「Go!プリンセスプリキュア」第31話「新学期! 新たな夢と新たなる脅威!」の感想です。
~ オープニング前 ~
一面に広がるお花畑を歩くフローラ。その前方には、カナタがいました。
フローラは、嬉しさのあまり、走ってカナタの元へ。しかし、その途中、パフが。
これは、はるかが見ていた夢でした。
今日からノーブル学園は新学期。もうすぐ始業式だとゆいから言われたはるかは、寝坊したと慌てます。
ゆいは、はるかを起こそうにも、幸せそうに寝ていたので、起こさなかったようです。
少しして、はるかは、学校に行く準備が終わりました。
「2学期も張り切って、レーッツ、ゴー!」
きららの誕生日については、ネタバレが嫌な方もいるかと思いますので、ここで明かすのは控えます。知りたい方は、公式ホームページや「プリキュア新聞 2015年春号」の記事のラストをご覧下さい。
~ Aパート ~
そんな中、闇のオーラを放つ種が色んな場所に埋められていきました。
一方、はるかは夏休みの宿題を先生に提出していました。はるかは先生から、少しはノーブル学園の生徒らしくなってきたと褒められます。
その後、席に戻ろうとしたところ、窓際に綺麗な花が飾られている事に気付きます。
しばらくして、はるか達は、ミス・シャムールのプリンセスレッスンに取り組んでいました。今日は、フラワーアレンジメントのレッスン。
すぐに、はるかは、アレンジメントができました。
ですが、評価は、可もなく不可もなくといったところ。はるかは、フラワーアレンジメントは得意ではないのかも、と落ち込みます。
そんな中、トワは、あの子の様子はどうかとシャムールに聞きます。「あの子」というのは、1体の妖精。
この妖精は、ロック。絶望の力で操られて、ディスダークの幹部として振舞っていました。
前話、エクラエスポワールを受けて、絶望が浄化され、元に戻りました。ロックは今も、眠りについています。
その後、トワは一刻も早く兄・カナタに会いたいと言います。その言葉にはるかは、会えると強く返します。
さらに、今朝、カナタが夢に出てきた事を明かし、カナタと会える前触れだと思うと言い、トワは希望を持ちます。
そして、はるかは、張り切って草むしりに向かいます。最近、花壇の手入れをしていかったためです。
しかし、行ってみると、綺麗になっていました。誰かが手入れしてくれたようです。
すぐに、はるかは、草むしりをしている生徒を発見。はるかが元気よくあいさつすると、その生徒も勢いよく、ごめんなさいと謝ります。
この生徒の名前は「はなえ」。ちなみに、名字は「小森」。
はなえも花が大好きで、はるかは喜々と興味を示し、2人は笑い合います。
その後、はるかとはなえは、花の話で盛り上がります。
はるかははなえに、花屋さんになりたいのか聞きますが、はなえには将来の夢はこれといってないようです。はなえは、ノーブル学園に入ったのに、得意な事がないと言いますが、
「そんなの関係ないよ! 夢は誰にでも持てる宝物だよ!」
と、はるかは返し、はなえを励まします。
その言葉に、はなえは納得します。直後、はなえの花の飾り方を見たはるかは、先程の教室の花を飾ったのは、はなえなんじゃないかと察します。
正解です。あの花はすごく素敵だったと、はるかははしゃぎます。
そして、はるかは、フラワーコーディネーターを目指すのはどうかと言います。フラワーコーディネーターとは、オフィスや店に花を飾ったり、結婚式の花飾りを作ったりする仕事です。
それを聞いたはなえは興味を示し、はるかは応援します。
「不思議。はるかちゃんが応援してくれるなら、なれる気がする。」
「そう? えへへ。」
直後、はるかは、フォラワーアレンジメントのアドバイスをはなえにお願いし、はなえは了承します。準備するために、はるかは一旦、はなえの元を離れます。
しかし、はるかが校舎外に出ると、大量のカラスが舞っていました。
そのうちの1羽がはるかを襲ってきましたが、トワが救います。
すぐに、みなみ、きらら、パフ、アロマも駆けつけて来ました。その後、大量のカラスは1か所に集まり、クローズへと姿を変えました。
「地獄の底から舞い戻ってきたぜ、プリンセスプリキュア。お前らを倒すためにな!」
今回から、アイキャッチが変わりました。
~ Bパート ~
クローズは、11話でプリキュアに倒されたはず。なのに、どうして、ここにいるのか?
