『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 24-3-1〜10

冬季札幌オリンピック招致の失敗を東京オリンピックのせいにするのはおかしい。もちろん影響はあっただろうが一部に過ぎない。もし、それが最大だと言うのなら札幌市も信用されてないと自ら認めていることになる。そうでなくてもそもそも余裕のない財源でやるべきではないとの意見を聞こうともしなかったし報告書にもない。無駄になった27億円の原因はここにある。
24-3-1


ロシアから届いた一筋の光。プーチン批判をしウクライナへの戦争に反対していたナワリヌイの葬儀が行われた教会前には市民らの長い列ができていたのだ。厳戒態勢が敷かれ逮捕も有り得るなかでの参加なので相当の覚悟がいたはず。そう考えると声を出せず行動できずにいる同調者が大勢いるのはまちがいない。それに対して、イスラエルからは一筋も届いて来ない。
24-3-2


アメリカの矛盾と偽善。アメリカはイスラエルのガザでの子供や市民の虐殺を支持するだけでなく加担しておいて支援物資を投下するという。まったく罪のない赤ちゃんや子供たちや市民を数限りなく殺した後に人道支援とは呆れ果てる。まずなにより先にイスラエルの暴挙をやめさせるべきなのにその国連決議にさえ反対している。支援物資はあからさまな偽善そのもの。
24-3-3


かなり以前の話だが「子供の頃の母との思い出はほとんどない」と言ったら「それはよかったね」と返されたことがある。嫌な思い出がないのは幸せだというのだ。たしかに母は生活を支えてくれた人の記憶はたくさんあるが嫌なものは特にない。自由に行動したい自分にとってはとてもありがたい母だった。ただひとつ耳の後ろをちゃんと洗えと言われたのはよく覚えている。
24-3-4


続き。その点父の影響は大きく物の見方や考え方はほとんど受け継いだ。そこにはアンチ巨人までも。でも、母同様に行動も選択も自由にさせてくれた。特別な関係だったのは田舎の小学校のため6年間の半分の3年は父が担任だったこと。家では父ちゃんで学校では先生だったが苦労もせず自然に受け入れていた。低学年のときに家で何度も注意されたのは箸の持ち方。
24-3-5


続き。5人兄弟姉妹の真ん中に生まれ育ったのも生き方に何かと影響している気がする。兄、姉、自分、妹、妹の順で兄は最初の子供で手を掛けただろうし姉は女の子で違った喜びもあり3番目となると少し慣れたところで妹ふたりは末っ子かとの思いもありかわいがったと思う。子供の頃からとにかく動き回るのが大好きだったので気軽に感じられる真ん中が嬉しかった。
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受刑者は認知症になりにくいとのこと。それは毎日刑務所内で仕事もこなし規則正しく生活しているためとそれなりの緊張感も保たれているのが原因のようだ。そして、独居高齢者も認知機能の低下による死亡度は低いという。家事の全てをひとりでこなすには思考と行動力が必要でそれを毎日使っていると衰える暇がないのがその理由。病気になってしまっては別だけど。
24-3-7


朝と夕方が随分明るくなってきたのが嬉しい。朝目覚めたときはカーテンの隙間から漏れ出る光の具合で時刻を予測するので明るくなってくれると助かる。これまでは6時頃に起きていたのが徐々に早くなっていきそうだ。夕方は出掛けていても明るいうちに家に帰れるのが嬉しい。そうなると時間に余裕ができた気分になれる。早いものでもう少しで春分の日を迎えられる。
24-3-8


春分の日が待ち遠しいのは陽の長さだけではない。雪解けも待ち遠しいのだ。それは雪かきから解放されたいためではなく、上を向いて歩きたいから。実は今季の始めに凍った道で2度も転んでしまってからはずっといつもより慎重に歩くようになっていたので例年より一層上を向いて歩きたい気持ちが強くなっている。二度あることは三度にならない内に早く春を迎えたい。
24-3-9


自民党の裏金問題はかなり根深い。長年に渡り大金を手にしても使途不明で済むというからあきれる。選挙に使ったと考えるのが自然だが使い道を答えられないのはやましいからだろう。それでも街の声では相変わらず他に投票する人がいないとの応えがある。その繰り返しの結果がこれで、議員は危機感を持っていないからこうなる。少なくとも危機感を持たせるのが大事。
24-3-10




















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