釘付けになった驚き

テレビドラマ新番組「息もできない夏」が始まった。
このドラマのテーマは、「無戸籍」。過去に話題になったが、自分と関係無い世界、無戸籍が何を意味するのか知ろうとしなかった言葉がドラマの根幹をなす。
戸籍が無いとは、突き詰めると人間として存在し生きていながら、社会的には存在しない幽霊のような存在。ドラマの1話を見ながら、無戸籍であることが何を意味するのか理解できた。すごく関心を持って見ていきたいドラマであり、釘付けになりそうな気がする。
ただ、本当に釘付けになったのは、このドラマのキャスティング。
子供：武井咲　母親：木村佳乃　祖母：浅田美代子
え、え、え、え。浅田美代子が祖母役。この前までは母親役までで、年齢の割には若作りの彼女はその天然を生かしバラエティ番組にも出演するくらいの女性なのに、ついに祖母役。それも武井咲が孫になるこの関係に違和感を感じながら、この祖母から孫までのラインが成立するのかなと思った。
しかし、ドラマの展開の中で浅田美代子が生きてくる場面があるんだろうなと思う。
それにしても浅田美代子がおばあちゃんを演じる時期になってきたのだ。人間は歳をとる、それが目の前の現実であり、釘付けになった驚きなのだ。