障がい者の就職についての番組を見る。
障がいを持つ子とその母親を追ったドキュメンタリー番組だった。 普通の人でも就職の際の問題は多い。
しかし障がい者の就職についてはまったく別の問題があるようだ。
その親子が悩んでいるのは、まず職につくかどうかだった。
障がい手帳を持っている息子は障がい年金を受け取れる。
無理に働かなくてもとりあえずはなんとかなるという事だった。
だがそれだと家に引きこもってしまって社会との接点がなくなってしまう。
障がい者の就労支援の施設というものがある。
いわゆる職業訓練だ。
施設によっては雇用契約を結び賃金を受け取りながら技術を身に付けていけるところもある。
母親はこの施設に息子を入れようと考えていた。
ここで技術を身に付け、障がい者枠で雇ってくれる企業を紹介してもらうのだ。
だがうまく就職出来た場合はそれなりの所得が発生するので障がい年金は受け取れない。
息子に働かせないで障がい年金を受け取って暮らすかどうか母親は悩む。
どちらの道を選ぶのか模索する親子の姿を番組は淡々と追っていく。
若者の就職
高齢者の就職
これらの問題は番組で取り上げらる事が多いが、障がい者の就職(障がい手帳を持った人の場合、就労というそうだ)が取り上げらる事は少ないように感じる。
それに対して、すぐに自分が何かを出来るとは思わないが関心を持つ事は出来る。
無関心でいることはやめようと思った。
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