今週末、
ピアノ発表会のリハーサルを予定しています。毎年、ある程度広い会場を借りて生徒は演奏をします。
発表会は、約1カ月後。人前で演奏をするのには少し早い。との声もありますが(生徒)、このタイミングが大事だと思っています。
生徒の頭の中での設定は、最後まで弾けるようになるのが、12月頃でその頃に、曲想や、暗譜の事を考えます。
それでは間に合わないので、早目のリハーサルを行うのです。
もちろん最後まで演奏出来る事と、ある程度の表現が伝わる演奏。できる生徒はアンプ。
保護者の方も来てくださるので客席の雰囲気も感じながらの演奏です。
その時の演奏で、 しまった。。。と気付いたり、よし、この調子で。。。と思ったり、生徒みんなにスイッチが入るのです。
私も普段のレッスン室で聴く音の響きとの違いを確認するため、後ろの方で生徒の演奏を楽譜にチェックします。
お教室では、この1週間リハーサルが近いということで、かなり生徒達は練習をしているようです。
小さな生徒さんは、お辞儀の練習も必ずします。
顔をあげたままお辞儀をしたり、手がぶらぶらしていたり、どこでお辞儀をしたらよいのか分からずキョロキョロしたり。まあ、いろいろ。。。です。
発表会のつもり練習は大事です。
お子さんのピアノは、発表会に出る、クリスマス会で演奏する、合唱コンクールでピアノ伴奏をする、コンクールに出る。などの何か目的があると、たくさん練習をするきっかけになります。保護者の方は、おこさんの練習のサポートや、準備等できっと忙しくなることでしょう。
ピアノは、短期間で簡単にできてしまう、おけいこごとではありません。(片手、鍵盤を押すだけなら別ですが)
長い時間をかけて少しずつ、演奏のことだけではなく、音楽の勉強も同時進行しながら、習うおけいこです。
お子さんが成長しながら、じわじわと音楽の楽しさや喜びが自分のピアノ演奏をとうして感じることが出来るのです。
時間をかけて習得した音楽の知識や、演奏技術は、年齢関係なく一生の宝物です。
今では子供達が海外に行く機会も多いと思います。もちろん語学力も大事ですが音楽で交流する事は、案外多いものです。
音楽はとても大事、なものなのです。
発表会のリハーサルのお話にもどりまして。。。。。保護者の方々の焦りが、マックスにならないように、(お子さんの演奏にドキドキしないように)
発表会前の体験練習だから。。という気持ちで見守ってください。寒くなりましした。野塩教室のプチガーデン。ランタナ、シクラメン、ビオラ、で飾ります。