最近の学校給食はかなりおいしらしい、と聞いていたのだが、ちょっと事情が違うらしい。
学校給食は次の三つの方式がある。
- それぞれの学校で作る
- センター方式(地域ごとに行政のもとにまとめて作る)
- デリバリー方式(一般業社に委託する)
ここ最近問題になっているのはデリバリー方式。
おいしくなかったり、異物が入っていたりする問題がクローズアップされている。
異物が入っているというのは文句なしのアウトだが、「おいしくない」という理由で給食を残す子供が増えているという。
特にデリバリー方式だとまとめて作って配送をするので、作りたての美味しい状態で食べさせるのは難しいそうだ。
でも「おいしくない」とはどれくらいおいしくないのだろうか。
私の時代ははるかむかし、脱脂粉乳から牛乳に変わる時代だったが、かなり美味しかった記憶がある。
しかし、私の学校は小学校も中学校も給食室があり、学校で作っていたので作りたての美味しい状態で食べる事が出来た。
今の給食もたまにテレビ番組で実際の給食を食べてみることがあるが、美味しいというが、これは多分、給食室で作っているタイプだと思う。
問題になっているデリバリー方式の給食のレベルがどの程度なのだろうか。
むかしの貧しい時代はほんとにご飯の食べられない子供というのはある程度いて、学校の給食はとても大事なものだった。
友達の残したパンを家に持って帰る子供も珍しくなかった。
しかし貧しい時代だったから粗末な給食だったのかと言うと、それはまったく違ってたしかに美味しいという記憶はあったし、楽しみにしていたメニューもたくさんあった。
今の給食で美味しいメニューのときにあまった分を取り合いになるような事はないのだろうか。
給食に手にをつけない子供もいるという。
給食が楽しみだった世代からすると理解するのは難しい。
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