港に着くと、海がクリーミー状になっていた。どうやら数10キロ以上離れた河口の水が入ってきているらしい。到着当初は、小ぶりで中々の釣りコンディションだった。河口のものと思われるベイトフィッシュも入ってきており。時々、ボイルが起こるケース。ベストコンディションと思ったんだが・・・
またまた・・・
サビキ夫婦との対決になった
またかよ。(結果:夫婦 アジ1匹+ボラ1匹 カポコン アジ 25匹 最大22センチ)
しかも、スタート開始直後は一番潮通しの良い特等席を取られてしまった。複数の竿を一人3本ほどご用意され、2人で1人20mを独占状態になっている。ルールもクソもない、が、雨振りでイカ釣り師の姿が見れないのでOK牧場な感じもした。それに自分の場合は、70mキャストが可能なので夫婦が狙っていないエリアも充分射程圏内なのだ。
また、そんな場所でも既に日中に他のサビキ釣り師が釣りをしている事は想定内々で、足元のアジはスレきってしまっている状態である事は容易に想像できた。当然、その夫婦が釣られていたのはボラぐらいで、ボラの力強い引きが良かったのか釣果を誇らしげに自慢してくれた。かなり自慢だったのだろう。
さて、俺のターゲットはボラにあらず、尺アジだ。先ず、これを釣りあげたなければ、再び涙する事になる。目標は、最大水深までのキャスト。
しかし、
うーん、なぜだろ?ある程度のサイズまでしか取れない現象が起こっている。たまには写真も載せないとなーと思い、ビジュアル面に配慮して、今日は写真を撮ってみたんだけど。写真の22センチ。コイツよりも引いた個体が4体ぐらいた。一つは、念願の70m遠投キャストに成功した沖合いだ。竿の曲がりが22センチの2倍ぐらい、引きだったから、約25~26センチぐらいと思われる。なんで?2倍近く引くのに25~26センチかの説明は、ここでは省く(詳しくは過去記事参照)。
んで、30を突破すると思われる個体は2回あった。
一つは、これまた大遠投した70m先の沖合い、そこで海の色が違ったので、カケアガリっぽくなっていたし、船道になっていたので恐らく、かなり深くえぐられていただろう。その場所では一瞬だった。アタリがあったんだが、ガッという岩男(イワオ)のような効果音の後に、魚のハリ外しである“首振り運動”が竿先に伝わって、『あちゃー、しまったー』と悔やんでしまった。根がかりか、魚か分からないようで、首振りで魚と分かると表現した方が適切だろうか・・・。
もう一つは、なんと足元。ええ、サビキ夫婦のやっていた所ですな(既に夫婦は帰宅)。
ボトムまで鎮めて、2回チョンチョンと上にしゃくった後に2回の真下のスロージャークをして、その後に再びボトムを感じとっての2回の上のスローチョンチョンをした直後に、これまたグオーっというほどの竿曲がりを体験するも。コイツも痛恨のバラシ。一定以上のサイズが釣れないノ(>_<。)。なぜだー!?。理はあっても、獲れない。
獲れなければ意味がない
・・・フックが原因かもしれない。フックサイズを#6ではなく#4を使ってみよう。
それと今日の腹の中身ですが、やはりこの魚、偏食性があるのは本当で、今日は特に個体別の偏食さが見られた。どうやら雨になると一気にこの偏食性は高まるらしい。
また、雨が降ると気をつけたいのはレンジ。足元の豆アジで試してみると雨がドシャ降りになるとレンジが確実に下になっている。いつもなら、表層付近まで追いかけてくるのに、水深40センチぐらいのところで、それ以上ワームが上がると追いかけず、沈めると再び追いかけてくるという現象が見られた。
浸透圧の調整関係だろうか?雨になるとベイでも塩分濃度に表層・中層・深層で差があるように見受けられた。それと今日の腹の中身も少し特殊なものあったので、写真をアップしよう。
なんだと思いますか?河口からの水は、海中内の生態系に確実に影響を与える事が証明された。写真の一部なんですけども、蚊の幼虫(ボウフラ)のような生き物である事が分からないでしょうか?
驚いた事にアジという魚は、サビキが側でされていてもこのボウフラを好んで食している個体が数体もいたのだ。いずれも20センチ以上のサイズで、なぜこのエサを好むのか?理由は分からないけども。それから浮いてきたり、河口から流れてきたプランクトンを活発に捕食する小魚。
その小魚に対してフィッシュイーター化したアジもいたり。とにかく複数パターンがそのシチュエーションでは存在しており、そのアジという魚の偏食性がゆえに、何が答えなのか分からない状況だった。
当然、これだけ流れが早く、雨がドシャ振りで、かつ河口から流れてくる特殊ベイト、それに連動して、海底で一時避難していた小魚の上昇という現象は、サビキのような人の力を持ってしてもアジの偏食性を抑えきれるはずもなく。
恐らく、スプーンでもメタルでも、ミノーでも、小型のポッパーでも、はたまた河口の微生物を模したフライでも釣れるような状況だった。が、偏食個体であるがゆえ、パターンは確立せず。
当然、自分も苦戦。PM9時より始まった釣行はAM1時後半の潮一杯まで粘ってしまう結果。その際は、終始ワーミングだけに絞ったわけだが、今、思えば色々試せるシチュエーションでもあった。だが、自分の目的は悪魔で30オーバーアジだ。戦いはまだ終らない・・・。
同じように尺アジを狙う人のブログがあったので紹介
URL: http://yamackdaw.naturum.ne.jp/t724367
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