2020年5月29日 (金)
本日2投稿目。
午前中から具合悪いな…と思いながら家のリフォーム作業をやっていたが作業ひと段落(9時半)頃に熱、頭痛、喉の痛み、鼻水、「あ、これあかんやつや」となった。
元々公休日だけど電話がなる可能性もあり仕事のslackに「電話せんといて」と書き昼に二階のネコ部屋で力尽きた。
久々に完全に失神レベルの落ち方をして夕方にプライベートの携帯の着信で目を覚ました。
転職エージェントからの着信。
面談したい企業がある、という連絡で条件などを聞いて保留にした。
ちょっとシンキングタイムにするか、とクルマに乗って「ヴィンス」ことびん沼川へ。無音の世界の中で延々とルアーを投げて巻く…ということは私の思考整理の基本。
今年になってから「ゲーリーヤマモト チャレンジ」と称して米国・ゲーリーヤマモトのソフトプラスチックルアーだけで釣りをする、ということをしている。
ゲーリーヤマモトはとても釣れるソフトプラスチックルアーのブランド。私も多数持っているが実は私はハードルアーの方が得意でほぼソフトルアーを使わない。
日本の釣り人の中ではハードルアーの方が得意というのは少数派だと思う。
私自身初心者のころ1匹を釣りたくゲーリーヤマモトのワームを多数買ったものだが前述の通り殆どハードルアーで釣るスタイルになってしまった。
ワームは柔らかい食感やフレーバーもあり魚が口に入れてもなかなか吐き出さない。合わせが遅れると針もろとも喉の奥、消化器まで飲まれる危険性がある。
また柔らかい素材故に「身切れ」して投げる過程で水の中に落としてしまう、あるいは魚のお腹の中にソフトプラスチックが入ってしまう危険性もある。魚にも環境にも宜しくない。
キャッチアンドリリース前提なので生きている状態で魚を水に返すことはもちろん、彼らのお腹に異物を入れるようなことはしたくない。ハードルアーだと噛み付いた瞬間に針が刺さるので丸呑みされる危険性は限りなく低い。
まあそんな思いからどんどんワームを使わなくなった。他方初心者を釣りに連れて行く時は根がかりにも強く釣りやすいワームを使わせてあげよう、と買ってしまうので手元に増えて行く。初心者をを連れて行って帰ってきて残ったワームはまたお蔵入り。
最近片付けをしながら20年近く未使用でケースを陣取るワームを有効に使わなきゃ…というのが「縛り」をやっている本当の理由でもある。
今日もびん沼で4インチグラブを投げて巻き、投げては巻き…。エージェントのオファーどうするかな、蹴るかな…とか考えながら投げては巻き、投げては巻き。
釣れる気しねぇな。
けど「縛り」だし。
魚のアタリはあるのよ。
私がワームの合わせに慣れてないだけ。
前にスーパークリアウォーターでの釣りで原因がわかった。
魚が一回噛みつく。モグモグする。これ美味しいじゃん、ともう一回大口を開けてかじりつく。モグモグする。そして飲み込み。
私はこのプロセスの大口を開けたときに合わせてしまう。口は開いてるときに勢いよく糸を引っ張る。ワームが逃げるだけ。
魚目線で言うと完全に「取り上げられた」状態。前に琵琶湖で取り上げられて悲しそうな顔をするバスと目があった。
そりゃ針なんか刺さらねえよ。
取り上げてごめんね。
そもそも今日の気温と光量は多分ファストムービング系のハードルアーの方が釣れるだろ、と縛りをお休みにしてルアーチェンジ。何のための縛りなんだか(笑)
5分もたたずにグンッと手応え。
あれ、合わせた瞬間左肋骨のあたりの筋肉がビキッってなった。あ、これでかいやつか?大江川の55cmのブラックバス以来の感覚。
考え事しに河原に来たのにもう釣ることしか考えてないダメ人間(笑)
水面まで出てきたので抜きあげようとしたけどロッドがしなっちゃってあがらず。大江川ではこれで護岸に魚がビターンってなりもう一回水中に入ったバスに杭にルアーを巻き付けられて逃げられた。
再入水した刹那ガーっと一気にラインを巻いてもう一回抜きあげ。
ボテーン、と現れたのは私の好きな顔。
ニホンナマズさんですな。
ナマちゃん。
写真は前後するけどブルーのアイシャドウがおしゃれさん。
針が2本ともかかるのは本気で食いにきた証。針伸ばされてたよ…あんた何キロあんのよ。
しかしデカイ。
針を外したあとはナマちゃん身体測定でもしようか。
真っ直ぐになってくれないけど曲がった状態で55cm超。57、8cmあるんじゃないかな(私の手が大きいので魚が小さく見える…)
頭がスッキリクリアになって帰路を運転。
とりあえず面談はいくかな。
けどキャリアアップにならないダウングレードする気は全くない訳で、しかも将来的に1000万円が目指せない給与体系ならキャリアパス上はLa Franceなんですよ(ラフランス=洋梨→用無し)。
もう一晩考えるか。
つまりまた明日の朝もシンキングタイムになる訳だ。
考える方じゃなくてルアーを沈める方のシンキング…。