Hiro's Blog 3

さくら

新しいスタート

春から職場ごと引っ越しとなりました。それまでも諏訪湖の見える通勤路を自転車で走っていましたが、さらに先にある桜並木をこれから走ることになりました。今年の桜は各地で早い開花のようでしたが、信州では例年通りの開花で、諏訪では4月15日には満開になりました。4月は息子の誕生月で、生まれた時はちょうど桜が満開だったことをよく覚えています。

日本人は桜が大好きですよね。

昨今は温暖化のせいもあるのでしょうか。桜が開花すると暖かい陽気であっという間に満開になり、3日後にははらはらと散り始めました。桜が散り始めるとどこか物悲しく感じます。これも日本人ゆえの感情なのでしょうか。そんな時に、一通のメールをいただきました。親しくしていた人が亡くなったという、知人からのメールでした。

 

散る桜 残る桜も 散る桜

この歌は、江戸時代後期の曹洞宗の良寛(りょうかん)僧侶の作と伝わっています。この歌にはもちろんいろんな解釈があることと思いますが、私は、ごくわずかな違いはあっても、生ある私たちはやがて散ってゆきます。同じ散るさだめなら、咲いている今を一生懸命咲いてゆこう。と、解釈して、この歌と一緒に知人へ返信いたしました。

来週、特別養護老人ホームに入所している、東京の母に会いに行きます。

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