哲学的な話になって、
結構難しい話です。
ネタバレもあるので、
ご注意ください。
さて、
前作ではほぼ万能で、人間を軽視していると思われた、
特殊戦の戦闘偵察機である雪風や、
FAF(フェアリィ空軍)のコンピュータ群ですが、
今作では弱さを見せます。
そして特殊戦のコンピュータは、
人間のサポートがないと戦えないと言います。
特殊戦に限ったことかもしれませんが、
人間とコンピュータが、
ようやく対等の関係になったということでしょうか。
前作からかな?、
ブッカー少佐は、
FAFのコンピュータが、
人間を不要と判断したら、
人間対コンピュータの戦いが始まると危惧していましたが、
その危険はとりあえず回避されたようです。
しかし、多分ですが、
特殊戦のコンピュータ達は自分の安全のために、
戦っているようです。
人間のためにではなくて。
もっとも特殊戦の人間も、
コンピュータのために戦っているのではなく、
自分の生存のために戦っているので、
お互い様でしょうか。
そんな両者が、
ジャムの全面攻勢に立ち向かいます。
ということろで、
今回の話は終了します。
次回作である、アンブロークンアローも読むつもりです。
これも読んだことがあるので、
初読の時とは違う読み方になると思います。
完全にネタバレなわけで、
面白さ半減では済まないかもしれませんが。