棚からうさもち …羊毛フェルトの、ふんわりうさぎ…

羊毛で作るうさぎと、まるみ(ネザーランドドワーフ)のいる日々

だいぼん、空へ☆

2017-09-23 00:49:10 | 家うさぎ(だいぼん)

21日、弘法さんの日は、夏日が戻って来たような晴天でした。

「だいぼんらしいね」と話しながら、霊園へ。

眩しいほどの青空へ、駆けあがって行く、だいぼんを見送りました。

 

久し振りに、横っ飛びジャンプをしたり、大きな耳をパタパタさせながら走っていく姿が見えるようでした…

 

だいぼんの旅立ちに際して、沢山のあたたかなお言葉を頂き、感激しています。

きっと、だいぼんにも届いているでしょう。

美しいお花も頂き、ありがとうございました。

お心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです

 11年前、捨てうさぎとして保護され、その後、小学校へ。

そして不思議な縁で、家にやって来た、だいぼん。

娘ばかりの我が家に、初めて男の子が出来たようで嬉しかったのを覚えています。

でもまあ、当時は暴れん坊でマーキングも大変で^^;こりゃ、とんでもない悪ガキがやって来たと頭を抱えました。

とはいえ、一緒に暮らすうちに、少しずつ信頼関係が出来ていったよね。

ケージとサークル内と、ベランダを自由に行き来し、気候の良い季節は、ベランダで風に吹かれるのが好きでした。

うっかりすると、少々の小雨なら、修行僧のように外で佇んでいて慌てさせたり^^;

だけど、内弁慶なので、外出は大の苦手だったね。

最初で最後、たった一度の、うさんぽ会では、他のうさぎさんと目を合わせないように、黙々とうつむいて枯葉を食べていたっけ

だいぼんの天敵は、秋祭りの太鼓の音、病院へ行くこと、そして掃除機^^;

サークル内に、掃除機をかけようと柄を伸ばすと、フェイントかけて体当たりやパンチを繰り出してきたよね。

割と体は丈夫な方でしたが、一番の危機は、9歳の時に受けた結石の手術でした。

高齢なので、病院の先生も躊躇されたようですが、これ以上痛い思いをさせたくなくて、すぐに手術をお願いしました。

命を救って頂いた先生に感謝だいぼんも、よく頑張ったね。

抱っこして薬を飲ませたり、世話をする間に、さらに距離が縮まったような気がします。

10歳を超えると、少しずつ老いを感じるようになりました。

白内障が進み、足腰が弱くなるせいか、ほとんどベランダにはでなくなりました。

お気に入りの場所で、ウトウトと昼寝をすることが増えましたね。

そんな中で、朝食後のマッサージは、大切なコミュニケーションの時間に。

手を体に乗せると、手の平がフワッと暖かくなり、その熱を、だいぼんに伝えるように撫でていると、彼もとても気持ち良さそうでした。

だいぼんの体がホカホカと暖まり、元気も伝わったんじゃないかな。

時には、小さく音楽も流して、だいぼんにも私にも楽しいひとときでした♪

いつか来るお別れの時は、ほちょの時のように病気で辛い思いだけはさせたくない!と強く願っていました。

別れは突然でしたが、いつもと同じように過ごし、眠るように穏やかな旅立ち、本当に良かったと思います。

ちょっとドジッ子で、万年幼稚園生のような、だいぼんでしたが、最後は挨拶までして男前なところを見せてくれました!

寂しいけれど、大往生、悔いのない爽やかなお別れになりました。

だいぼん、今まで長い間、一緒にいてくれて、ありがとうねずっと大好きだよ。 

コメント (6)
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