先月の出展でバランストンボが無くなってしまったので朝から3匹作りました。もっと作るつもりでしたが、次の出展(来月の山陽百貨店 10月15日~21日)に、鏡餅を準備しなければと思い午後から作ることにしました。鏡餅は結構人気があります。
バランストンボは孟宗竹で作っています。羽の左右の重さを同じにして、口を中心点として左右の羽としっぽのバランスをとって羽を取り付けます。羽の取り付け角度(羽を取り付ける穴をあける角度が重要)がポイントです。
1点でバランスをとっていますが、滑らない物なら何処にでも止まります。指先などは一番止まりやすいです、指先に止めて散歩してみると楽しいかも!
鏡餅は本物の様! ではないかな??
鏡餅は、一番小さいのはメープルの木でできています。 他は檜で出来ていますので良い匂いがします。上に載っているだいだいは松を使ってオイル仕上しています。 ツルツルのもち肌でーす。
もちの重なっている部分やだいだいの部分は、強力なマグネットで取り付けていますので、掃除や持ち運びに便利です。
本物の様にひび割れやカビの心配がありませんので何年も使えます。 干支の置物などと一緒に飾っていただいても良いと思います。
湿度の高い場所や乾燥する場所(暖房のかかった部屋)、直射日光のあたる場所などは避けてくださいね!
今日は1日曇り空でうんざり、うるしの乾燥も風呂場だけでは1日1回しか出来なくて(涙)湿度も成り行きで黒っぽくなってしまい木の木目が出なくて悩んでいました。・・・・・・
漆を始めた頃はみなさん同じような悩みをされたようで、ブログで簡易漆風呂の作り方を見つけて早速作りました。 衣装ケース(透明の方がよい)(不用品あり)、 温湿度計(100均)(ホームセンターの1000円もする高いのより100均で見つけたのを購入)、すのこ代わりの四角い樹脂かご(高さ50mm位)を調達して、湿度加減を確認してみました。
衣装ケースに蒸しタオル(お湯をかけて絞ったもの)を広げて入れ、すのこ代わりの四角いかごを被せてその上に温湿度計を置いてふたをすること30分、温度は外気温と同じであるが湿度は80%から90%となっており十分簡易漆風呂として使えることがわかりました(笑)
その漆風呂を使って拭き漆の作品を作ったのがこれです。
スプーンの左はメイプルの木で作ったスプーンで右の3本はクルミで作ったスプーンです。クルミは漆を吸い込みやすく黒っぽくなっています。メイプルは吸い込みが少ないのですっきりしています。
右の写真はケヤキで作ったぐい飲みに拭き漆をしたものです。出来るだけゆっくり乾燥させたので木目を結構きれいに残せました。
拭き漆の回数は8回で2回砥ぎ(毛羽のザラザラしたのを研いできれいにする)しています。
漆塗りの木地、塗る環境、乾燥環境によって、漆塗りの濃さが変わってくるようですので、これからいろんな環境条件に挑戦して、より良い作品に仕上げていきたいと思います。
アドバイス、御意見があればよろしくお願いいたします。
朝夕大変涼しくなってすごしやすくなり、作品作りもしやすくなりました。
スプーンとバターナイフの新しい格好の作品を作ったので紹介します。
クルミの木で出来ています。 型とりをして切断し、ナイフと彫刻刀で形を整え、サンドペーパー(#180、#320)で仕上げてからトクサ(木賊、砥草)で磨いてオイル仕上(キヌカ、亜麻仁油、荏ゴマ油、クルミ油)をしています。
何故木賊で仕上げるかというと、サンドペーパーの粉が残っている(サンドペーパーを使った後は刃物(ナイフ、ノミ、彫刻刀、カンナなどは刃がこぼれるから)使わない)ので、それらを取り除くために木賊を使って仕上げることにこだわっています。
使っているとオイルが抜けてきて白っぽくなってきます。その時はオイルを軽く塗って拭きとると新品と同様になります。手入れのオイルはスーパーで売っている亜麻仁油、荏ゴマ油などでOKです。なければオリーブオイルでもかまいません、オリーブオイルは乾きませんのでしっかり拭きとること。
この作品、山陽百貨店に出展するぞーーー!! (期間:10月15日~21日)
秋の虫の音が聞こえて来るようになりましたね、でもまだまだ残暑が厳しいですが楽しく作品作りに励んでいます。
先月、イオン加古川専門店街2FのKSDギャラリーへ出展しましたが、『夢木(Muku)』さんのお皿やお椀の作品より、『夢木(Muku)鳥のカードスタンド』や『糸引きコマ』が人気で完売しましたので、次の作品展に向けて作ったぞー!
一番人気の『夢木(Muku)鳥のカードスタンド』
夢木鳥と後ろの台が強力なマグネットでくっついているので、カードや写真などを立てるのにべんりで可愛いです。ホワイトボードに付けても可愛いですよ!
二番人気の『糸引きコマ』
右の写真のように持ってコマに巻きつけた紐を引っ張ると静止したように独楽が回り続けます。 実感した人はもう感激!
玩具の作品の方が人気では・・・・・。