編を見た感じでは、せつ菜は任期満了で生徒会長を退任し、栞子を次期生徒会長に推薦しそうな気がしますね。「スクスタ」と違って平和的に生徒会長になりそうで、今後が楽しみです。
あと、せつ菜が母親に、自分がスクールアイドルである事を明かしたのも良かったと思います。1期でせつ菜が同好会に戻った時は、今後親からスクールアイドルをやめるよう言われるんじゃないかと思っていたのが、そんな話は全然ないまま1期を終え、拍子抜けに感じていましたしね。
欲を言えば、母親との会話は、大事な話があるの一言で終わらせず、もっと深く描いてほしかったところ。そうすれば、今話の感動度がより増したんじゃないかと思いますが、それでも、母親がスクールアイドルのせつ菜を快く受け入れていたのは間違いないでしょうね。
スクールアイドルの自分は認めてくれないだろうと思っていたのは、ただの思い込みであり、スクールアイドルとして活動している時も周りに元気や勇気を与えているのだから、それを止める権利はないと思って、娘のスクールアイドル活動も応援する事にしたのでしょう。理解の良い親で幸せですね。
他にも、紫苑女学院の黒羽姉妹も、印象に残りました。内なる声がどうたらこうたら言っていたのは、「サンシャイン」の善子っぽいな、と思いましたね。
あの2人は「スクフェス」に登場するキャラです。内なる声がどうのこうの言っていた背丈の小さい方が姉の咲夜で高3、妹の咲良は高1です。
プロフィールを確認したところ、咲良は意外と大きい事に驚きました。「ラブライブ!」の花陽や「サンシャイン」の花丸よりも大きいとは・・・。胸威(きょうい)の・・・、おっと、間違えた、驚異(きょうい)の1年生ってやつですね。(笑)
さて、次回は、栞子が同好会に入部する話でしょうか。どんな流れでスクールアイドルをやる事を決めるのか、どんな挿入歌が披露されるのか、楽しみです。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。