しかし、クローズはその問いには答えず、はるか達を絶望に染めようとします。はるか達は変身して立ち向かう事に。
まずは、フローラが突撃。しかし、クローズは簡単に回避し、フローラを地に叩き落とします。
次は、マーメイドがフローズンリップルを放ちますが、クローズはすぐに、氷漬けから逃れ、反撃でダメージを与えます。
その後、トゥインクルがミーディアハミングを放ちますが、通用せず。スカーレットの攻撃も、たやすく回避します。
そして、クローズは2粒の種を地に蒔きます。すると、すぐに、不気味な植物が現れ、そこから、新たな敵が出てきました。
コイツらの名前は、「ストップ」に「フリーズ」。
「熱い夢ほど、ゼツボーグになる。」
「生まれたての夢も、また良いもの。」
その後、ゼツボーグは、花をミサイルにして攻撃してきます。ゼツボーグの強さに、プリキュア達は押されます。
「花を・・・、こんな事に使うなんて・・・。」
「花は咲いたら、必ず枯れる。そういうもんだろ?」
「それでも・・・、花は、また咲くよ!」
そして、フローラは、ゼツボーグの攻撃をローズトルビヨンでかき消し、マーメイドとトゥインクルがダブルパンチ。スカーレットが追撃し、ゼツボーグをひるませます。
すぐに、フローラ達は、エクラエスポワールでを放ち、ゼツボーグを浄化します。
しかし、クローズ達に焦りはありません。
「花は何度でも咲く。絶望も同じだ。絶望は絶望を育てて、大きくなる。」
クローズは、そう言い残して、ストップ、フリーズと共に撤退します。
その頃、シャットは、城が消えた事に虚しさを感じていました。そこにクローズが現れます。
「絶望は消えやしない。音もなく気配もなく、夢を見る者達に忍び寄り、そして、突然・・・、現れる。」
すると、クローズの背後に、絶望の森が出てきました。
すぐに、満タンになった絶望のゲージの力で、新たな城が形成されました。
「お帰りなさいませ、ディスピア様。」
「クローズよ、大儀であった。」
ディスピアが復活を果たしました。
Aパート最初で闇の種を蒔いたのは、クローズ。やがて大きく育ち、人間達を絶望に染めようと企んでいます。
フリーズ、ストップ、シャットは、クローズの下で行動する事に。
そんな事が起こってるとは知らず、はるかは、はなえと一緒にフラワーアレンジメントを楽しんでいました。その様子を見ていたみなみ達も笑顔になります。
そして、素敵な花飾りができました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、トゥインクルパートでした。
フローラ、マーメイド、トゥインクル、スカーレットの順でローテーションしている訳ではないのですね。次回がみなみメイン回なのを考慮して、今回はトゥインクルパートにしたのかもしれませんね。
次回:「みなみの許嫁!? 帰ってきたスーパーセレブ!」
ノーブル学園に、ボディーガードに囲まれた、白いスーツを着た男の子が現れました。
彼は、イギリスに留学中のノーブル学園の生徒で、とてもセレブとの事。
彼が帰国したのは、みなみに会うためでした。彼は、みなみに会うなり、真っ赤なバラの花束をプレゼント。しかも、みなみの事を許嫁だと言いふらしますが、真相は?
