もう、ここ数年ずっと思っていた事ですが
学校の行事でのピアノ伴奏・・・
ピアノ伴奏者に選ばれたり
また、練習を頑張って賞をいただいたり
生徒のやる気が出るきっかけを作って
よい事だと思いますが
なんだか最近・・・
生徒に無理を承知でお願いをするケースがあまりにも多くて
ちょっと、困ります。
ピアノ教室では、
ほとんど、音大ピアノ科の先生がお教室を開いている事が多いのですが
(教育科、声楽科、一般大学の方も、それぞれの得意なものを生かされてお教室をしています。)
学校の音楽の先生も
皆さんがピアノ科ではないと思いますが
ピアノ伴奏の楽譜を、生徒に頼む場合
仕上げる期間や、楽譜の難易度など、本当に生徒の事をおもっていただけているのかしら?と
疑問に思う事があります。
簡単にしていいから・・・
そう、言われることもあるそうで
えっ?
とにかく、間に合わせたい事は十分わかりますが
てきとうに。
かんたんに。
この言葉は、言うのも簡単ですが
実際にする事は
しっかりと、音楽の勉強ができている人でないと
なかなか出来ることではありません
ジャズピアノ演奏も・・・
適当に、めちゃめちゃに演奏をして、よくできるよね・・・
と、生徒や、保護者の方から聞く言葉ですが
簡単にできるわけありません。
しっかりとした理論があり
とても大変な内容を覚え、
難しいのです。
話は少しそれましたが
適当に。なんて、そんな無責任な言葉はありません。
たとえ、弾きやすいように楽譜を直していただいたとしても
期間が短い。
学校内の行事ですから
お楽しみ会とは、わけがちがうでしょうね。
緊張も伴う演奏ですから・・・
先生・・・助けて下さい。
と、今年もありました・・・
(1人ではありません)
学校のピアノ伴奏はレッスンでも、よくみますし、
生徒達も頑張っていますが
引き算方式で
頼む側は生徒の事を思って、練習の事をもう少し考えて欲しい。と思うのです。
大きな生徒達は
部活や、勉強で、頭の中はパンパン
ピアノの先生が何とかしてくれるって思っているみたいですよ~
保護者の方の言葉が気になります。
演奏しやすい簡単な伴奏楽譜を作って
準備しておいた方がいいかしら・・・