夢木(Muku)小父さんの楽しい木工

ガリガリ、トントン近所の迷惑考えずに今日も楽しく楽しんでいます。

花結び編みのクラフト器を紹介しまーす!

2015-06-30 13:52:31 | 日記

クラフトの石畳編みのコースターを紹介しましたが、クラフトの本数を増やして花結び編みをしてちょっと工夫をして果物や野菜、お菓子などを入れる多目的な器を作ってみました。

 クラフト6本仕立てで裂き長さを決めて(編み上げる途中で長さが足らなくなって継がなくてもよいように、花結び編み1つの必要長さを確認し、いくつ花結び編みをするか大きさを決めて余長を加味して長さを決めます。)絡まない様に気を付けて、編んでいくクラフトを間違わない様にひたすら編んでいきます。 花結び編みの拡大です。

出来上がったモノに柿渋を塗って形をつけて乾燥させたものが  これです。柿渋の匂いが抜けるまでには2週間くらいかかるので置き場所は風通しの良いところに置きます。柿渋はだんだん色が濃くなってきて濃い茶色になってきます。

朝どれ野菜を入れてみました。 果物やお菓子などを入れてお客様にお出ししてもおしゃれですよ!


石畳編みのコースター!

2015-06-23 14:16:26 | 日記

クラフトで石畳編みのコースターを作っていましたが、『そのままより柿渋を塗った方があじがあって良いわ!』って言われて柿渋を塗ってみました。 少し茶色っぽくなっています。 時間がたつともう少し色が濃くなってきます。
今は花結び編みで菓子器を作っています(笑)

そうそう木賊の乾燥させたのが出来上がったので紹介します  これくらいに乾燥するとカラカラと音がしています。『本当に木賊で木が磨けるの?』って思われる方は一度トライしてみてください。


木賊を磨けるように準備しています。

2015-06-20 13:51:18 | 日記

庭に生えている(木工で使うために栽培している)木賊  を5~6本取ってきて それを節で切断し  つくしのようなはかまの部分を取り除き(写真の黒っぽい部分) これくらいの量を準備して塩ゆでを5分くらいします  ゆでた後はよく冷却し木賊の空洞に残っている水を取り除き乾燥します。 2~3日乾燥して触ってカラカラというくらいになると出来上がりです。

出展時にはこれを持って行き、作品を最後に磨くことにこだわっている(サンドペーパーの粉を取り除く)ことを来店者に説明し磨きを体験してもらっています。

 


カレースプーン紹介でーす!

2015-06-18 10:27:51 | 日記

先週の土曜日は梅雨の間の晴れ間になって、新開地アート縁日は盛況でした。夢木(Muku)のブースにもたくさんの方に来ていただき有難うございました。

カレースプーンが完売し、スプーンの形状などにご要望があったので早速作ってみました。 クルミの板目と正目部分を使って少し形状を違えて作っています。
前回に紹介した木賊で最後は磨いています。使った後の手入れが容易な仕上を好まれるので、漆で仕上げて来週の土曜日(6月27日)の『湊川公園手しごと市』にもっていくぞー!(梅雨の晴れ間になってくれるのを願って・・・。)


今までに紹介した作品を漆とウレタンで仕上げでーす!

2015-06-10 16:14:26 | 日記

以前に紹介した作品を漆とウレタンで仕上げましたので一部を紹介します。
 大皿がケヤキのウレタン仕上で手前の左から2つ目がケヤキの漆仕上の皿(菓子器)です。四角いのが栗を削って作った漆仕上のパン皿と奥のものは竹を削って内外面を磨いて漆で仕上げたもので、付きだしや菓子などいろいろなトレーに使ってはと思います。真ん中の小さい蓋付容器が花梨の木で作ってウレタン仕上したものです。左の蓋付容器はサクラの漆仕上です。屋久杉の漆仕上したコースターは良い木目が出ています。紹介できていませんがウレタン仕上した屋久杉のコースターも良い木目がたまらないですよ。
漆をさわるときは気を付けているのですが、今回も少しかぶれてしまいました(涙)

今まで紹介した作品をもって6月13日に湊川公園(神戸新開地アート縁日)に出展しまーす。
何とか天気は大丈夫な様子で安心しています。皆さんの来園をお待ちしていまーす。


くりの木べらを作ってみました。

2015-06-09 11:15:24 | 日記

栗の板材をカンナとノミと小刀で削り、すくいの部分は野菜などが張り付かない様に彫刻刀で波うちにして仕上げました。 最後はペーパー掛けをしたのですがペーパーの石や糊が残っていると衛生上良くないので最後は木賊(砥草)で仕上げています。

木賊は植物なので体にも優しいという考えでスプーンなども同様に使っています。木賊は 写真の様な植物で庭や沼などに生えています。これを節で切って10分ほど塩ゆでして乾燥させて使います。 けっこう研磨できます。昔は家具を磨くのに使ったともいわれています。


屋久杉の八角形のコースター!

2015-06-04 10:48:38 | 日記

先日屋久杉のコースターを紹介しましたが、女房がそれを見て『四角?? 角を落として八角形にしたら? その方が良いわ!』って言うもんだから八角形にしてみました。  四角でも角が大きなRが取れていたら良いかも!

  写真の上のトレーは2か所の掘り込みを作り、菓子やチョコレート、ケーキや果物をのせるトレーを作りたいと思って、ちょっとした付きだしをのせるのを作るのも良いかなとも思って芯をずらして削ってみたのです。この試作品を作るまでは大変でした。 材が振られてチャックから飛んでしまって(涙) どれくらいの芯のズレまで粘着テープのチャックが耐えられるか確認すること5回 、 材が5mも飛んでいくので確認も恐々でした。やっと芯のズレの許容範囲が確認できて作った試作品です。


栗の木の角皿(パン皿)作り!

2015-06-02 11:27:14 | 日記

栗の木を使って角のパン皿作りに挑戦しました。材は180L×170w×25tです。

 丸カンナのミニで削っている最中ですが、カンナで削り込むカーブをイメージして深さを決め、センター、端の部分、その中間の削る深さを決め、決めた深さより2mm程度浅い目にドリルで穴を開け必要以上に削りこんでしまわない様にします。削り取る部分をドリルで穴あけし、ノミでドリルの跡がわずかに残る程度にはつります。そして丸カンナの小さいのでシコシコと削っていきます、ドリルの跡が消えてきたら仕上に入ります。写真は仕上直前のものです。

 次に裏面の加工です。平カンナで角を削って好みのカーブにするのですが、それをイメージして角を先に鋸で落とします。この時絶対に内側(お皿の方向)へ鋸の切り口が向かっていかない様に気を付けます。角の切り落としが終わったら後は平カンナで好みのカーブにひたすら仕上げていきます。

 裏面のカーブが好みのカーブに仕上がったら、ペーパー掛け#120、#240、#400 をしていきます。これがまた大変です。(逆目が出来ずに上手く削れたらペーパー掛けはしなくて済むのですが・・・) ペーパー掛けが終われば仕上です。

仕上は、オイル仕上、ウレタン、漆などです。何枚か作るつもりをしているので、仕上も2種類くらいでしてみたいです。