人の視点というのは面白いモノで...........
見ているモノを中心に視界にあるモノが全てになってしまいます。
つまり視界から外れると「無」になり視界の中でも注目しているモノ以外はちゃんとした認識をしようとはしません。
視界を広く保つようにとスポーツ選手は要求されています。
特に変化の富んだ複数人で行う団体競技などでは自分以外のプレーヤの把握をしておかなければならないんですな。
たとえばサッカーとかバスケット,ハンドボールなどでしょうかね。
複数人がどんな動きをしているのか、そしてどのような動きをこれからするのかを把握して点を取るスポーツですからね~。
また本を読む時や車の運転の際にも此の能力というのは用いることができます。
リーディング能力というのは飛躍的に向上させることができる余地というのがありますし、動物や人間の動きというのは洞察力によって把握することができるようになっていきます。
まあ生物の動きというのは個々に意志を持っているのですから急に変わることもありますし、それに対応できるような洞察力を有していることが前提となりますけどね。
視界を広く保ったとしても目によって得られる視野が全てです。
つまりそれ以外の空間というのは暗黒だと言われても不思議ではないはずです。
人間の認識としては見えるモノが全てで視野の中でも注目しているモノの大きさというのは頭の中のイメージでは他の風景の全てよりも大きいわけですよ。
たとえば自分の関心があるモノや興味の対象があるとします。
その対象物というのはImaginationの世界では100だとするとその他の風景というのは1以下になってしまうでしょう。
関心があって興味があるモノに人は集中しますしそのことについて考え続けるんですよ。
そして関心のあること意外に価値を見いだすことがないんですよ。
写真を撮ると良く感じるのです。
空間の認識のベクトルが非常に歪んでいることにね。
おいらが使用しているレンズを紹介しておきますね。
まずおいらはCanonユーザですのでEFレンズ群になります。
EF 70-200mm F2.8L
EF 50mm F1.8
EF 17-40mm F4L
というものです。
Mainとして使用しているレンズは17-40mmの広角レンズです。
このLensから一気に70-200mmに付け替えることが多くてこの変化はすごいわけですよ。
広角で見ていた風景がいきなり望遠レンズで切り取ることになるのですからね。
だいたい広角系のズームに限らず、ズームというのは両極を使用する頻度が高いはずです。
つまり17-40mmの場合はまずピントを40mmでピントを合わせ40mm付近で撮るか17mm付近で撮るかに分かれます。
しかし17-40mmの間の中間での撮影というのは非常に少ないんですよ。
まあ使いますけどね。
使うときはこちらが動けない空間で使用するわけです。
またレンズの特性を生かした表現を出したいときが最近多いのでよく使っている方でしょうな。
広角系ズームの本領を発揮できる広角側を使用することが多いのは間違いありません。
そして風景を見ているとどうしてもアップで撮りたい事象が出てくるわけですな。
こうなると平行を撮った見方が必要になってくるわけですよ。
現時点で自分の目で見える風景をちゃんと認識しておかなければならないわけです。
じゃないとカメラとレンズを通して見える風景が全てになってしまう可能性があるんですな。
写真を撮る動機というのは自分自身が美しいと感じる事象であり、まず自分自身が美しいと感じ目で見た光景を認識しなければならず写真に逃げるのではなくて撮る意義を心の機微で感じたことを撮さなければならないと考えるこの頃です。
広角系は比較的人間の視角と似ている部分があってピントの合方も似ています。
まあ17mmとなるとかなり視野が広くなっている訳ですがね。
それに対して望遠系のズームレンズは被写界深度が人間の目ではまずあり得ないんですよ。
ぼけ味が望遠系の最大の武器であり効果的に視界に働きかけて見せたいモノに集中させる効果があるんですな。
これが同じ所を撮っているのに全然違う風景に変わるような気になるんですよ。
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う~ん.................
なんだか思っているよりも長文になりそうなのでシリーズ化します。
こんな内容になるとは思っていなかったのですが意外と書き始めると書きたいことが増えて困ります。
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