放射性廃棄物の最終処分の候補地を選定する調査に寿都町が検討すると表明した後、道知事が断固拒否の方針を示した。ならば、泊原発にも断固反対しているのかと問いたい。決してそうではないはずだ。核のゴミの排出には賛成しておいてゴミの処理はしたくないなんて矛盾している。その矛盾に真剣に向き合おうとしないで、後世に先送りする姿勢にこそ問題がある。
20-8-21
どうやら7月の涼しさを8月になって取り戻しているようだ。一瞬、秋の気配を感じたこともあったけど、それは気まぐれみたいで、予報では暑い日が続いている。来週には30度を超える日もありそうだから、残暑というよりは夏本番のつながりに感じる。つい先日「この暑さも過ぎると、懐かしくなってしまうんだよね」と話していたのだが懐かしむ秋の訪れはまだ先のよう。
20-8-22
遠い昔の個展の写真や記録がなかったりしてまとめに困っている。どうして作品の写真を残しておかなかったのか、今考えると不思議な気もするが、当時はその重要性を感じていなかっただけだろう。たとえ写真があっても制作年やどの個展のときかが不明だったりもする。なんせ40年近く前のことで難解なパズルを解く気分。パズルは楽しいけれどこっ ちはちっとも楽しくない。
20-8-23
スーパーでの買い物はお金をチャージする支払いにして半年以上が経ち、すっかり当たり前の行動になった。レジで現金のやり取りをするよりずっと簡単に済むから、ほとんど全てをカード払いにする人の気持ちもよくわかるようになった。その上ポイントが付くから現金払いより得になるわけだ。小銭の溜まっていた『いつもニコニコ現金払い』の時代はどんどん遠くに去っていく。
20-8-24
サンマ1匹が驚きの980円。近年不漁が続いていたが今年はさらに不漁のようで漁獲量は極端に減っている。もう大衆魚とは呼べない値段になってしまった。子供の頃、浦河では船から溢れるほど獲れて、港では水揚げの箱からこぼれ落ちたサンマを持ち帰ってもとがめられない状態だった。これはかなり昔の港町でのことで、今では信じられないような時代も確かにあった。
20-8-25
寿都町の町長が核のゴミの処理場の調査を検討すると表明したのは、議論を起こす意味から勇断とも言える。たとえ原発に全員が反対したとしてもいつかどこかの町や市の誰かが受け入れねばならない。これは避けようのない選択。ましてや原発に賛成している人にはその責任はさらに大きくのし掛かっているはず。それなのに他人事のような発言が多過ぎる。例外はどこにもない。
20-8-26
暑さに負けたというか、そうではなく、暑さを素直に受け入れたということか。今日も暑い日は続き、カンカン照りの下を歩く気になれず、いつもは歩く地下鉄駅までの道をバスに乗った。そして街では、汗が吹き出るのを避けるため、こちらも普段は使わないエスカレーターを利用した。ときには頑張り過ぎずに楽をするのも大事と思える歳になったわけだ。でも、その加減が問題。
20-8-27
また眼鏡が増えた。パソコンと向き合って1時間以上作業をすると頭がモヤモヤし始め、2時間を超えると目の奥に疲れがたまるようになっていたため何ヶ月か前から買わねばと思っていた眼鏡をようやく購入。二つの店で見比べていて、決め手になったのは一方の店のパソコンの光を弱めるブルーカットの料金が0円になったことだった。ちゃんと見比べて買う大切さを再認識した。
20-8-28
随分以前の使っていない歯ブラシが出てきて、ブラシの大きさに驚く。まるで2倍もありそうな大きさなのだ。どんな物にもその時代の流行りと良しとする形があるわけで、そのときはそれが自然で当たり前のものとして受け入れるから違和感は感じない。もったいない精神で使ってみると、ブラシの大きさゆえに自由に動かせなかった。でも、何年か後には今のがそうなるわけだ。
20-8-29
今朝5時に起きるとまだ暗く、灯りを付けねばならなかった。雨模様で雲に覆われていたとはいえここまで暗くなっているとは知らずにいたのでびっくり。この暗さに加え昨日とは打って変わってひんやりする空気も輪を掛けて秋の訪れを告げていた。急に寒気に包まれるあたりはさすが北海道で昨日までの暑さが嘘のよう。半袖ではいられない涼しさと夕方の早さが寂しさを誘う。
20-8-30
眼鏡の効果。2時間以上パソコンに向かっていても、以前のような目の疲れは出なくなった。ブルーライトカットのおかげと小さな字もスッキリ見えるようになったせいのようだ。これまでの眼鏡は今の自分の目の度数に合っておらず、焦点を合わせるのに苦労していた。とにかく、新しい眼鏡を手に入れたのは大正解。これからは安いので、その時の自分に合った眼鏡にしていきたい。
20-8-31