MATLABにより制御系設計をすることは、非常に強力に可能であるが、あえて
SCILABによりどこまで出来るか、試してみたい。
その1はMATLABとSCILABの違いについて、簡単に紹介したい。
参照書は 尾形先生のこれです。非常に、丁寧にかかれており、海外でロングセラーとなっているもので、ぜひ一度手にとってください。オススメです。
SCILABによる制御系設計を考える
1 基本操作
1.1 四則演算、関数
matlabとの違いについて、知っておいた方がよいものは、関数であろう。
四則演算は、行列のそれを含め同じである。
関数では特に、固有値がまず最初に違いを感じるものであろう。
Matlabではeigであるが、scilabではspecとなる。ここらへんは、下図のヘルプブラウザを使えば、使い方は問題なく使えると思う。
1.2 グラフ
制御系などの設計に限らず、計算結果やシミュレーションをグラフに示すことは必須であろう。この機能はどうなっているのであろうか。
plotにてグラフは書けるが
例えば、gridという目盛線を入れるコマンドはscilabにはない。
これは、下図のようにヘルプを使ってみると、matlab commandとscilabの比較をしてくれる。
t=0:0.01*%pi:2*%pi;
->alpha=3;
-->y=sin(alpha*t);
-->plot(t,y)
-->grid
!--error 4
変数は定義されていません: grid
-->title('This is sin');
-->xlabel('t(sec)');
-->ylabel('sin');
ここまでやると こんなグラフが書ける。ちなみにmatlabではπはpiであったが、scilabでは%piとなる。
set(gca(),"grid",[1 1])
をすれば下図のようにgridが描かれる。
SCILABによりどこまで出来るか、試してみたい。
その1はMATLABとSCILABの違いについて、簡単に紹介したい。
参照書は 尾形先生のこれです。非常に、丁寧にかかれており、海外でロングセラーとなっているもので、ぜひ一度手にとってください。オススメです。
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SCILABによる制御系設計を考える
1 基本操作
1.1 四則演算、関数
matlabとの違いについて、知っておいた方がよいものは、関数であろう。
四則演算は、行列のそれを含め同じである。
関数では特に、固有値がまず最初に違いを感じるものであろう。
Matlabではeigであるが、scilabではspecとなる。ここらへんは、下図のヘルプブラウザを使えば、使い方は問題なく使えると思う。
1.2 グラフ
制御系などの設計に限らず、計算結果やシミュレーションをグラフに示すことは必須であろう。この機能はどうなっているのであろうか。
plotにてグラフは書けるが
例えば、gridという目盛線を入れるコマンドはscilabにはない。
これは、下図のようにヘルプを使ってみると、matlab commandとscilabの比較をしてくれる。
t=0:0.01*%pi:2*%pi;
->alpha=3;
-->y=sin(alpha*t);
-->plot(t,y)
-->grid
!--error 4
変数は定義されていません: grid
-->title('This is sin');
-->xlabel('t(sec)');
-->ylabel('sin');
ここまでやると こんなグラフが書ける。ちなみにmatlabではπはpiであったが、scilabでは%piとなる。
set(gca(),"grid",[1 1])
をすれば下図のようにgridが描かれる。