今回紹介するのは世田谷区にある富士見湯です。
最寄り駅は東急田園都市線/世田谷線の三軒茶屋駅で、徒歩8分程となります。
入口です。1文字ずつ型取った看板があります。
入口の床には建て替え前の姿を描いた?らしき昔ながらの銭湯のパネルが貼られています。謎ではありますが…
この富士見湯はマンションの下にあるタイプの銭湯なのですが、不動産情報サイトで調べたところそのマンションが建てられたのが1988年3月とのことですので、この時期に建てられた銭湯だと思われます。
脱衣所はかなり広めで、中央部にランニングマシン?まであります!ただし年代物らしく壊れたまま放置されていますね…でも足を動かすのは出来るから運動にはなるか…
洗い場にはシャンプーとボディソープの備え付けがあります。
大浴槽と、薬湯と、水風呂の3種類となっています。大浴場にはジェットバスもあります。また薬湯は寝風呂としても使えるように寝風呂によくあるような枕があります。
また何故か薬湯は赤と黄色のランプで光っていますが謎のセンスです…昭和っぽい感じはしますが…
露天風呂はありません。
休憩スペースはソファーがいくつも置いてありゆったりくつろげる空間となっていますが、このどこか薄暗い照明と雰囲気に、ふかふかのこのソファー…というのは何となく銭湯というよりかは昭和のホテルのロビーとか応接間に通ずる雰囲気があるようにも感じます。
この昭和ラグジュアリー?的な雰囲気好きですね~~
そしてテレビの左にはCDプレーヤー、アンプ、スピーカーといった昔ながらのオーディオ機器があります!しかしこのうちアンプとスピーカーがまさかのNEC製…正直かなりレアなやつですよこれは……(以下、銭湯オタクからオーディオオタクになりますごめんなさい)
NECってパソコンやサーバー、ルーターとかだけじゃなかったんですよ…冷蔵庫とかも手掛けてたり…
勿論92年まで使っていた旧ロゴです、何か今のロゴ変えて数年経ったあたりから没落したように思うのは気のせいでしょうか…
調べたらアンプとスピーカー共に88年頃の製品で、アンプがAV-7000D、スピーカーがS-40Wというらしいです。
でも通信機器のイメージが強いNECのステレオ買うのってどんなユーザーだったのでしょうか…ただし調べたところによるとブランド的な意味で他社に劣るもののコアなファンはいたと言われおり、特にA-10というアンプが名機と言われているようです…
上記の通り不動産情報によるとちょうど1988年に建てられたとのことですので、時期的にも一致しますね。
ちなみに上のパナソニックのCDプレーヤーは92年頃のSL-PG440という機種らしいです。