板材を浅く削ってコースターなどを作りたいのですが旋盤が使えないので手彫りするのが大変であまり作っていませんでした。旋盤が使えると早く出来るのですが、チャッキングが板材だと薄くて出来ないのでエヤーチャックがあれば良いのですが、トリマーを使ってしこしこ削っていたのです。先日、仲間の家に行ったら6mm位の板のコースターにコーヒーがのせられて・・・・・、センターが0.5mm位丸く削ってあって、『トリマーかルーターで削るのは大変やろ?』って聞くと、『旋盤で削っている』とのこと。どのようにしてチャックするのか聞くと、『両面テープを付属部品に貼ってそれに板を貼り付けて削れば簡単! 遅れてるー!』て言われ、早速朝からやってみました。
材を木ねじで止めてチャックする部品に 写真の様に両面テープを張り付け(写真はためし削りをして取り外した後なので粘着テープが少しはがれたところがあります。)板を張り付けると写真の様に上手くチャッキングできます。これでバイトで削っていくと このように綺麗に削れます。貼り付けるときにセンターを出すのが厄介ですが、目測で大体中心になる位置に貼り付けていきます(笑) これで屋久杉のコースター、茶たくなど作れるぞー!
竹とんぼが人気でなくなってしまったので作るのですが、羽の反りを削りだすのは結構手間と力がいるので数を作るのは大変で、冬の間はフラットの羽を作りストーブ(やかんをかけられるタイプの)にかざしてねじって羽の反りを出していたのですが、これからの時期ストーブにかざすのはたまらないですよね(泣) 電気コテを使ってみたけど熱量が足りなくて部分的に焦げてしまいNG 、以前に曲げワッパを作るときに木を曲げるのにアイロンを使って加熱したのを思いだし試してみることにしました。
アルミホイルの上に濡れタオルを敷いてトンボの羽をのせタオルとアルミホイルを二つ折りにしてその上をアイロンで加熱する のです。少しすると蒸気が出てきます、それくらいに加熱したら羽を1枚取出し(あとはタオルをアルミホイルを元に戻しておき2枚目を取り出す前にもう一度再加熱する) 両端を持ってねじって形をととのえます。(ねじった状態で羽の中心付近を早く乾かすことが必要です。乾きが悪いとねじりがもとに戻って捩じりが浅くなってしまいます。)
まずまず満足のいく反りが得られて一安心!