すでにかなり普及しているETCカード、車載機を搭載した車で使用するだけで、30〜50%の割引が受けられる。
(わざわざ車載機云々を言うのは車載機のない車でもゲートの係員に手渡しすればETCカードは使えるけど、割引はしてくれないから)
30〜50%の割引を受けないで現金で高速道路料金を払うなんてありえない状況になってきている。
このETCカード、普通どうやって作るか。
すでにクレジットカードを持っている場合は簡単。それに付帯するETCカードを申し込めばすぐに作れる。
クレジットカードを持っていない場合はまず、クレジットカードを作らなければならないね。
ここで問題なのが「個人信用情報」。
例えば携帯料金の支払い、ちゃんと払っていれば問題ないけど何度も延滞していたりすると、それが個人信用情報として残ってしまい、「支払い能力に問題あり」とされてクレジットの審査に通らない場合が出てくる。
この「個人信用情報」に悪い情報が多いとブラックリストに載ってしまい、ますますクレジットカードなどは作れなくなってしまうんですよ。
クレジットカードが作れないと当然ETCカードも作れないわけだけど、そういう場合はどうするか。
選択肢は二つある。
・ETCパーソナルカード
・高速情報協同組合のETCカード
ETCパーソナルカードは道路公団が個人向けに発行しているETCカード。
しかし、これには大きな欠点があって最低でも4万円のデポジット(保証金)を預けなくてはならないんだ。
契約者(あなた)が支払いをしない場合の保証金だよね。
高速情報協同組合のETCカード、実はこちらも最初にお金が必要で出資金1万円が必要になる。
高速情報協同組合の場合はETCカードを発行してもらうために契約者(あなた)は組合員になる必要があるのですよ。
組合員になることで高速情報協同組合が事業として行っているETCカードにまつわるサービスを受ける事が出来る。
脱退するときにこの出資金は返してもらえるのだけど、最初に1万円用意するのは変わらないね。
組合員になるには法人、個人事業主限定なんだけど確定申告をしている自営業の人なら申し込めるんだ。
詳しくはこちらで→「ETCカード 審査なし」