大きな生徒のピアノレッスン。
小さな頃からお耳が良い生徒でしたが、
発表会で弾く曲の仕上げに入り、上手に演奏が出来るようになってきたところで
先生、ここら辺を変えてもいい?
あ、こっちの方も・・・
と、部分的に音をもっと入れたいというのです。
この楽譜通りだとつまらないな。
生徒は言います。
たいがいの生徒は、自分で音を考えたりすることは苦手。
エレクトーンを習っていた子供は違うのですが、(得意)
難しい楽譜を忠実に、正しく習ってくるというレッスンなので なかなか音を考える機会もないことでしょう。
ただ、クラシックの楽譜は難しいのでエレクトーンの先生達はクラシックピアノ曲に憧れをもっているようですね。
出来るなら 両方出来るのが良いです。
なので、私は両方出来るように工夫をしておりますが・・・
違うアレンジを演奏しているものを、どこかで聴いてきて
耳コピをして、すべてを覚え弾いていました。
生徒は、全体のバランスは考えていなかったようで
バランスが良いように、その場で音を考えてプラスしてあげました。本人も納得!!
このような生徒、まだいます。
ピアノを楽しむ範囲がどんどん広がって
とっても楽しそうです。
ただ、長くピアノを続けられた生徒に限られますが・・・
ピアノリハーサルは2日後。
お姉さん生徒。だいじょうぶかな?あんなに変えてしまったけど
彼女なら、弾いてしまいそうです。