何も知らないからこそ出来る事ってありますよね............
「ビギナーズラック」という言葉があります。
しかし素人から少しでも知ると客観性が無くなってすこしでも拘るようになるとこの可能性が小さくなります。
客観的に、そして単純に良いと思うから出来ることがあるわけですよ。
んでアマチュアとかプロ顔無しの結果が生まれることがあります。
つまり
・固定観念がないからこそ違った視点から見る
・全く考えもしない方法で物事を行なう
・結論に達するまでの経緯が違うのに正しい結論に達する
などの結果が伴うわけですよ。
まあ万事が素人が出来るかというとちょっと込み入った事になると手も足も出ませんけどね。
それまでの見解とかプロセスが必要ではなくなる手段を全くの素人が発見することがあるという事実も認めなければならないでしょう。
また知らないからこそ実行できるとか許されることがあります。
特に行動では「作法」とか数学では「方程式」、囲碁や将棋などでは「定跡」などの効率が追求されつくしていて決まったパターンがある訳です。
でも知らない人間からするとそのような「固定観念」が無くてただ単に単純に物事を考えようとしてその人なりに考えてとんでもない方法を発見してしまうと言うことがあるんですな。
まあ余り詳しくないので適当なことを書いていますな。
多くの場合に失敗に終わることが多くても思わずうなってしまう方法を教わると言うことが多いような気がします。
ここで重要なのは「子供の発想」にも耳を貸すべきだと言うことなんですよ。
子供というのは大人からすると”意外と”考える人種です。
また発想の柔軟さがあるわけで何事でも凄い勢いで吸収し自分の血肉としていきます。
彼らは「自分の興味」が全てな訳ですから大人以上に成長の度合いも早いはずなんですな。
それにかなりのパーセンテージで大人よりも空気が読めていますよ。
読めすぎている子を見ると気の毒に感じるぐらいなんですけどね。
子供は親を選べませんし、親も子供を選べません。
既得損益は親次第なのでしっかりしていない親の子達を見るとかわいそうに思います。
話がずれましたな。
物事に詳しくなっていくと「難しく考えすぎる」自体になることも少なくありません。
端から見ていると「何をそんなに悩む必要があるのか」という感じることも多いんですな。
でも知っていることの中で最善のモノをチョイスするというのは難解な翻訳文書を解読するのと似ていて最善の言葉を選ぶ作業というのは難しいんです。
道具にも様々なLevelの道具がありますし、金額とパフォーマンスの関係も考慮しなくてはなりません。
また長いスパンで見ることが必要ですので後々のことも考慮に入れなければならないわけです。
するとどうしても悩まざるを得ない状況になって追い込まれる人というのは出てくるんです。
これが趣味とか娯楽の事であれば悩んでいる時間も楽しいのですが、仕事になるとお客さんからの評価があり死活問題になっていくでしょう。
Costと需要の関係を考えて少しでも良いモノを提供したいがある程度までで割り切らなければ仕事になりません。
しかし素人というのは恐いモノ知らずなので単純に物事を考えて結構うまく物事を行なってしまう事があるんですな。
だからある意味で知らないと言うことは「強み」であると言えると思います。
でも知らないままでいることは「愚か」な事になってしまうこともありますので気をつけたいものです。
認識しておきながら知らないままでいることは「罪」なのですからね。
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