Digital Photo No.76の続きを書きます................................
小さい写真というのはぞんざいに扱われると言うことを書きました。
加えてPrint Costが高いということも書くつもりでいました。
店頭でのPrintと比較しても大きいSizeの方が安くなっていくのは当然のことです。
おいらは以前カメラのキタムラで働いていました。
よって小さいSizeと大きいSizeの違いが明確にな頃に働いていました。
通常「普通Size」と呼ばれるのはLというSizeです。
そしておいらが働いている頃の1枚の単価は30円でした。
しかしDigitalになりFilm、現像代などが殆ど無くなりましたよね。
Running Costを回収する方法として現像代に転嫁されている事が少なくなかったのだと思われます。
店頭での写真をPrintをする際にも現像の一連の作業は必要とされますがね。
この辺りの作業をするSystemを構築するのにかなりの金額が必要となります。
現像機とPrint機が各々普通車1台分程度掛かっているはずです。
ということで1枚の単価がおいらが働いていた頃よりも値上げされています。
1枚37円となっていますな。
因みに安くPrintする方法もあります。
Net Printを使用すると30円でPrintできます。
L SizeをPrintされるのであればおいらは専門店でのPrintをお薦めしたいですな。
理由は後ほど書きます。
それに対して家でPrintする際のPrinterの性能というのはモノにも依りますが余りよろしくないことは解りますよね。
High EndなPrinterはもの凄く精度が上がっているのは解りましたが、廉価なModelではColor Managementをちゃんと性格に行わなければ難しいのだと思います。
おいらが使っているCanon PIXUS Pro9000でも少し違うな~と思うことがありますからな。
まだColor Management Toolを手に入れられていないことが痛いですな。
でも以前の複合機と比較すると雲泥の差です。
少し違うどころの騒ぎではなく「根本的に期待できない」という所までいっていましたからな。
だからPrintする気にならなかったんですよ。
Scannerだけでも使えればと思っていましたが、複合機の駄目な所はPrint機能が故障するとDevice全てが使えなくなることだと気が付いたのは故障してからでした。
写真の保ちの話ですよね。
現像というProcessは定着させるという重要な作業が入っている為に保存性が高くPrintでは欠かせない過程でした。
定着液に浸すというのは家庭用PrinterではNGです。
よって定着Sprayを使う方法がお薦めです。
これは検索されると良いと思うのですが、長期に渡って見て貰いたいと思われるのでしたらこの手間を惜しんではなりません。
対応しているのかどうかは解りませんがね。
今検索を掛けると出てきました。
下記の定着液がInk Jetでも使用できるようです。
Bumpodo フィクサチーフ 300ml
価格も考えているよりも高くはなかったですな。
加えて店頭のPrinterはPrintの精度も高いということも解りますね。
以前に比較検証できたので解っていることなのですが、発色傾向、耐久年数などどれをとってみても上をいっています。
まだCanon PIXUS Pro9000とは比較していませんが、Inkが一緒なので変えるべき所というと紙の質だけになります。
良い紙になると耐久年数が高いというのは歌われています。
おいらは基本的にPlatinum Gradeを使用していますので店頭でのPrintと同様程度の耐久度があるようです。
これに定着液をSprayするともう少し上がるのかも知れませんな。
話を大元に戻します。
おいらがL Size~KG Sizeの「普通Size」を店頭でPrintすることを薦めるには訳があります。
L Size~KG Sizeの価格は店頭Printで37円、Net Printで30円と廉価です。
しかしこれ以上にSizeが大きくなっていくと価格は反比例して上昇するようになっていきます。
不思議に思うのはパノラマ(Panorama) Sizeは2Lと同じ紙面の大きさになるんですよね。
2LはLの2倍で、パノラマはLを縦長に2倍にしたSizeです。
では価格はというとパノラマは84円、2Lは110円となります。
店員のおいらでさえこの不思議な現象が良く解りませんでした。
まあおいらが働いていた頃の価格はパノラマ60円、2Lが100円でしたけどね。
なぜLの2倍になると価格が3倍になるのか、逆に縦長であれば2倍で済むのか不思議でした。
確かにパノラマは幅89mmのPaperを使用します。
そして2Lは127mmのモノを使用するということから価格差が生じているのかも知れません。
キタムラグループ全体で89mmを大量仕入れしてStockしておくと安くなるのは解りますよね。
L SizeをPrintする際にMainのPaperがどれだったのかは忘れましたな。
参考資料として下記のURLが参考になるでしょう。
カメラのキタムラ 価格・仕様表
Film撮影を行っていた頃はこのような料金が当たり前でした。
上記の表がPrint価格の目安となっていたのです。
しかしCanon PIXUS Pro9000を購入して大きなSizeのPrintができるようになって馬鹿馬鹿しいと思えるようになったんですな。
確かに本気のPrintをする際にはカメラのキタムラのようなところでPrintするのは当然のことだとは思っています。
でもおいらの写真はPrintするにしてもそれほど長くは見て貰えなくてもけっこうな写真ばかりです。
ということは別に店頭Printにこだわらなくても良いのだということに気が付きました。
A4のPlatinum Gradeの価格は200円でPrintできます。
店頭に取りに行かなくても、送って貰わなくても、ComputerとPrinter、Ink、Paperなどが揃っていればPrint Outはできるんですな。
まあ他にも様々な要素があるのは確かですし、Applicationや電気代、維持費など加味していくとCostはもっと掛かっているのは確かなのですが煩わされるほどのモノではありません。
店頭Printでは反比例して高くなっていきますよね。
しかし家庭でのPrintでは反比例して安くなっていきます。
ここがPointですな。
それとPrintの出来などをPrint Shopに丸投げして納得できていたかというとできなかったことが少なくありません。
以前Print Shopでの仕事をしていたことから知識があるばかりになぜこの補正が施されないのか、なぜこのような補正が施されたのかという疑問符が常について回りました。
Digitalになって家庭で現像し、Retouchする所までは出来てもPrintによって駄目にされてしまう事が少なくなかったんですな。
よっておいらは写真というのはComputerの中で完結するモノなのだという自己説得を行い、そう言う思考になっていきました。
Digitalになり完成形態が多様化されそれぞれが各々納得する形で完成させる時代になっているということですな。
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