時間風景のスケッチマン

その時のTPOを記録に残す

悩める人々

2011-12-19 23:44:15 | Weblog
ドラマ「私が恋愛できない理由」が終わった。
毎回見ながら、主人公となる3人の女性の恋愛感や生き方に関心を寄せ、結末はどうなるのか期待していた。
しかし、このドラマを通じて感じる虚無感、そこに生きてる人間の臭いがしない世界が、最終回でもガッチリした結論はない。むしろ視聴者が感じたことが結論です。そんな投げかけをしているよに思えた。
現代の女性は恋愛できない人が多い?まづこれが疑問であり、この点からこのドラマを見始めた。
今の若者は将来への指針が見えない環境下にあり、自分の将来や対人関係において自信を持てない人間が多いのだろう。そんな世相の中で恋愛も同じく、恋愛が何なのか分からない。そして教えたり、話したりする機会が少なく。知らない恋愛にイメージが先行してしまうから、余計に恋愛に対して距離を置いてしまう人間が増えたのだろう。
ドラマでの3人の女性は、恋愛をしようとして、むしろ自分のやりたい事を発見し、恋愛よりも自分の立ち位置を選択した。つまり、仕事であり、生活環境を重視した生き方を選択している。
少子高齢化社会と言われる中、若い女性もその生き方に悩み、もがいている。そんな世界を示したドラマだったのかもしれない。


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