次回予告直後の提供画像は、劇場告知動画でした。
字幕にある通り、公開日は10月31日(土)。ご存じな方は多いと思いますが、今回のタイトルは、「Go!Go!!豪華3本立て!!!」。
もちろん今回も、見に行く予定です。1週間前からは、劇場版「プリパラ」が上映開始となり、それも見ると思うと、3月に続いて、またしても出費がとんでもない事になりそうだな・・・。(笑)
【まとめ】
11話で敗れたクローズが復活。さらに、新たな幹部「ストップ」「フリーズ」が登場し、ディスピアも復活を果たしました。
さて、今回のテーマは、Aパートではるかが言っていたように「夢は誰にでも持てる宝物」ですかね。
多くの子供達は、自分のなりたい夢を持っていますが、しかし、夢を持っていない子も少なくはありません。
でも、そういう子達にだって、得意分野は何かしらあるはずですよね。そういったところから、夢に繋げる事はできますし、それで大成しているケースもよくあります。趣味を仕事に繋げている事もよくあるように、趣味から夢に繋がる事だってありますよね。
夢への可能性に早く気付けるかどうかは個人差がありますが、「夢は誰にでも持てる宝物」である事には間違いないでしょう。
そして、その「宝物」は、生きている限りは持ち続けられるのも、確かだと思いますね。
何か1つの夢を叶えたからといって、そこで終わらず、また新たな目標を立てて、それに向かって突き進む人は多くいます。オリンピックで金メダルを取った選手が、次のオリンピックでも金メダルを取ろうと意気込んでいるのは、よくある話ですね。
とはいえ、夢を叶えるのは難しいと諦める人も多いでしょう。でも、ほとんどの人は、何か別のやりたい事を見つけるもの。それが夢に繋げられる可能性がある以上は、夢は、決してなくなる事のない「宝物」と言えるでしょうね。
しかし、その一方で、クローズが言っていたように「絶望は消えやしない」というのも、また事実でしょう。
基本、「絶望」は、想定外の事態から生じるものであり、夢と現実の食い違いも、その1つです。29話感想でも述べたように、夢への実現過程において、挫折はつきものであり、「絶望」は、その挫折から結びつくケースがほとんどだと思うと、「絶望」は、夢とは切り離せぬ存在であり、生きている限りは存在し続けるでしょうね。
最近のプリキュアシリーズにおいては、悲しみ、不幸、自己中は、決してなくなりはしないものとして挙げており、それらに対してどう向き合うかが、終盤の大きなテーマとして描かれていました。
たぶん、今作も、終盤において、「絶望」に対する向き合い方が大きなテーマになるのかもしれませんね。今後、ディスピアが世界を絶望に染めようとする真意や、それを聞いたはるか達がどう動くのかに注目していきたいものです。
~ オープニング前 ~
一面に広がるお花畑を歩くフローラ。その前方には、カナタがいました。
フローラは、嬉しさのあまり、走ってカナタの元へ。しかし、その途中、パフが。
これは、はるかが見ていた夢でした。
今日からノーブル学園は新学期。もうすぐ始業式だとゆいから言われたはるかは、寝坊したと慌てます。
ゆいは、はるかを起こそうにも、幸せそうに寝ていたので、起こさなかったようです。
少しして、はるかは、学校に行く準備が終わりました。
「2学期も張り切って、レーッツ、ゴー!」
今回のオープニング直後の提供画像
字幕にあるように、もうすぐ、きららが誕生日を迎えます。まあ、「もうすぐ」といっても、次回放映日の方に近いですけどね。きららの誕生日については、ネタバレが嫌な方もいるかと思いますので、ここで明かすのは控えます。知りたい方は、公式ホームページや「プリキュア新聞 2015年春号」の記事のラストをご覧下さい。
~ Aパート ~
そんな中、闇のオーラを放つ種が色んな場所に埋められていきました。
一方、はるかは夏休みの宿題を先生に提出していました。はるかは先生から、少しはノーブル学園の生徒らしくなってきたと褒められます。
その後、席に戻ろうとしたところ、窓際に綺麗な花が飾られている事に気付きます。
しばらくして、はるか達は、ミス・シャムールのプリンセスレッスンに取り組んでいました。今日は、フラワーアレンジメントのレッスン。
すぐに、はるかは、アレンジメントができました。
ですが、評価は、可もなく不可もなくといったところ。はるかは、フラワーアレンジメントは得意ではないのかも、と落ち込みます。
そんな中、トワは、あの子の様子はどうかとシャムールに聞きます。「あの子」というのは、1体の妖精。
この妖精は、ロック。絶望の力で操られて、ディスダークの幹部として振舞っていました。
前話、エクラエスポワールを受けて、絶望が浄化され、元に戻りました。ロックは今も、眠りについています。
その後、トワは一刻も早く兄・カナタに会いたいと言います。その言葉にはるかは、会えると強く返します。
さらに、今朝、カナタが夢に出てきた事を明かし、カナタと会える前触れだと思うと言い、トワは希望を持ちます。
そして、はるかは、張り切って草むしりに向かいます。最近、花壇の手入れをしていかったためです。
しかし、行ってみると、綺麗になっていました。誰かが手入れしてくれたようです。
