すろー音楽らいふ

2人の孫に囲まれた、ゆる〜い
ばーばの音楽生活です

長岡花火フェニックスの「ジュピター」

2018-11-15 18:00:55 | 日記
「関ジャム完全燃show」の
「傑作カバー曲特集」で
平原綾香さんの「ジュピター」も
取り上げられてました


この曲は「木星」のカバー曲ですが…
2003年12月17日リリースで
オリコンも一位を獲得しています
番組の解説の中で
この曲は 3拍子で始まってるんですが
途中から4拍子になってるんですね
「ホントだぁー😮!」
パチパチパチパチ〜👏
…って、なっちゃいました〜
素晴らしいー
編曲〜😀

「ジュピター」と言えば 長岡人には
思い入れの深い曲と 言えましょうねぇ

長岡花火の際に上がる
長岡空襲や中越地震の復興を願う花火
通称「フェニックス」

信濃川の上空をフェニックスが
羽ばたいている様に 見えます…
この花火が 打ち上げられてる間は
この「ジュピター」が
ずーっと流れてるんです
♪everyday…
この歌声と共に 花火が打ち上がり
この曲の終わりに
フェニックスが 大空を飛んでゆくんです
長岡花火のクライマックスで
御座いまする〜

そこで 気になるのが
「何故?フェニックス花火のBGMが
ジュピターなのか?」

…と言うと
それは
中越地震の時、この曲で癒された人が
たくさん 居たからです
中越地震は2004年10月23日に発生し
余震が観測されてるだけでも
1000回
そんな中での避難所と自宅を
行ったり来たりする生活
そして そこで誰かが「ジュピター」を
聴き始めたんです
その神秘的なメロディと
平原さんの 包み込む様な歌声が
心地良かったんですよね
リリースから1年近く経っているのに
爆発的に有線やラジオの
リクエストが増えたんです

ウチの息子も中坊でしたけど
避難所や家で 聴いてましたよ
繰り返し、繰り返し
「どうしたの?ソレ…」って聞いたら
「今、また すごい流行ってるんだよ
なんか やっぱり いい歌だよねぇ…」
…なんて 言ってました
確かに…

グラグラっ!
三半規管が ぶっ壊れるんじゃないか!
と思う様な 余震の嵐の中
私でもこの 曲と歌声に
「救われた感」が ありますからねぇ…

たぶん そのシチュエーションが
及ぼす 私達の不安定な精神状態に
フッと この「ジュピター」が
リンクしたんじゃないでしょうか?

確かに 癒されました
「ずっと 聴いていたいな」
…という気持ちに なりましたからね

こんな不思議な事が 起きたりする
音楽のパワーって やっぱり
侮れません…😌