combat!
頭の中ではcombat marchがエンドレス再生。
ただ左手に握りしめているのはキンチョーのコンバット。nervous combatでは無い。金鳥のコンバット、大日本防虫菊社の黒い精鋭暗殺部隊である。
先々週コック老師の来訪により最高レベルの警戒態勢が取られる我が家。「GJP」「コックローチキラー」と呼ばれる老師撃退用化学兵器の各フロア配備は完了した。
GJPがあれば確実にやれる。
しかし迎撃は白兵戦。万が一仕留め損ねた場合手負いの敵に部屋に潜伏されるリスクもある。
閉鎖空間での戦闘は敵の不意打ちを受ける事、平穏な一日の終了をもたらす。「戦闘行為」自体が発生してしまう。できることならトリガーを引くことなく日々過ごしたい。
そこで活躍するのが黒の戦闘服に身を包む精鋭暗殺部隊「コンバット」。
餌に毒薬を混ぜ込むというのは人に置き換えたら最低極まりないことや、ウチの飼い猫が誤って毒餌を服薬済のコック老師と遭遇し戦闘が発生してしまうと…という最悪のシナリオもあることからいつも使うことに躊躇もあったが室外に部隊展開することで前線を室内から室外に下げることを期待した。
製品の中身は4個入り。
小隊長一名とスリーマンセルか。
過去に遭遇しているガーデニング倉庫、それから昨日アナを塞いだ玄関の外側、床下通風孔の入口、リビング裏の納屋にコンバット部隊を配した。彼らが本土防衛の前線として奮闘することを願う。
…あとは確実に屋根裏にいるチュー太郎だな。殺鼠はしたくない。どうにか穏便に引き上げてもらいたいものだが。