すぐに、はるかは、草むしりをしている生徒を発見。はるかが元気よくあいさつすると、その生徒も勢いよく、ごめんなさいと謝ります。
この生徒の名前は「はなえ」。ちなみに、名字は「小森」。
はなえも花が大好きで、はるかは喜々と興味を示し、2人は笑い合います。
その後、はるかとはなえは、花の話で盛り上がります。
はるかははなえに、花屋さんになりたいのか聞きますが、はなえには将来の夢はこれといってないようです。はなえは、ノーブル学園に入ったのに、得意な事がないと言いますが、
「そんなの関係ないよ! 夢は誰にでも持てる宝物だよ!」
と、はるかは返し、はなえを励まします。
その言葉に、はなえは納得します。直後、はなえの花の飾り方を見たはるかは、先程の教室の花を飾ったのは、はなえなんじゃないかと察します。
正解です。あの花はすごく素敵だったと、はるかははしゃぎます。
そして、はるかは、フラワーコーディネーターを目指すのはどうかと言います。フラワーコーディネーターとは、オフィスや店に花を飾ったり、結婚式の花飾りを作ったりする仕事です。
それを聞いたはなえは興味を示し、はるかは応援します。
「不思議。はるかちゃんが応援してくれるなら、なれる気がする。」
「そう? えへへ。」
しかし、はるかが校舎外に出ると、大量のカラスが舞っていました。
そのうちの1羽がはるかを襲ってきましたが、トワが救います。
すぐに、みなみ、きらら、パフ、アロマも駆けつけて来ました。その後、大量のカラスは1か所に集まり、クローズへと姿を変えました。
「地獄の底から舞い戻ってきたぜ、プリンセスプリキュア。お前らを倒すためにな!」
今回から、アイキャッチが変わりました。
~ Bパート ~
クローズは、11話でプリキュアに倒されたはず。なのに、どうして、ここにいるのか?
しかし、クローズはその問いには答えず、はるか達を絶望に染めようとします。はるか達は変身して立ち向かう事に。
まずは、フローラが突撃。しかし、クローズは簡単に回避し、フローラを地に叩き落とします。
次は、マーメイドがフローズンリップルを放ちますが、クローズはすぐに、氷漬けから逃れ、反撃でダメージを与えます。
その後、トゥインクルがミーディアハミングを放ちますが、通用せず。スカーレットの攻撃も、たやすく回避します。
そして、クローズは2粒の種を地に蒔きます。すると、すぐに、不気味な植物が現れ、そこから、新たな敵が出てきました。
「熱い夢ほど、ゼツボーグになる。」
「生まれたての夢も、また良いもの。」
ストップ フリーズ
直後、ストップとフリーズは、はなえの元にワープし、はなえを絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召喚します。その後、ゼツボーグは、花をミサイルにして攻撃してきます。ゼツボーグの強さに、プリキュア達は押されます。
「花を・・・、こんな事に使うなんて・・・。」
「花は咲いたら、必ず枯れる。そういうもんだろ?」
「それでも・・・、花は、また咲くよ!」
そして、フローラは、ゼツボーグの攻撃をローズトルビヨンでかき消し、マーメイドとトゥインクルがダブルパンチ。スカーレットが追撃し、ゼツボーグをひるませます。
すぐに、フローラ達は、エクラエスポワールでを放ち、ゼツボーグを浄化します。
しかし、クローズ達に焦りはありません。
「花は何度でも咲く。絶望も同じだ。絶望は絶望を育てて、大きくなる。」
クローズは、そう言い残して、ストップ、フリーズと共に撤退します。
その頃、シャットは、城が消えた事に虚しさを感じていました。そこにクローズが現れます。
「絶望は消えやしない。音もなく気配もなく、夢を見る者達に忍び寄り、そして、突然・・・、現れる。」
すると、クローズの背後に、絶望の森が出てきました。
すぐに、満タンになった絶望のゲージの力で、新たな城が形成されました。
「お帰りなさいませ、ディスピア様。」
「クローズよ、大儀であった。」
ディスピアが復活を果たしました。
Aパート最初で闇の種を蒔いたのは、クローズ。やがて大きく育ち、人間達を絶望に染めようと企んでいます。
フリーズ、ストップ、シャットは、クローズの下で行動する事に。
そんな事が起こってるとは知らず、はるかは、はなえと一緒にフラワーアレンジメントを楽しんでいました。その様子を見ていたみなみ達も笑顔になります。
そして、素敵な花飾りができました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、トゥインクルパートでした。
フローラ、マーメイド、トゥインクル、スカーレットの順でローテーションしている訳ではないのですね。次回がみなみメイン回なのを考慮して、今回はトゥインクルパートにしたのかもしれませんね。
次回:「みなみの許嫁!? 帰ってきたスーパーセレブ!」
ノーブル学園に、ボディーガードに囲まれた、白いスーツを着た男の子が現れました。
彼は、イギリスに留学中のノーブル学園の生徒で、とてもセレブとの事。
彼が帰国したのは、みなみに会うためでした。彼は、みなみに会うなり、真っ赤なバラの花束をプレゼント。しかも、みなみの事を許嫁だと言いふらしますが、真相は?
