完全な雑記。
4年前から「滋賀移住計画」とか「ミッション滋賀府民」と言ってる。宮城県生まれ京都府本籍・練馬育ちの無茶苦茶な私は21歳の時に日本を永久に去るか本気で考えていた。あの当時は普通に仏語は喋れたしフランスで柔道と書道を教えつつカニカマの乗ったサラダうどんでも出す店でもやるかな…的に考えていた。
そんな私が日本で住むなら滋賀県!と一気に変わったのは名古屋駐在の頃に通った長浜市のおかげ。水辺は好きだが海は嫌い、という私とって琵琶湖は完璧な存在だった。
将来滋賀県に移住するには家を買う事は勿論そこでビジネスができるようにしなければいけない。それがネックとなっている。
滋賀県の現産業を見ると経験のない四十前には難しいタイプが多い。そこで私が考えていたのがコンサルティング系かオンラインやリモートでできる技術的な仕事。
今も雇われ仕事をしているが将来は琵琶湖の湖畔でこれまでの半生を過去のものにする暮らしをしたいとは思っている。
そのためには兎にも角にもビジネスモデルを考えないといけない。
自分が起業して滋賀で暮らす。
目標は明確だ。
昔からビジネスモデルはよく考えている。しかし滋賀県という立地になった時にそれが成立するか否かで次から次に頭の中のゴミ箱にダイブしていく。
士業が手堅いよな。
企業を転々としながらずっと新規事業をやってる。新規事業請負人とも呼ばれて久しい。
中小企業診断士を取ってコンサルティング…というのがベストとは思う。
中小企業診断士ってそう簡単に受かるものじゃ無い。かなり長い目で勉強はしている。
同時に将来に備えて中小企業のメシを食っておこうと思ったのが一年ほど前の話だ。盤石な中小や大企業に勤めてきたのでスタートアップ的な奴がアツイと思った。
転職に際してはかなり企業を厳選した。
経営に近いこと、経営者の頭の中が見えること。優秀な腹心を抱えていること。
かなり勉強にはなったよ。
これまで人から伝え聞いていたことが全て目の前で繰り広げられていく。
起業10年後に残る企業の数の話。
みんなそんな北斗神拳みたいな可能性にかけて…というか自信があって起業経営してんの?と驚きは隠せない。
拡大に転じる時の危うさ。
これは柔道やってた時でわかる。攻めるときが一番倒されやすい。両脚や腰、立つために使っていたリソースを攻めに回すわけだ。
人から聞いたら本で読むのとは違うリアル。欧米的な発想で言えば敗軍の将には栄光はないが負けた経験を持っている。負けた経験は負けない事を導くことに重要だ。
なぜ倒されたのか。なぜ倒れたのか。
どこに問題があったのか。
頭を回せ。頭を止めたらただの負け犬だ。
そこまで行きつけば敗軍の将も敗軍の兵も唯一無二の知見を持つ。
チャレンジする中小企業がアサーティブでありながら負けないようにリード/アシストするビジネス。多分私がこれまでのキャリアと自身の性格を考えるとこれがベストビジネスだ。
滋賀県はいつも呼んでいる。
私は待たせているだけ。
西の湖には忘れ物もある。戻らなきゃ。
…カッコつけていっているがボートから釣竿を落として沈めてしまっただけだ。
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