さぁカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン！

アニメの話。
昨日の深夜帯(正確には今日の深夜)、「てさぐれ！部活もの　すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」というアニメを偶然見た。
最初見た時は、「なんだこのカックカクのモデリング・・・」と思ったが、それ以上に声優陣のフリーダムなアドリブが非常に凄い。
話の展開としては、最初に緩い台本があり、お題が出た瞬間そこからは声優のアドリブだけで話が進んでいく。

この声優のアドリブがとにかくヨゴレだ。絶望的にヨゴレている。
「金で乳を揉む」という最近の深夜バラエティも躊躇しそうな文言を平然と突っ込んでくる。
非常に素晴らしい。

後々調べてみると、この番組はもう3期目らしい。
1期や2期が非常に気になる。時期を見てレンタルして来ようと思う。
また、今回は講談社から発売中の月刊少年シリウスで連載中の『みならい女神プルプルんシャルム』とのコラボレーション作品となっており、同作品からのキャラクターもアドリブでやり取りをしている。

更に、この番組はそれだけでは終わらない。
僕が見たのは日テレだったのだが、その後のニコ生版も視聴してしまった。
そして、衝撃はそのニコ生版で訪れた。
ニコ生版は放送終了後、ラジオがあったのだ。

てさぐれ！ラジオもの #25


このラジオ版が本当にすごい。
「クッソつまんないわよね！1話！」とか言ってる。
自分からDISっていくのか(困惑)

その後も往年のガキの使いかと思うくらいの自由なトークを繰り広げる声優たち。
例えば「てさ部は一言で表すと何アニメだと思いますか？」という質問に対しての回答。

「下ネタアニメじゃないの？」
「ウンコアニメ！(食い気味)」
「なんか色んな意味でクソアニメよね！(直球)」
「スタッフもクソだしキャストもクソよ！(暴露)」
「(コラボ先のプルプルんシャルムに対して)私たちが全部吸収して、出していきましょう。そう、クソに変えてあげるから(ニッコリ)」

すごい、もう本当にすごい。
「放送できる範囲の単語で教えてください」っていう前置きがあったのにこの直球っぷり。
良い。凄い好き。
今ではPTAやBPOの目が厳しく、化石状態になってしまった深夜番組特有の毒のある言葉の掛け合い。
たまらねえ、たまらねえよ。

その後のラジオでも毛と乳の話が大方を占めるという混沌っぷりを見せつけ、僕の心を奪っていったのである。
この段階で既に僕は2話以降を予約し、ニコ生版もタイムシフト予約してしまったのである。

僕の中での春期のポルノ枠がダンまちなら、ヨゴレ枠筆頭はこのてさ部になった。
2話以降もそのヨゴレパンクっぷりを全開で出していってほしい。