なかむらピアノ教室きよせ ピアノコンクールに参加の生徒リハーサル

ピアノコンクールの日が近づいてきました。
初めてコンクールに参加をする生徒のリハーサル、予選時より2回目。
演奏を聴くのは、参加をする生徒の保護者と(私の母）
コンクールを利用して、生徒の実力を少しでも伸ばそうと考え
参加を決めたコンクール。
感動的な予選通過をして、
次は、本選。
1曲を追求してさらに細かいところまで指導をしていく。
長い期間同じ曲を練習する小学生。
コピーをして注意を書きこまれた楽譜は２枚目。

先生、あきちゃったよ～
(素直な気持ち）
先生、本当に応援してるの？
(厳しいレッスンで不安になり確かめている）
来年はもう、コンクール出ない！(なぜか、顔はにこにこ！？）
(つらいと感じた練習を思い出している）

まだまだ、大丈夫かしら…と心配になる言葉が
生徒の口から、あふれてくる。

でも、口から出てくるから良しとしています。
全部聞いて受け止めて、言われた事に　こちらからはあまり多くは言いません。
まだ、小学生なのに、(大人だって避けてしまうような内容の挑戦）
たくさん不安を感じて、挑戦しようと頑張っている。
本当に、最後まであきらめずに挑戦してほしいと思います。

お母さんから、
先生本当にありがとうございました。
　　？
あっ…お母さん、　本選はこれからです・・・・・
まだ、終わっていないですよ。

生徒がピアノの指導を受けた後は、お母さんが自宅で子どもの練習をみています。
一生懸命、何回も何回も間違えた練習をしていたら、上手になるどころか、
。。。。ダメになります。家での練習は、本当に大事なんです。
レッスン中、楽譜に書きこみ、家での練習方法を確かめ、最後に何に注意して練習をしてくるか？本人に言わせます。
そして、家に帰ったらすぐに復習しないと、簡単に忘れてしまう。ほぼ、習い事すべてに共通するかしら。・・・（お母さん達頑張るところですね。）

肝心の演奏の方は、あまり言わないように…と、本選が近いので思うのですが、
気がつけば、言っていました。
次に進むというのではなく、本選の空気に負けないように
しっかりと、どのように演奏するかを考えながら
集中して演奏が終えるように。

初めてのコンクールなのですから。

私が子供のころ、本当に厳しい母でしたが、

あんなに上手になって・・・・
もう、じゅうぶんよ～
よくがんばったね。

まだわからない結果ばかりを考えず、
本当に生徒のピアノが上達した事に
嬉しく思う時間でした。

残りの時間を頑張って欲しいと思います。