次回予告直後の提供画像は、劇場告知動画でした。
もちろん今回も、見に行く予定です。1週間前からは、劇場版「プリパラ」が上映開始となり、それも見ると思うと、3月に続いて、またしても出費がとんでもない事になりそうだな・・・。(笑)
【まとめ】
11話で敗れたクローズが復活。さらに、新たな幹部「ストップ」「フリーズ」が登場し、ディスピアも復活を果たしました。
さて、今回のテーマは、Aパートではるかが言っていたように「夢は誰にでも持てる宝物」ですかね。
多くの子供達は、自分のなりたい夢を持っていますが、しかし、夢を持っていない子も少なくはありません。
でも、そういう子達にだって、得意分野は何かしらあるはずですよね。そういったところから、夢に繋げる事はできますし、それで大成しているケースもよくあります。趣味を仕事に繋げている事もよくあるように、趣味から夢に繋がる事だってありますよね。
夢への可能性に早く気付けるかどうかは個人差がありますが、「夢は誰にでも持てる宝物」である事には間違いないでしょう。
そして、その「宝物」は、生きている限りは持ち続けられるのも、確かだと思いますね。
何か1つの夢を叶えたからといって、そこで終わらず、また新たな目標を立てて、それに向かって突き進む人は多くいます。オリンピックで金メダルを取った選手が、次のオリンピックでも金メダルを取ろうと意気込んでいるのは、よくある話ですね。
とはいえ、夢を叶えるのは難しいと諦める人も多いでしょう。でも、ほとんどの人は、何か別のやりたい事を見つけるもの。それが夢に繋げられる可能性がある以上は、夢は、決してなくなる事のない「宝物」と言えるでしょうね。
しかし、その一方で、クローズが言っていたように「絶望は消えやしない」というのも、また事実でしょう。
基本、「絶望」は、想定外の事態から生じるものであり、夢と現実の食い違いも、その1つです。29話感想でも述べたように、夢への実現過程において、挫折はつきものであり、「絶望」は、その挫折から結びつくケースがほとんどだと思うと、「絶望」は、夢とは切り離せぬ存在であり、生きている限りは存在し続けるでしょうね。
最近のプリキュアシリーズにおいては、悲しみ、不幸、自己中は、決してなくなりはしないものとして挙げており、それらに対してどう向き合うかが、終盤の大きなテーマとして描かれていました。
たぶん、今作も、終盤において、「絶望」に対する向き合い方が大きなテーマになるのかもしれませんね。今後、ディスピアが世界を絶望に染めようとする真意や、それを聞いたはるか達がどう動くのかに注目していきたいものです。
津波とか原発と言えば分かり易いかもしれません。そういう強大なものによって齎される個人ではどうしようもない自然災害クラスの絶望が襲い掛かり、はるかたちが絶望。
だけど、はるかたちが助けたり、支えてくれたり、初めての人たちの諦めない姿を見て、再起みたいな。
という感じに「希望は消えやしない」という展開になるのかな?と妄想。
一体どうなるのか目が離せませんね。
コメント、ありがとうございます!
クローズは、かなり恐ろしい存在として帰ってきましたね。11話までは、考えなくがむしゃらにプリキュアを倒そうとしていたのが、今話では、絶望の種でいつか破滅に追い込もうと企むあたり、冷酷さが出てきて、イメージがすごく変わったと思います。
11話でクローズを倒した時には、フローラは憂いの表情を浮かべており、和解を望んでいたと思うと、今回の再登場でそのチャンスがまた巡ってきたと期待していますが、なかなか難しそうです。
絶望の種が徐々に成長して地球が破滅に追い込まれる展開は、確かに、この先ありそうですね。過去作でも、最終決戦直前では、似たような展開がよくありますし。
しかし、その時には、はるか達を支えて、成長させてくれた人々の諦めない姿を見て奮起するシーンもあるでしょうね。私的には、そういった人達に、自分達がプリキュアである事を明かすのかな、とも思っています。
まあ、正体明かしがないにせよ、夢や希望は絶対に消えないと熱く訴える展開は、きっと終盤に来るでしょう。今後も楽しみです。