19世紀フランスを代表する画家ゴーギャンの知られざる創作の秘密やタヒチでの愛と苦悩の日々を、「ブラック・スワン」のバンサン・カッセル主演で描いた伝記ドラマ。パリで株式仲買人として働きながら、趣味で絵を描きはじめたゴーギャン。しかし1882年にパリの株式市場が大暴落すると、それまでの裕福な生活は一変。ゴーギャンは絵画を本業にしようと考えるが生活は困窮し、妻や子どもたちと別れることになってしまう。わずかな資金を手にタヒチへ渡ったゴーギャンはすっかりその地に魅了され、現地の美女テフラと結婚する。ところが資金が底をつくと再び極貧生活に陥り、テフラの愛情も離れていってしまう。