理事インタビュー、今回は修繕担当理事について。
築約半世紀経つ、武蔵野グリーンタウン。人間が歳をとればお医者さんに診てもらう機会が増えます。建物の修繕箇所も勿論増えてきます。例えば給排水管は人間の血管と一緒。詰まったり破れたりしないよう、メンテナンスが必要です。修繕理事のお仕事は医者に例えられるかもしれません。
来年に控えた大規模修繕工事から、排水管の清掃、ゴミ置き場の改修工事、集合ポスト脇のチラシ回収籠の検討など、大きなことから小さなことまで、修繕理事の仕事は多岐に渡ります。その様々な問題を解決するするための業者の手配、発注などは、東急コミュニティーさんと連携して行えるので、比較的スムーズに行なえるということでした。
建物の構造関わることも多いので専門知識の勉強も必要なのかと思いきや、担当理事の3人のうち2人は本業が建築関連とのこと。その点に関してはさほど困った様子もなく、お仕事をこなしてらっしゃる様です。
また月に一度の修繕委員会、大規模改修工事を考える会にも出席(この2会議には理事長、副理事長も参加)し、建物の維持管理に貢献されています。
私たちの住環境全体の今と未来を担う大変責任のあるお仕事だと思いますが、住人一人一人に寄り添う気持ちで接し、また住環境向上のための目的意識を分かち合い、話し合える場があることは大変意義がある、やりがいのあるお仕事だとおっしゃってました。
また働き方改革やコロナ禍による在宅勤務が増える増える故に、通信環境を整えることも、新たに入居してくる人達にもアピールになる、という言葉が印象的でした。
ところで現在では、この武蔵野グリーンタウンの様なデザインのマンションは、ほぼ100%建ちません。古いながらも魅力のある建物だと私は思うのです。
私たち住民一人ひとりの快適な生活の為に、またこれから入居を検討している様々な世代の人たちに、すこし古い建物であっても、良好な住環境を整えていることを知って頂きく為にも、修繕は大切なお仕事なのですね。