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【礼文島は笹で覆われ、西海岸に高山植物が広がる】
2006/6/17-19 礼文島を知ろう
ここで礼文島の特徴を良く知っておくことは、この島を縦断するためにはとても重要な要素であり、旅の安全性を増すことに繋がる。
礼文島は、北海道北部、稚内の西方60kmの日本最北の島(北方領土を除く)である。地名語源はアイヌ語のレプン・シリ(沖の島)からくる。海抜0メートルから高山植物が咲き乱れていることから別名「花の浮島」と呼ばれている。これは本州であれば標高2000mの山岳地帯に匹敵する気象状況であることも意味する。
礼文島は、標高490mの最高峰の礼文岳を中心に南北29km、東西8kmにわたって、なだらかな丘陵性の地形が広がっている。冬には厳しい偏西風が吹きつける西海岸は切りたった断崖絶壁が連なり、東海岸にはゆるやかな山並みが海へと続いている。人が住む地は、偏西風を避け東海岸に集中し、山全体は笹で覆われている。
高山植物は、海抜ゼロから見られこの地では森林限界が低地を意味する。ちなみに隣の島、利尻島ではハイマツ帯は500m、本州では2400m程度となることから冬の気象の厳しさだけではなく、春から夏にかけても一旦荒れると厳しい気象となることも予想できる。
なお、高山植物のその多くは、笹を避け西側の険しく強風の吹きつける西海岸線に広がっている。西側の海岸線は、北方系植物しか生きられないような場所である。
素朴な疑問なのですが、ヒグマはいないですよね?
利尻島と礼文島にはヒグマは生息してないのが幸いしてます。
一度荒れると手が付けられません。飛行機がない島なので、海が荒れるとフェリーでは帰れません。長期休暇もいいかも(笑)