築44年の我が家。
フルリノベーションと称した部分リフォームが施されたお陰でガス給湯器とバスタブが新品になっている。…これがなかったらこの家への入居は即見送りだったのでまあ功罪とも言える。
元々のタイル張りの浴室にハーフユニットと呼ばれるタイプのユニットバスを取り付けたようだ。
いや、床はタイルのまま。ハーフユニットのさらにハーフだからクオーターユニット?
側壁の半分だけユニットバスだ。
ハーフユニットより上は防湿石膏ボードにペンキ塗り。
(とんでもないエコノミー設計だ)
なぜ元々がタイルだと知っているか。
そりゃねぇ…
小口にカバーもかけない、シーリングも打たないというとんでもチャンなので見たらわかる、というのが答え(笑)
こんなのかの隙間にカビ生えるし衛生害虫の住処にもなる。ありえねえよ、こんなの。
速攻でバッカー詰めてシーリング。
腐っても元硝子工/サッシ工。直線の目地くらい一撃よ。
実は上記のシーリングは入居直後にやっていた。あからさまだったからね。
でナメちゃんが
「おともだちにも教えてあげるの」
と現れた後風呂も再現調したわけ。
可能性は大方潰したがここまで来たらしらみ潰しだこの野郎、という感じ。
排水口が直管。いや、排水口の部品新しくしてるんだからワントラップ付けろよ。
えーと、それから…。
…この野郎!こっちの壁の入隅も切りっぱなしかよ。
反対側の壁も既存壁との間に隙間。
反対側の壁も既存壁との間に隙間。
そりゃ確かに難度は高いよ。私だって
「どの手順で打つかな。コーキングガンの
角度は。一手で三角打ちするか平滑面を出すか…」
と何度もシミュレーションしたもの。
けどそもそもの話よ?
普通この作りだったら後でシールを打てないこっち側から作業を始めるし、あとでシールが打てない部位なら先に見切り材貼ったりするよね。
バカなんじゃないの?
ブーブー言いながらマスキング。
ブーブー言いながらシーリング慣らし。
ブーブー言いながらシーリング慣らし。
この打ち終えたカートリッジにカッターでスリットを入れてそこでシールの「クソ」を削ぐスタイルって硝子工特有なのかしら。このまえ塗装工の方がカートリッジシール打つときにはやってなかったな。
そもそもこの浴室のシーリングが雑。
浴室ドアになっているガラス折戸のシールもベタベタ後から盛り付けてるし…。
これ硝子工とかユニットバス屋の仕事じゃねえだろ。
嫌な予感がするので既存のシール部に再生塗料を乗せてみた。…弾くな。これ変性シリコーンじゃない。防カビ材入ってないシーリングだわ。そりゃダークブロンズのシールに黒カビ生えるよ。
もー、まともな仕事して‼︎
普通に住みたいだけなの‼︎
ばかー‼︎