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2006/6/18 レブンアツモリソウ群生地
海岸線からレブンアツモリソウが手厚く保護されている管理区域に向かうため、道を確認しようとして、作業中の一人の屈強な猟師に声をかけてみた。
「アツモリソウはこちらを歩けば観れるのでしょうか?」
「そんな所にいかなくても、そこの雑草の中に咲いてるだろう!」
見つけて感激していたところ、
「お前さん何処まで歩くんだ?」
「南の香深港まで歩きます」
「それなら霧なんか見てばかりではつまらないだろうから、レプンアツモリソウが観終わったらゆっくり海岸線を歩け。今日なら10時過ぎには霧が晴れて、とても暑くなるから景色もきれいだ。西海岸をゆっくり見ていけ」
、とアドバイスをもらった。
半信半疑のまま、風の強いレブンアツモリソウの咲く保護区に向けて歩き始めた。
今思い起こせば、レブンアツモリソウの保護区への寄り道は、後々の工程を厳しくするものであった。レブンアツモリソウの咲き終わった、7月~8月の夏の季節に8時間コースを一気に南下するハイカーが一般的かもしれない。
さて、この年のレブンアツモリソウは、花期の終わりを迎えていた。付近には「ササバギンラン」、とても珍しい「カラフトアモリソウ」などの野生蘭が迎えてくれた。この保護区まで歩く道中では、「ノビネチドリ」「ハクサンチドリ」の野生蘭も観察でき興味深い植物たちの競演に驚くばかりである。
レブンアツモリソウの保護区は、短い遊歩道が設けられ一方通行となっいる。レブンアツモリソウは豊富に見られるが、カラフトアツモリソウが見られる地点では当然のことながら渋滞が発生していた。これは、旅行会社が集めた観光客がフェリーでバスごと乗込み観光客をこの保護区に運び込んでいるためである。
再び海岸線の西上泊に向って歩き始めたところ、今まで霧に隠されていた礼文島のなだらかな丘陵地帯が遠くまで広がり、やがて西側の海岸線が近づくと、その険しく荒々しい海岸線が見事な深みのある緑色とコバルトブルーの海で飾られた広大な景色が広がった。
これらの景色こそ、礼文島の本来の姿であり、猟師の語っていた推奨の景色であった。
でも旅行会社の観光客にはなりたくないので、頑張って歩けるようにリハリビします(⌒^⌒)b
カラフトアツモリソウ?
レブンアツモリソウの白い色が紫色に斑点があるのですか?
もしかして以前にTVで観たのかしら?
とても貴重な植物だとか宝の宝庫なんですね
野幌森林公園を5-6時間歩くなら、やはりこちらの4時間コースをリスクを背負いながらも歩くだけ価値のあるコースだと思います。
こちらのブログでも近々アップしますので、是非ご覧ください!!