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なかむらピアノ教室きよせ  運動能力とピアノ

2016-09-13 | ともこ先生がレッスンで思うこと

ピアノを学生時代から教えてきて、ずっと思っている事があります。

それは、運動能力(リズム感・筋肉)とピアノ演奏の関係です。

私は、もちろん何かの運動選手ではありませんが
小学生の頃は、毎朝6時に起きて外を走り体を鍛えていました。
(教育ママゴンであった母が厳しくて・・・
水泳、バスケットクラブ、ピアノ以外にスポーツのおけいこに行っていました。

毎日、つらかったマラソンのおかげで
もうすぐ行われる、清瀬市のマラソン大会に3位入賞もできました。

笑えるお話では
清瀬市であった、腕相撲大会でも3位になりました。(男女区別なし)
お話はそれましたが・・・

大きな生徒のピアノレッスンで
オクターブがつかめない、
和音をつかめない・・・

先生、私握力・・・全然ないんです・・・

どれどれ?私の手を遠慮なしに思いきり握ってごらん?というと

ううう~っと、一生懸命握っているようですが
何も、痛くない。というより、さわられているだけのような・・・。

こ、これでは・・・いけない・・・と
出来ないから避ける。は、あまり好きではないので

あえて、考えながら鍛えられそうな曲を与えて練習をしてもらいます。

曲のレベルが上がってくると

音の飛躍
オクターブ
複雑な和音
複雑なリズム

こうなると、もはや静かにイスに座り
鍵盤の上で指を動かすだけでは出来ないのです。

体をフルに使って演奏をするのよ。

生徒にはいつも、そう言っています。
細かいですが
チェックポイントはいくつもあります。

ピアノは手だけの問題ではありませんから
体を使う事では
運動との共通点はいくつもあります。

小学生男の子。
最近、野球を始めて
練習が余り出来なくなってしまったとお困りな様子もありましたが

ピアノの音が良くなって
つかめていなかった和音が
しっかりと鍵盤をつかみ・・・
良くなっていました。なぜか?手に筋肉がついてきたのです。

私のお教室は、わりに元気な生徒が多いのですが
スポーツとピアノをセットでの相性の良いおけいこの組み合わせはおすすめです。

なんだか、私が言うと素直に聞きづらくなりますでしょうか・・・
ピアノレッスンで子供達を見てきて
ずっと、感じている事です。
もちろん、力、筋肉だけがあれば演奏が上手になるわけではありませんから誤解は、なさらないように・・・。


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