名張市立病院職員さん向けのアンケートを配布しました(2023年6月6日)
180名を超える職員に手渡し、即日30以上の回答をお寄せいただきました。
在り方検討員会の答申、独法化について、ハラスメントなど、自由記載にも多くの生の声が寄せられています。
集計グラフからも、職員の声を聴かずに検討が進められていることやハラスメントが横行している実態が表れています。
ハラスメントはあってはならない事であり、誰一人として被害者を出さない!その強い想いで根絶するのが責任者の義務です。
しかし、市民説明会で市民から前事務局長のハラスメント問題に対して「処分が甘すぎる!ハラスメント事件を起こした張本人が改革のメンバーであり、今日も説明してるのはおかしい!」と発言があった際に市長は「本人には厳重注意をさせていただいた。それでもなお、発生する様なことがあれば厳しい処分が必要だと考えている。」と答えています。
答申書の中で「職員の意識改革」の必要性が書かれていますが、意識改革が必要なのは本当に職員でしょうか?
アンケート回答結果(中間集計)を貼り付けるので、是非ご覧いただき、ご意見をお寄せください。
問い8.答申に対するご意見、職場の問題点、改善点などをご自由にお書きください
・ハラスメントが横行している。
・そもそも200床で黒字経営ができるはずがない。地元医師会の反対があり増やせなかったことは聞いている。いずれにせよ今のままではこの先も経営は成り立ない。パワハラの処分について、処分が甘すぎる。パワハラがあって訴えたところで、減給処分のみだと何も変わらない。むしろ仕返ししてくる。
・事務局長時代にハラスメントで懲戒処分を受けている者が改革担当理事として勤務していることに納得できない。私自身も理事からのハラスメントに受けたが、それより卑劣なハラスメント行為が広範囲に行われるのを目にしているので本心としては退職してほしい。
・職員の意識改革というフレーズを強調しているが、ハラスメントを行っていた者が幹部として進めていることに対して、なんの説得力も感じない。
・地方独立行政法人にしてどの程度経営が回復するのかわからない。公務員である方が人員が確保できるのではないか、給与も下がり福利厚生が充実しなければ離職につながりワンパラー不足になりかねない。
・独法化になった場合、理事が全権を握ることになる。詳しくは書けないが、理事を解任するすべが実質的に存在しないので理事が病院を独裁することができる。これが問題の全てだと思う。
・職員に何も説明がないので、どうかと思う。答申もいい事ばかりで独法化してのデメリットは何も公表されていない。
・独立行政法人になれば、経営改善する根拠、一部適用のままでは改善できないのか?
・現理事は名張伊賀地区の医療状況を理解しないまま独法化ありきで在り方検討委員会を立ち上げ、多数の女性職員に対するセクハラ、パワハラで懲戒処分を下された後も理事として居座り続け独法化を強行しようとしていますが、多くの職員は彼も独法化も支持していません
・在り方委員会でのデータの選び方は独立行政法人を進める方の有利に働くように意図して選ばれている。現場と上層部との考え方の乖離が大きい。このまま、独立行政法人を進めると取り返しのつかない事になる。
・経営状況が悪い原因に焦点を当てなければ何も変わらない。
・独立法人になるにあたって、職員に対しての処遇とかが全く聞こえて来ないので不安です。患者さんに対しても大学病院からの応援の医師はどうなるかも心配との声も聞こえて来ますが?どうなるのでしょうか?
・独立行政法人に変わるメリットが職員に感じない
・業務多忙、年休消化なし、低賃金、常に残業、あげあしをとるようなクレーム等…この現状の中非公務員になることでさらにやりがいを感じなくなる
・上司の顔色ばかりみて発言や行動をする、パワハラ発言があってもヘラヘラ笑い冗談としてながされる、これパワハラになるなー!とか言いながらパワハラ発言してる人がいてすごく嫌です。こういうことをされると下っ端の人が何を言っても、揉み消されるし、変わった人扱いされる。すごく嫌です、もっと新しい人をいれて風通しの良い職場にしてほしい。
・看護師に対する医師の対応が悪い
・話し合いの段階で周りの意見等は求めていないように感じました。特に職員の意見や希望は不要なのだと。独立行政法人ありきで進んでおり自分たちは無力だと感じています。
・臨時職員の待遇を改善してほしい
・本人達の自覚がないから、この病院からハラスメントを無くすことは不可能であるが、少しでも軽減できれば嬉しいです。
離職率が高まり、病院運営が更に悪化すると思う
・独立行政法人化して経営改善されるかは疑問ではあるが、今のままでも経営改善される見込みがないのではないか。長年、赤字経営と聞いている。それなのであれば新しい風を取り入れてみてもいいのでは。市立だからといって、クレームに近いことを言われる患者様や家族様もおられる。中にはクレームをつけて支払いをされない患者もおられる。独立行政法人化になれば、幾分かは、そのような患者様に退院を強く勧められることもできるのではないか。スタッフ数もかなり減ってきている。これは独立行政法人化になるからではなく、スタッフ1人1人への負担がかなり大きくなっているにもかかわらず、何も対処されていないことへの不満からであると思う。行政の言いなりである市立のままでは、役所仕事の方には現場の辛さ・大変さが理解されていないのではないか。そういう点では市立の魅力はまったくない。市立という立場を守りたいのであれば、職員への処遇改善ももっと積極的に行っていただきたい。医師不足という現状はよく報告されているが、医師だけでなく、看護師不足もかなり激しく、また看護師の業務量もはるかに多い。現代では公務員への魅力も少ない。ネームバリューはあるが、公務員である以上、給料は思うようにあがらないし、年休取得もできていない。年休はほぼとれておらず、体も休めない状態である。ストレスからメンタルを病むスタッフも多くなってきている。独立行政化して経営がどうなるかは本当にわからないが、今のままでも改善が期待できないことは明白。市立病院のままであったとしても、雇用され続けるかは疑問である。
・働き手が足りてないと感じる
・慢性的な人手不足、多忙により離職率が高い。しかし、追加要因を積極的に募集していない。小さい子供を育てている親が希望しても、夜勤免除が許されない。
・医師からの不適切な言動がある
・市民の皆様が病院をどうしたいかを汲んでいくことが必要ではないかと思います。職場の問題点は山のようにあります。ハラスメントも日常目にします。看護職は公務員でいるメリットはあまりないと思っている人が多いように思います。仕事を続けられるかどうかを考え、条件によって職場を変わる人が多いので退職者(退職希望者も含め)が相当増えており、今後がかなり心配です。医師だけを増やしてもどうにもならなくなると思います。
・某医師のパワハラが酷いのに誰も改善しようとしない。看護師の残業が多すぎる。医師が経営に参加してない。
・人員不足で疲労困憊している。威圧的なスタッフがいて雰囲気がわるい。そのことで精神的にダメージがあっても本人には伝えていない。過緊張のなか仕事をしている。市立病院しかしらないので物品など無駄にしているところがあるのではないか。
・医師会との関係にとらわれないようでなければ独法化しても経営及び診療内容の充実は図れないと思う
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