輪廻の沼 3

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DAIWA製品考察 その2 「ダイワらしさ」編

2010年04月10日 21時39分48秒 | ソルト アジング

釣り具メーカーのダイワの「売り」とはなんだろうか?

しばしば、そういう疑問符があるのもダイワらしさなのだが・・・

例えば、ワームの「月下美人」シリーズもオールシーズン アジングで使っていける代物ではない。必ず、限界を感じ、他のソフトルアーにシフトしていくはずだ。オジサンの多くが「どのルアーで釣れるか分からない」から、取り合えず一番安い「月下美人」を買ってしまうんだろうが・・・

また、月の鏃はコストパフォーマンスに優れてはいるものの、がまかつの出すジグ30ほどのステイ能力は有していない。値段が他者を牽制するものではある、まさに値段こそ武器であろうか・・・。デフレスパイラル構想は良いところも悪いところもあるんだが・・。

ダイワの品質について
話の視点を変えてみて、同社のライバル社であるシマノ社が海外でも受け入れられたのは、「耐久性」にあるといってよい。その辺はシマノの会社方針にも取り入れており、部長クラスの人間が釣り道具に耐久性がいかに必要かをよく熟知しているかに他ならない。

耐久性を突き詰めたシマノの方針は、レース用品などの技術を釣具に応用し、ゴルフで失敗して現在に至る。勿論、レーサーが使う二輪車の備品も製造してきた会社であるから、「耐久性へのこだわり」を釣具においても追求した経営陣の判断は立派だと言わざるおえない。そりゃ、コジレイ様も絶賛するわな。

逆に言えば、ゴルフで失敗したおかげでシマノは釣具こそ大事にした言って良い。新規参入が悪いとは思っていない。その新しい世界で自分の会社に出来る技術があれば、将棋や麻雀牌のごとく切って行く・・・。

市場を沸かせるってのはそういう事でしょ?いつもタンヤオとかしか狙わん経営者って、顔もショボイし、付いていく奴もショボイのばかり。流れを大事にしながらも、自分のスタイルを貫くメーカーにファンもついていく。

対するダイワ製品は、耐久性」というよりも「奇抜性」にある。元々、同社は奇抜な発想こそ売りとしていた会社だが、新参企業の猛攻にあい、今は堅実な牽制に徹している感じが拭えない。

ダイワの主力商品は、もともとは「リール」であった。その為、当時は新しいロジックであったラインローラーも、ダイワが最初に市場に出したロジックである。ダイワの強みとは「他にはない奇抜なアイデア」であった、が、いつの間にかとって変わられた感じが拭えないのだ。

これで新参企業(TICTやブリーデンなど)で「リール」開発にも着手するようになると、今まで「そこそこ」できていたのが、舵を失い、窮地に追い込まれる可能性もある。

アジングという同社が小分野と位置づけているが・・・。アジングやメバリング人口が、13やTICTを使い続けると、やがてお金を持つようになってもそれを愛用していく可能性がある。とすると、使われないメーカーの末路などみるよしもない。

月の鏃に使われた「」という素材。「ダイワらしさ」を感じる一品であったが、市場や他のアジンガーの反応が冷たかったのはいささか寂しい気持ちになった。

それもそのはずで、アジンガーの多くがドリフトやダート、他のベイトパターンの解析をしているなかで他メーカーに比べて完全に出遅れている感じなのだ。眼を奪われたのはやはり価格だったと言えば否定できない。ただ「錫」、「鉛フリー」の採用はダイワらしいのだ。比重の重いタングステンでもなく、新しいアイデアやロジックでの市場投下は大歓迎で使わざるおえない。

月の鏃」は、アジングでの実力もあるJHだし、現に釣った魚も下の通り、我が家の重要なタンパク源になっているw。
焼魚
※冷凍庫にストックしていたアジ。焼いても煮ても鮮度抜群で食べれましたw

奇抜性に徹したダイワは会社名も変え、釣具からゴルフやテニスへと他業種に・・・進出。アメーバ経営なのだろうが、少し方向性(舵)を失っているとも見て取れないだろうか?今まで、釣り一筋できたダイワがどれだけ他のブランドで、その奇抜性を発揮できるかは少々、不安も多い。

ボクが好きな釣りメーカー「がまかつ」は、個人的に「粘り」のメーカーと位置づけている。ダイワが「奇抜性」、シマノが「耐久性」と位置づけるなら、がまかつは「粘り」である。

元々、フック(針)に定評のある同社であるが、フックを製造する工程で「ハリに粘りを出す技術」には、実は多くの秘密が隠されている。その秘密の技術を竿に応用しているのだから、竿でも定評があるのが当然の結果。

つまり、ボクが攻撃的なアジングをしていくのであればロッドは「がまかつ製」で、リールが「シマノ製」という自論を持っているのである。TICTやブリーデン社のは使用しない。勿論、それなりに設計したのだろうが・・・アジングの1分野としては「がまかつ社」のラグゼロッドほど高級感、質感を感じるものは少なかったからだ。

参考URL:http://www.luxxe.jp/products/rod/aj.html
参考URL2:http://www.luxxe.jp/products/rod/egex.html

※アジングとエギングとの兼用を目指すのであれば、同社のEGEX S76MH-Fをオススメします。

勿論、他メーカーの竿も触った。竿を吟味する人は多いけど、ボクの場合、先ず竿の質感を大事にする。というのもティップ、ベリー、バットという各部ばかりに気をとられていても、最終単位であるグリップ部の「質感」は重要だ。竿は3構成で見るのは素人判断だろう。ボクの場合は、4~6構成で見る。そうすれば手ぬるい事をやっている竿(ロッド)も分かってくる。

ロッドを握るという質感はインターネットの情報だけで得ることはできない。僕が知っている大きな釣具屋で何十本も竿を触り、選ぶ1本があるとすればこの「ラグゼ ロッド」だ。

ネット上での人柱情報なんて本当かどうか分からないし、単にネットに書き込みしている奴の実力がショボかったら、その竿の性能なんて分からないっしょw。ライバル会社の営業カキコとかマジでウンコだからwww。

で。考えると、そこにはどこにも「ダイワ」の名はない。ソフト分野では「価格差」で他を圧倒した感じがするんだが・・・

ボクがダイワに期待していたのは他ならぬ「奇抜性」にある。そこで「桂馬」を差し込むかぐらいの奇抜性にこそ釣具メーカーとしての虎視眈々さがあった。現在のダイワは、若者を取り込もうと必死に宣伝しているが、他の新参メーカー(13やTICT)と余り変わらないというか「差」が埋まりつつあるなと思っている。

ダイワを見ているともし、釣具メーカーを自分が興すと考えるなら、必ずハード部での強みが必要になると思った。日本人が作る日本刀のような鋭い切れ味がなければ、買った側は二度と購買意欲が起こらないだろう。

シマノは「耐久性」を追及して、「一流」となった。がまかつは「粘り」を追求して、「コシ」のある釣りを生み出した。

お前はどうなんだ?ダイワ精工・・・

・・

・・・
・・・・

結局、ダイワ精工という会社についてすら、考察できずにおわった。

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あの「めばるing」のレオン先生も使用しているガルプワーム。これの入れ物は↓コレだ!
nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル60ml 90502
nalgene(ナルゲン) 広口ジャー30ml 90511

ブリーデン(BREADEN) ジッパーストラップ レインボー エクセラ
「↑なかなか店頭販売されていない。13の携帯ストラップ。頑丈そうだw。」


広島コミュニケーションpart6 "&" アジング初心者スレ


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