小さなピアニストを育てるなかむらピアノ教室です。
小学校、中学校と
合唱の伴奏を生徒に任せる事が多くなってきております。
学校の音楽の先生が
オーディションとして伴奏者を選びますが
子供達には、ピアノ発表の場とは違う気持ちがそこにはあります。
選ばれる為に、他の子供達の演奏と比較されなければならないのです。
何年も前から・・・準備をしている子供もいるそうです。
先生、オーディション受けたいと思って・・・。と、
そう、言ってきた生徒はオーディションまでの日にちが残りわずかでした。
えええっ!と、心の中の気持ち。
でも・・・チャレンジしたい子供の気持ち、大事にしたかったのです・・・
生徒が持ってきた楽譜。いい加減になっていた指番号から直し
出来る限りの事を伝えました。
生徒はとても頑張りましたから
想像以上に上達をしました。
初めてのチャレンジ。
もし、うまくいかなかったら…。のお話もしました。
頑張ってもうまくいかない事もある・・・
きっと、大人になるまでにたくさん経験するかもしれません。
結果は、残念・・・。
練習表を見ると、オーディションの日から数日間練習なし。
落ち込んでた。と、生徒。
でも、そのあと練習再開。
伴奏は、ソロ演奏とは違うもの。
どうして失敗をしてしまったのか、自己分析もしっかりしていました。
また、新しい目標が出来たようです。
合唱の伴奏を頑張ったり、コンクールに出たり、
評価される事を恐れずに
更なるステップに向かい力強く頑張っている生徒もいます。