扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

思うままに....
感じるままに....
JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

文具の魅力 その52 2008.04.18

2008-04-18 23:24:17 | Stationery & Supply
文具には沢山の種類のモノがあります.........................

先回の「文具の魅力 その51」で書いたことの続きを書こうと思います。
深く知りたいと思われる方は文具の魅力 その51 2008.04.12もお読み下さい。
最期に「道具に命を吹き込む」という内容にすると書いたのでベースとなるのは

「どうやって命を吹き込むことが出来るのか」

ということに終始するのかもしれません。
では書いていきます。

簡単な例として紙を扱おうと思います。
紙というのは白紙のモノには意義があります。
其処には創作意欲が感じられますし、何かを「書きたい」もしくは「描きたい」という衝動が発生するからです。
また描かれたり書かれたりしている紙にも存在意義があると言えるでしょう。

ではいつから生命力を感じることが出来るのでしょうか?
これは作り手の手元にある時は生命力が伴っていると言える訳です。
作り手は「其処に作ったモノがある」という事実を認識しているのですから間違いないでしょう。
作り手の手から売り手の方の手元に来たときにもこの認識は産まれるのですから継続して生命力を維持できているとも言えるでしょう。
売り物として店頭なりInternet Shoppingでは倉庫なりに保存されています。
しかし余りに大量の在庫がある際に管理が不能になりどこに何があるのか解らない状態に陥った際に探せば、まだ「認識」の糸が切れることがありませんが、諦めてしまい探すことをやめて「忘れて」しまった時に認識の糸が切れてしまうことになりますよね。

例えとしてある美しい芸術作品で値段が付けられないモノがあるとします。
しかしどんなに美しい作品でも沢山のモノの中に埋もれて忘れ去られてしまっているモノというのはゴミと一緒でしょう。
人を圧倒させる作品でも人目に触れないと意味を成さないと言える訳です。
まあこれは極端な話なのかも知れませんね。
貴重な芸術作品というのは劣化をおそれて紫外線の当たらない所に保存されることが多々あります。
ではこれらの価値がないのかというと認識されて価値を見いだされている故にこれらの処置がなされているのですから、当然の答えとして「価値がある」と言えるでしょう。
というか逆に紫外線に当たらない保存方法を確立し設置することには多額のお金が掛かりますからね~。
ただ単に倉庫に置いておくというような保存はその価値が見いだされているモノほど有り得ないと言えます。

時のそのような作品を理解できない人にゴミのように燃やされるような事態が起こったり売り買いされたりされているという事実もあります。
しかもその価値を見いだす人からは考えられないほどの安値で売り買いされている訳です。
人というのは自分の関心がないことには価値を見いだすことはありません。
例えどんなに素晴らしい作品でも関心のないモノなのですから、一円でも売れればいいのです。
資産家の祖父や祖母が大事にしていたモノでも子供の立場からすると「何をそんなに大事にしているのだ」と認識が産まれて疎むことも少なからずあるでしょうしね。
子供の頃におじいちゃんやおばあちゃん、もしくは父親や母親が大事に使っているモノを触ろうとする際に「これは高価なモノなんだから触ったら駄目」だときつく怒られた覚えは誰しもあるでしょう。
そしてそれを言い続けられるとします。
しかし人間自身(「=子供自身」)よりもそのものが大切なモノなのか?と感じるはずです。
例えどんなに高価なモノでも命よりも高いものというのは人間として設けてはならないと考えざるを得ません。
まあ、往々にして人間の命よりも高価なモノがこの世には存在してきました。
そしてそれが争いの種になり破滅に導く媒体になることもあるぐらいですからね~...........

「モノの価値」というのは人がいるから発生する活動なのだと言うことを忘れてはなりません。
人ありきで物事を考えなければならないんです。
まあエコロジーを考えると人のエゴイズムで環境破壊を行なっているのですから、最終的には地球のバランスを考えることに行き着く訳ですな。

話がずれましたな。
「どうやって命を吹き込むのか」を書きましたが伝わったでしょうかね。
答えは「人が認識する」ということになります。

そして「人が認識する」ということは確実に「=触れあっている」ということに到る訳です。
望ましいのはその価値を良く認識し理解できている人に触れられるモノというのは幸せでしょうね。

これは人間関係にも通じるモノがあるのではないでしょうか?
おいらも可能な範囲で有用な人間でいたいモノです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。