内容はすっかり忘れているので、
ほぼ初読み状態です。
以下、
感想というか思ったこと書きますが、
当然ネタバレあるので、
これからこの本を読もうと思う人は、
見ないほうが良いかも。
さて、
前作、戦闘妖精・雪風では、
生きているのか死んでいるのか、
分らないまま物語が終わってしまいましたが、
深井中尉とブッカー少佐、
しっかり生きていました。
でも、
深井中尉は、
一応、助かったけども、
目は開いてはいるけれど、
意識というか自我が無いような状態。
メイヴの後席に乗っていたブッカー少佐は、
あれは完全に死んでるだろ?、
みたいな描写だったのですが、
頸を痛めた程度で済んだようです。
しかし、
前席に乗っていたパイロットは死亡。
多分の特殊戦での始めての、
パイロットの戦死ではないのかな?。
後席は前作の初っ端で死んでますが。
敵ではなく、
戦闘機のコンピュータの暴走によって殺されてしまうとは。
もっとも戦闘偵察機
―パーソナルネーム 雪風―
の、
コンピュータというか、
機械知性体の"雪風"にとっては、
暴走ではなくて、
的確な判断なつもりの、
誤判断だったわけですが。
そのへん、
グッドラックで、
説明はされてます。
でも、
ファーンIIの試験飛行でも、
パイロット殺してるし、
本当に危険な存在です。
コンピュータとの付き合い方を、
考えたほうが、
良いかもしれません。
自動車だったら、
死ぬほどに急激な加速度は、
出ないのでしょうが。
でも、例えば、
高速道路のそこそこ長いトンネル内で、
火災事故に遭遇し、
車をコントロールするコンピュータが、
停止するよりも煙の中を突っ切ったほうが、
安全と判断し、
車は無事に走りきったけど、
中の人間は有毒ガスで全部死んでましたとか、
起こるのかもしれません。
あーでも、
コンピュータが気を利かして、
内気循環にしてくれれば、
無事に通り抜けできるのかな?。
自動運転させるならば、
そこまでコンピュータにやらせなければ、
ならないのかな?。
問題は自動運転で事故があつたとき、
人間がそれを受け入れることが出来るのか?、
という話は、
昔からあったと思います。
ひょっとしたら、
このケースでは、
自動車のコンピュータは、
単に"自分"の安全を優先したのでは?、
と疑いが出るかも。
長くなったので、
ひとまずここで、
切ります。
ほとんど、
前作の話で終わってしまったな。