扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

Macを使い始めて3周年

2006-07-14 16:05:20 | Mac&PC&インターネット&GAME
大切な書類をいれてある袋の中身を確認しました.........

この記事を読む前に下記の記事も読んでみて下さい
なせ貴方は林檎を齧ってしまったの?

2003.07.03に我が家に来たMac.......
家にいるときは絶対に起動して使っています。
こんなにコンピュータに愛着がわく事自体が以前のWindowsのコンピュータを使っていた頃から比べるとと信じられないことです。
コンピュータというのはとにかくシステマチックで操作効率の悪いGUI、とにかく再起動を繰り返さなければならない面倒くささ、時間をやたら使うというイメージをもっていました。

おいらが本格的にMacを欲しいと考えるようになったのは1990年代後半だと記憶しています。
なぜ欲しいと考えたのかというとおいらの好きなイラストレーターがMacを使っているという事を知ったからでした。
「繊細な表現をどのような方法で行っているか?」
「どのように描いているのか?」
などの疑問を自分で調べたかったのです。
ところが音楽再生ソフトやPhotoshopなどのソフトにハマり込んでしまったために本末転倒してしまいました。
コンピュータにハマる事を考えていなかった故にこのような事態になった訳です。
Macを使い始めた当時サードパーティ製のみならずAppleのソフトも「価格が高い」と感じていました。
しかしそのソフトを使った場合の生産性などを考えるとWindowsを使っていた場合とMacを使う場合の違いは大きいものだと理解するに至りました。
Windowsを否定する訳ではありませんが「使う楽しみ」や「所有する喜び」を味わえるのはMacにしか感じないようになりました。

今でこそデジタルカメラというのは安くなっていますが5年以上も前は高価でスペックも低いものでした。
Macを買った当時(2003年当時)もまだ普及機というのは出ておらず安いものでも30万はかかっていました。
だからデジタルカメラを買う事は考えられなかったんですな。
しかしCanonからEOS kiss Dが発表されましたよね。
これを知ったのは里帰りして遊びにいった大阪ででした。
ADSLの乗り換えを考えていたのでプロバイダを調べるために大型電気店に入ったんです。
それでADSLの速度を体験するためにいろいろなWEBを見ていた時に突然あらわれたんです。
インターネットでたくさんの噂が飛び交っていましたがどの噂の予想価格を遥かに上回る安さだったんですよね~。
価格設定がデジタルカメラとしては考えられないものだったのです。
「雷に打たれた」という表現が相応しいようなぐらい舞い上がってしまいました。
もちろん最下位モデルということで作りの悪さは承知の上で予約注文しました。
デジタルカメラというのはランニングコストがかなり安くなるというのは大まかな部分で理解しているつもりでした。
しかし実際に使うとなると最初は銀塩カメラを使っている感覚でしか撮れません。
たくさん撮ったらお金がかかることを無意識のうちに体が感じていたのかもしれませんね。
撮っているとそれに伴う出費を考えます。
お金がかかる事を覚悟しながらパソコンに取り込みました。
この時点でやっと目から鱗状態になると思われるかもしれません。
ところがおいらは疑い深い性格です。
何度か確認しないとそれを認めません。
確認しましたよ。
何度も何度も........
こんなに撮っても大丈夫なのか?と半信半疑になりながら撮りまくりました。
そしてやっと理解したんですな。
これを実感した時は目から鱗どころではありませんでした。
銀塩時代にプロのように試し撮りができて1カットにたくさん枚数を費やす撮り方にあこがれていました。
それが自分にもできるのです。
それからはデジタルカメラにはまりましたね~。
確かにデジタルカメラというのはフィルムに比べると2006年07月の現在でも描写性では勝っているところは少ないでしょう。
しかし納得できるまで撮ることができるランニングコストが安い撮影方法はそんな小さなことにこだわる必要は無くなりました。
できない表現は露出を変えて撮る事によってカバーできます。
今でも銀塩を使っている方は一回の撮影でしか物事を考えていないように感じます。
それに加えて画像処理ソフトにより多くの表現も可能になりました。
「銀塩にしかできない表現」があるのは確かですが「デジタルでしかできない表現」はその数倍~数万倍にまでふくれあがります。
狭量な見方をしているとその可能性を見ないですよね。
そうはなりたくはないとも考えます。

ところでこのことはMacには関係がないように感じるかもしれませんね~。
しかしそれが大有りなのです。
使う楽しみのあるOSで楽しく画像を調整できる喜びは大きいのです。
「プロのような表現が可能」という謳い文句がありますよね~。
銀塩時代はそれが嘘だと疑ってはばかりませんでした。
なんせプロとアマチュアでは金の掛け方が違いますからね。
プロは自分の使いたい機材を使ってとことんまで知り尽くすことにより「良い所」を知り尽くして撮る訳です。
プロが不本意で使っている機材でも良い所を知りそれから使います。
アマチュアや素人というのはそこまで追求できる訳はありません。
写真を好きでない限り金をかける理由がありませんし、好きでもすべてを知る事は不可能です。
知識が浅いですからね。
ところがデジタルカメラというのはカメラや機材というのは一度揃えると極端な話「電気代だけ」で撮ることができます。
ここで大切なポイントは「電気代だけ」というポイントです。(極端な書き方ですけどね。実際は他にもお金がかかります)
簡単に書くと良い機材を揃える事ができるという事を示しています。
そしてもっと簡単に書くとプロが使っている機材と一緒のものを揃えることが簡単にできるようになったという事なんです。
後は本人次第です。
写真が好きな人はとことんまで撮れるようになったんですな。
銀塩に比べると表現の制約があるのは確かですがデジタルではプロとアマチュアではベースは同じだとおいらは考えています。
巧いと思わせるのは本人次第なのです。

必要になってくるのは有機的なフィーリングのMac OSだと感じます。
システマチックなOSだと自由な発想というのは制限されがちですよね。
それに比べるとMac OSがアーティストに指示されているのは納得できるでしょう。
使う事を楽しむことができるものを見つけるのが難しい現在においてMacは「砂漠のオアシス」のように癒してくれるのです。

長々と書いてしまいました。
3年保証が切れた事を書こうと思ったのに話がずれにずれてこんなになってしまいました。
まあ良いか......
この記事で言いたい事を簡単に書くと:
「これからコンピュータを買おうと考えておられる方!
ぜひMacも選択肢に入れてみて下さい」

という事です。

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