葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

寄り道シットアップ。

2021-01-31 10:55:56 | 養生

 これまでに何度も書いたが、シットアップという動きが苦手である。
 頭が大きいとか脚が短いとかいった身体的な不利は言わずもがなだし、動きの体裁を取り繕う意識が、肝心の腹筋に効かせる意識を疎かにするという悪循環を招いていたし。

 というわけで、シットアップよりも脚前挙や脚上挙に方針を変更してから、気が付くとほぼ一年が経過していた。
 エクササイズ系のブロガーやユーチューバーなら、「ここまで出来るようになりました!」なんていう記事か動画を連発しているのだろう。
 …が、残念ながら進歩は微々たるものだし、そういうコンセプトのブログでもないしねえ。

 まあ実際に続けてみて思うのだが、脚前挙の方が、体型のバランスの不利はシットアップよりも少ないと思う。
 出来ないのは単純に筋力と柔軟性の不足である。

 ところで、一般的にシットアップは膝を立てて行うわけだが、これは股関節を屈曲させて腸腰筋を緩め、その機能を低減することで、腰への負担軽減と腹筋への負荷を集中させることが狙いである。
 だったら股関節がしっかり屈曲されていれば、膝は伸びていてもいいんじゃないかと思い、食卓の下に潜り、テーブルの裏面を足で下から押し上げるような姿勢でのシットアップを、腹筋の基礎の底上げを目的としてつい先日までやっていた。

 この形だと、大腿直筋にも効いてる感じがあって面白かったのだが、腰への負担もそこそこあったし、仙骨周辺の皮膚に無駄な圧がかかって痛む感じもあった。
 …が、慣れてくるとそういった負担も減っていく。
 ではそのままシットアップを続けていくかというとそうでもなくて、今は腹筋は脚前挙に絞っている。

 まあいい寄り道をした、という感じだ。
 今後も脚上挙が出来るようになるまでに、色々寄り道をするのだろうか。

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