葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

弱さという安全装置?

2016-12-22 12:20:12 | 養生
 筋肉は合理的なトレーニングをすれば、それに見合った発達をする。
 ただ、筋肉の強化に腱や靭帯の発達が追い付かないことがあるらしい。
 つまり、パワーアップした筋力にまかせてビュンビュン動くと、腱や靭帯を傷めるかもしれないということだ。

 まぁそれほど急激なパワーアップは普通は簡単には出来ない。
 一般人がするような心配ではなかろう。

 ちなみに私は腕立て伏せ100回への挑戦で、似たような目にあったことがある。
 といってもパワーアップというより、十分な回復を待たずにトレーニングを続けたためにローテーターカフに過度な負担がかかり、腕が上手く動かせなくなったという、オーバーワークの見本だ。

 この時私は、一応は48時間のインターバルをおいていた。
 持久系のトレーニングだし、それで何とかなるだろうとタカをくくっていたのだ。

 だがわりと最近気付いたのだが、どうやら私は筋肉トレをしたら72時間は休まないと、しっかり回復しないようなのだ。
 まぁ来年は50歳だし、単に年のせいで回復力が減っただけかもしれないが。
 いずれにせよ、現状の分析が甘かったことに変わりはない。

 ただ、急激なパワーアップもオーバーワークも動きの質を下げるリスクがあるわけで、そこで腱や靭帯が早めに音を上げるというのは、もしかしたらヒューズが飛ぶのと同じような、安全装置の意味合いがあるのかもしれない。

 やはり痛みがある時は、動けるか動けないかの見極めは慎重にしましょう。
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