棚からうさもち …羊毛フェルトの、ふんわりうさぎ…

羊毛で作るうさぎと、まるみ(ネザーランドドワーフ)のいる日々

うさぎの思い出

2009-04-17 12:38:31 | 羊毛で作る、ふんわりうさぎ
先日の、うさんぽデビューの数日前、喫茶店へ下見に行った時の様子です。







しゃがんで、これを撮っている姿、かなり怪しかったでしょうね~ 

春の花が満開で、桜ではないけれど、お花見気分でした。








春といえば、思い出すのは、うさぎとの初めての出会い。


小学校低学年の頃。

当時は関西ではなく、山と田んぼに囲まれた田舎で暮らしていました。

ある日、学校から帰ると、見慣れぬ大きな鳥かごの中に、うさぎが…!

近所の農家のおじさんが、野うさぎを捕まえたから、と持ってきたとか。

確かに、大きな黒い目に、引き締まった茶色の身体をしていました。







うさぎのペレットなど当時は見かけなかったので、毎日たんぽぽやクローバーを摘みに

行きました。野菜もあげていたのでしょうが、ペットではないせいか、

人にはあまり慣れなかったようです。



ある日、「うさぎを見せて。」と同じクラスの男の子が遊びに来ました。

近所の悪ガキどもと違って、いつもこざっぱりとした格好をして涼やかな雰囲気の子。

ちょっとワクワクドキドキ

でも彼は、一時もうさぎの側から離れず、春の日差しの中、大事そうにソッとうさぎを

抱きかかえて本当に幸せそう。顔も名前も忘れたのにその姿だけ目に浮かびます。

嬉しいけれど、うさぎに完敗の思い出






野うさぎは、それからしばらくして親が山に連れていき、放したそうです。

がっかりしたけれど、野生なので逞しく生き延びたと思いたいです。


あっ、でもくれぐれも、ペットのうさぎは同じことしないでくださいね!生きられないので。

だいぼんみたいな捨てうさぎがいなくなるように、心から願っています。
コメント
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