葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

アブローラー断念。

2020-07-05 12:05:48 | 養生

 先日、こんな記事を書いた。

 で、開脚とか壁をストッパー代わりにしてみるとか、色々試してはみたのである。
 しかし結果は思わしいものではなく、腰への妙な負担は減少しなかったのだ。
 そこでやむを得ず、アブローラーを中止してみると、日を追うごとに腰の調子が改善され、一週間もするとすっかり体が軽くなってしまった。

 いや、腰の痛みが無くなったわけではない。

 現時点で私は、脚前挙の他にブリッジや片手腕立て伏せに挑戦していて、どれもまだ未完成でヘロヘロのギリギリで負荷を調整しながらやっている。
 なので日常的に腰やら肩やらに微細な痛みがある。
 だがそれは「放っておいても問題ない」程度の痛みであり、少なくとも、日常の動きの質を低下させるほどではないのだ。

 話が少し脇道に逸れるが、筋肉に限界ギリギリの負荷をかけたり、そのことを優先するための動きで鍛えることを否定する考え方があって、まあ一理あるとは思うがそれはそれで効率が悪いのではないか、というのが原則的には私の立ち位置で、ただそんな風に考える方々は私がアブローラーに対して感じていること(いや、実は腕立て伏せについても時折「これって続けても大丈夫なんだろうか」と感じることがある)を、筋トレ全般について感じているのかもしれないなと思ったのだった。

 まあ実際には、もっと負荷を微調整したり、補強の筋トレをすれば、腰に悪影響が出ないようにアブローラーを使えるようにはなるのだろう。
 しかし私にとってアブローラーは、あくまでも手段であって目的ではない。
 なのに普段の動きに影響を与えるリスクを抱えてまで、時間と体力を使うのはコスパが悪過ぎる。

 というわけで、泣く泣くアブローラーをトレーニングから外すことにした。
 こうやってブログで宣言したのは、その方が「いやでもちょっとやってみるか」などという気を起こして、その度に体が重くなる危険を回避できるからである。

 やはり私にとってトレーニングギアの購入は鬼門ということか。

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