先日、フェイスブックの友達のお薦め本”平穏死~口から食べられなくなったらどうしますか~”の紹介をみて、興味が沸き早速注文!これまで高齢者の老衰に対する考え方や、延命処置や胃ろう、食事摂取から看取りケアについて知っていることが全てひっくり返されてしまった、、、
先人たちは、自然の中で暮らし、自然と共に生活してきた。生があり、年をとれば死がある。ごくごく自然の成り行きで、当たり前に死を向かえる。もちろん現代のように医療の延命処置などはないので、寝たきりで長生きすることはなかっただろう。
高齢になり、心身機能が衰え、食も細くなり、ついには食事を摂ることができず死を迎える。しかしそれは悲しいことではなく、自然の摂理であり、誰もがそうなる。 (内容を語るにはブログの記事では足りないので、みなさん是非購入しましょう)
著者である石飛幸三先生自身が、老人ホームで専属の医者として勤務し、現場での取り組みや自身の葛藤、現在の看取りケア、高齢者医療について疑問を投げかける内容で、私は強く感銘を受けました!!とにかく凄い本です!!医療・介護従事者に限らず、全ての人に関ってくる事なので、一人でも多くの方が、この本を読んで考えるきっかけになればと思います!!!
そして!!なんとなんと、今週8月11日(土)に、著者である石飛幸三先生の講演があります。なんというタイミング!!!!!
「看取りについて考えよう」
時;2012年8月11日(土) 午後2時30分開演
場所;浦添市てだこホール(小ホール)
※入場無料です!!